アナトミカルアダプテーション
(Anatomical Adaptation)
ケガ または故障から 復帰のためのプログラムのこと
パーソナルトレーナー アスレチックトレーナー 理学療法師 (アスリートを診ている)マッサなど プロの仕事をしている方々なら 身に着けている施法の 1つ・・・
医師の診断 治療が前提の施術です
僕のところにも そうした方も多く来てもらってて・・・ 緻密に繊細なヒアリングを慎重に 心底までの読み取りと また 語ることができないカラダへも同様に問い探り 施術を分析する
でもまぁ~ 繊細な仕事とになるので 経験 キャリアがモノを言う・・・
今回もまた ボク自身を施術する・・・ もう幾度 みなさんの施術も常時重なっているので 同時進行(笑) アスリートのケガって 「本当に治るの?」 そうしたメンタルマネージメントも 本当に大切で まあ 事故などの外傷は別にして ケガ(故障)って 単に修復をするだけでは 「まだ半分」なんだ! ケガは 「なぜケガ(故障)をしたか」 その原因 また その原因に至った経緯と その先 復帰した後のパフォーマンスで 繰り返すことがないよう これもまた 緻密な分析ができなければ 意味をなさないんだ さらに言うなら 個々に異なる すべての事情まで研究し尽くすことが プロの仕事ってこと
さて 若干?痩せた脚? 僕の施術・・・ (その 1つだけ)
「筋力」 いわゆる 筋収縮のチカラの計算では 筋繊維の (垂直)断面積と正比例するんだけど・・・ なので (筋繊維の細い)太くならない 酸化系(Type1)の筋繊維を強化するよりも 解糖系(Type2(主にType2b))の筋繊維を強化することで 筋繊維は負荷に応じて肥大する仕組みがあることから パワーを身に着けるには 筋肥大の方向へ向く (一般的な考え) でもコレ ロードレースの選手には 直結しない! (トッププロの専門性によっては異なるけど)
でも 競技スポーツでは パワーが(単純に筋繊維を肥大 太くすることが) パフォーマンスに直結するわけではなく また 筋力といった数値(ワット)と パワーも連動しない(正比例しない) まあ だから 「チカラ」の数値(ワット)を パワーで表現することも 意味をなさないんだ! もっと言いかえるなら 「500W(ワット)で 45kmph巡航」 よりも 「300Wで 50kmph巡航」できれば 後者の方が 「エネルギー供給の仕組み」より 自身のパフォーマンスでは 低いパーセンテージで(余力を多く残すことで) 走ることができるってことになる
ようは 単純ではないってことでぇ~
「的を得た」 「目的に必要な」 そのために 関節を動かす筋肉を 必要な可動域と軌道 アライメントで身体を使うことができるよう 脳からの生体神経の 命令系統を 完全に正比例させることができるよう トレーニング 練習を積む・・・ だから 必要のない筋肉は マジで バラストにすぎない
サイクリストにとって 「必要最小限で必要最大の筋肉」とは・・・ ①OBLA(AT) 最高巡航速度(スピード) ②加速 スプリント ③クライミング ザックリ この 3つ! (あとこれに 4番目に 「レースセンス」(テクニックも含め) 5番目に 「人を魅了する能力」 ってのが 『サイクリストの能力』と ボクはサイトで書いています) フィジカル面での動きに 個人の得意によって この3つの割合は異なってはくるんだけど この3つは 絶対に必要な要素なので (レベルを問わず) 1つでも欠けてはならないんだ
筋肉の繊維も 上に書いた 2つ!(酸化系と解糖系) でも 専門的には 中間繊維(Type2a)も しっかりと使えることも 結局は必要となってくるので 3つってことになる・・・ そうそう いつも言っている 『200個の骨 300ヶ所の関節 600種の筋肉には 3種類の筋繊維が存在し 随意筋と不随意筋を 60兆個の神経細胞の 脳からの生体神経により 命令系統で支配され さらに すべての ヒトにより その状態からも 個々に「動き」は異なる』 その動きのことを (もう一度言うと)『的を得た 目的に必要な 必要最小限で必要最大の筋肉』 多くの練習方法(メソッド)から 自身の可能性 潜在性を引き出すことを追及する
さて 若干 痩せてしまった 削がれた脚に これからは 単純に 「たし算をするだけ」 難しいことはなくって・・・ (でも 無駄な何かを加えないよう 要注意!) そう 「たすだけの練習」 基本技術を積みかさね 丁寧に磨いていくだけ・・・ まあまた 研ぎきるまでには 多くの時間が必要なんだけど 結局は 「基本技術を繰り返す」 そんな練習ができなければ その先を魅ることはできない だよねぇ~ フフ
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