20150512

Report|instruction2015_1 by 'c speed

ロードレーサーに乗る サイクリストの 「専門的な練習」  そんな練習会です

僕の理屈満載な 『脳の細胞と 筋肉の繊維を 使い まわす!』 コレ 基本で・・・ 意味の解らないことは やらない! 理解できない動きは しない! むやみなことは サクッと捨てる・・・ そんな 同じ想いのサイクリストどうしが集結して 目的に向かい 今日 1日 シースピードさんに企画して戴きました


①ギア比「2.8」 ペースライン 回転の基礎
②「中間繊維(Type2a)」の強化 40km/h Even
③ギア比「3.1」 40km/h keep 負荷を掛けた回転練習
④ゆっくり登る
⑤SFR(Slow Frequency Revolutions)

カーボン素材のフレームの進化で 「踏めば進む」 そんな機材に頼り めっきり 脚をまわす必要性が失われかけている国内の事情は もう 深刻・・・!

「回さなくったって 踏みゃ 早く走れるんだから・・・」 って ガッツリ 太もも ふくらはぎ 大っきくして? でも 欧州のプロ そう 女の子だって ふくらはぎ 『棒!』 じゃん! 踏むだけで早く走れる自転車 まわせれば もっと速く 走れんじゃん(笑)

脚は 細く 綺麗に・・・! 無駄な筋力 必要のない筋肉は 削る! 1000Wで 45km/h? いやいや 200Wで 50km/hで走ろうよ・・・ (※のんびり加速しているようではないです 念のため)

出し切らないよう 積極的に 負荷を掛ける・・・!


ギア比「2.8」 ペースライン 回転の基礎(フラット)
酸化系の筋繊維(Type1)を強化 使う容積を増やし 内呼吸の強化につながり 筋繊維を 想う意識の通りに丁寧に使うことにより 繊細なスピードコントロール 負荷の調整を自覚し自在に操ることは ペダルの回転の基礎 ロードレーサーに乗るために 絶対に必要な 身につけないと 話しにならない技術です (※内呼吸:パワーの回復のための仕組みでもある)

「中間繊維(Type2a)」の強化 40km/h Even(フラット)
ギア比は 各自に任せて 概ね OUT(53)-16(15・・・) とにかく 『出し切らないように負荷を掛ける』 微妙な向かい風 わずかな勾配でも 『負荷を一定に・・・』 コレ 死守! もがいちゃ ダメ・・・ スピード(負荷)を上げては 練習になりません(自分の走っているスピード 自覚できないと 話しになりません) ひたすら 踏まずに 楽に回す!(とっても 楽ではないっすけど(笑)) スピード練習の トップスピードを向上させるための 下地 地脚を創る・・・ (必死に踏んでいるようでは この手前の練習からです) また 決して「ちぎりあいになっては この練習の効果 意味がなくなります

ギア比「3.1」 負荷を掛けた回転練習(フラット)
OUT(53 or 52)-17固定して 40km/h Keep 『負荷を掛けて 脚をまわす』 実戦から言うなら レース中に 「ギアを掛けると踏めない」 「ギアを落としても回らない」 こんな経験をしたサイクリストだったら解ると想う! 「こんな想いをしたくない・・・」 そんな練習 スピード練習の基礎
(登りの上がり切るあたり スピードが少し上がる区間とか・・・ フフ)

ゆっくり登る(山岳)
まずは「楽に登る」 疲れない 休むダンシングから 丁寧に負荷を掛け・・・ 急斜面では抑えて 緩斜面で加速する この加速する時に 『ギア比「3.1」 負荷を掛けた回転練習』の時の練習で使った脚 負荷 回転の脚を使う・・・ 登りの 「LSD」 ココから始め フラットでの「スピード練習」の 脚の使い方で 加速の練習につなげる・・・! 結局は フラットでのスピードが向上できなければ 登りの負荷 登りのスピードの向上も見込めないってことなんだ

SFR(Slow Frequency Revolutions)(山岳)
今回の峠は 10%~13%(時折7%)なので ギア比 OUT(53 or 52)-15 ケイデンス(回転数) 35回/(1分間)程度 シッティングで・・・ 決して チカラ任せにならないよう(踏んでいるだけでは進みませんね(笑)) 集中して わずかな区間でも・・・ 動きが遅くなるので 意識できる 脚 身体の 使うべく部位 筋繊維を 脳でも認識しながら 運動神経の命令系統の練習にもなる パワートレーニング



『脳のメモリーに刻み込む 書き込む練習』 座学と理屈 僕の いっつもの 悪られをつきながら(ノイズで すみません みんな) でもやっぱ 妥協は いやなので 言いたいこと 言いたい放題で みんなに お付き合いを戴きました・・・

中間繊維の練習では ボク自身 自分の 脚の状態を診る(確認の)ため ギアを1枚「落として」 また「上げて」 負荷と回転を試してみた・・・ 「53-16」で走っていて 『「15」に上げても 踏み込まずまわせるか』 また  『「17」に落としても 脚を休めながら 楽に まわるか』 ん~ 大丈夫(笑) フフフ! やっと 少しくらいは おもしろくなってきましたねぇ~ へへ
 
って言うか ”スチールフレームに乗っているから 「まわす」とか言ってるんじゃん・・・” だったら カーボンフレームに 乗っちゃう? ん~ (ヤバイよ)速くなっちゃうよ~ って 若干宣言(笑) まあまあ・・・

今日は こんな熱い奴らと一緒にすごし 多くの声も入ってきて・・・ いま抱える 大きな課題も鮮明にもなってきた! 想いを抱くサイクリストが 迷うことなく 目的の練習ができる環境が 本当に 「無い?」 この事実は 業界全体が 本気で(?)取り組まないと サイクリストは離れて行ってしまうことと レースで勝ちたい 速く走りたいと想う奴らも 半端な情報環境から得た 怪しい解釈の練習では いつまでたっても ちっとも速くなれなくって まったく 夢も希望も その先がない・・・

この奴らのスピリッツ 熱い想い 絶対に ほんのわずかでも 削ってしまったり 失ってしまうことのないよう ソフトの提供 環境の構築 妥協せずに してまいります



撮影協力:吉岡 晋さん
http://yosssshy.wix.com/current-superb


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