「Life management(ライフマネジメント)」着々と刻みつつ 育成事業の厳しい事情 その現実を突き付けられ この事実を含めてのマネジメントが オレのタイムテーブルなのかと 腹を決めて組んでいることとして 潔く汲んでいく
えぇ~と『自転車レースを「1」から教える』ずっと言い続けている「基礎練習」を説いてきたんだけど 実はもっと手前から さかのぼらないと「1」にすら辿り着かない実態を目の当たりにする 脳が酸欠になってきて気を失いそうな 空を仰ぐ 練習以前に「(ドロップ)ハンドルの下を持つ」から教えないとならない ハンドルの下を握ってレースができない選手へ トップスピードを説いても 魅ている風景(魅ている場所)まるっきり違うので 解説(話し)が嚙み合わないのもしかたない これまでしてきている練習?単なる運動?「負荷」などには全く至っていないサマが眼に浮かぶ 更に「ハンドルを引く」ハンドルの下を握って出力することの理解にも程遠い訳で 自転車レースで勝った負けた「勝ち方を教える」オレはいったい 何のために存在しているのか自分に問う日々だ
スタート直後から抜け出し オールフラット AV50km/h (53-14 15) 結局ラストはベルギーの選手に やられちゃったんだけど 100㎞以上 まあ当然 途中では小競り合いも展開 何度もアタックが繰り返し間髪なく 個々に抜け出そうと 最終的には単独でのフィニッシュを目指す選手たち だからこそ逃げ切ることができる 自転車レースの最もポピュラーなレース展開 観ている奴らが思わずコブシを握る魅せるレース 走っている俺らがイチバン楽しんでいるってことだ
まあ「仲良く先頭交代」有り得ない訳で「隙あらば抜け出す」息を抜けないレース 逃げ切る気で抜け出す選手たちな訳で 最終的には「1人で逃げ切る」 既にメイン集団との距離(タイムギャップ)マージンがあっても『個人のレース』チギッって勝つ 勝ちを確実にすることと 勝ち方にこだわる走り 勝ち上がっていく選手の資質ってことになるんだ
(レースで)「時速60㎞/hまで加速し55㎞/hで維持」AV50km/hでの展開から 何度も繰り返し 1人になるまで繰り返す 何十回でも繰り返す(レースの負荷で100㎞走った練習の途中とラストに何回も)このリアルな走りと この走りから湧くメンタルからは 後ろを振り返る習慣などは元から生まれない なぜなら「逃げ切る」と決めているから レースで こんな走りがしたいから そのための練習をする訳で そもそも高速巡行(降りでもフラットでも)高速でコーナーへ突っ込み フルブレーキから最低限の減速 立ち上がったらたらたフル加速 また繰り返されるアタックと ハンドルの上を握っていては とてもじゃないけどレースに及ばない
そう オムニアム(スクラッチ / テンポレース / エミネーション / ポイントレース)トラックレースを走らせれば オレが思う不可解で奇怪な愚問は消え失せる
まあ机上で愚問の妄想をしていると脳が倦むので どうせ妄想の渦に巻かれるのなら 妖艶な娘を眼の前にし サイクリストの血液を摂取する習慣 すっかり乗る時間も削がれてきているので 身に着けるライフマネージメントのカタチってこと まあでも時間は止まってはくれない 時間を追い駆けるなどといったグズは オレ的に絶対にできない訳で やっぱ逃げに いまの時間より先に飛び出すことに徹したい限り 「走っている俺らがイチバン楽しんでいるってこと」教えてやりたいと切に想う
【2023.03.15】追記
現TOJ(オールフラット)スタート直後から逃げ(写真の手前の右がオレ)逃げ切ったけど 勝てなかったリザルト オレ的には登りの専門家なんだけど 国内程度の平地のスピード 結局「AV50㎞/h」程度 欧州へ臨む最低限の条件だと その当時から確信している
charipro SeijiSaito
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