20181221

診断(原因 評価 診たて 検算 施術 処方) 20181218

この日 ヒザの不具合を抱える方との初診 

既にMRIまでは済んでいて 患部の症状は確認済 症例として「(内側)半月板の摩耗と損傷」医師からは 一つ覚えの「変形性なんちゃら・・・」と告げられていて ようは患者に諦めろ宣言を押し付けているサマだ

まずは「評価」だ

痛みを抱える方とのコミュニケーション 明るい笑顔で向き合える訳はなく ネガティブと(様々な)不信感を 痛み以上に抱えてくるわけで 怯むことなく向き合えるようになっても 未だ初診では 医学書を視るようになった頃の高校生の? 新米のパーソナルトレーナーの頃のように?「オレに解るのか?」そんな思いから始まる 診る自信がないわけではなく「0(ゼロ)からの想い」いつでもココから 多少のヒアリング(かなり繊細に)タイミングを測りカラダを触り始める 患部や症状が解っていても「全身の診治し」その確認作業から コレ基本中の基本! まずは僅かな「反射」を触診からの感覚と 筋肉の繊維から伝わる柔軟とアライメント 反射とは別に脳への反応を 意識との反応の確認作業 可能な限りのアプローチで検算を繰り返す 筋繊維の反応と脳への信号には時間を掛けて 無用な推測はクリアにして実際のカラダから伝わる情報のみ詳細に診る 診始める毎に 脳内の白紙の紙に描くように書き込む作業となり 情報収集を的を外さずに徹底的に書き込作業 この基礎作業からでないと解けない訳で 作業開始と同時に「0」からサクサクと 事実と情報が伝わってきて 津々と触角が冴えわたる

ただ聴く『200個の骨 300ヶ所の関節 600種の筋肉には3種類の筋繊維が存在し 骨と筋肉は腱により 骨と骨は靭帯によりそれぞれがつながり 随意筋(随意運動)と不随意筋(不随意運動 反射を含め)60兆個の神経細胞で脳からの生体神経により命令系統で支配された「動き」精神面でのコミュニケートと共に傾ける』唯々と 

まあ「60分」これだけの時間があれば 少しは診ることができる(選手のメディカルチェックでは最低3時間)患者とのコミュニケーションも豊かになり 評価とと共に原因も診えてくる訳で 限られた時間での検算も利き「診たて」今日の結論が組み立てられ明確に生み出されてくる でも実際には評価の全てを伝えることはなく この僅かな時間での施術で既に 本人へ伝わる情報と現実(現状の自身のカラダの状態)の自覚を 脳での理解が充分に認識され その理論と仕組みの解説と共に解る結果より「痛みの原因」その根源の理解を 僕が告げる以前に本人が認識する結果となるので 曖昧な病名を告げることなく『「根本的に治す」そのために』前向きに取り組むといった結果が導かれる訳だ

たぶん「診るセンス」もあるのかもしれないけど 痛みやケガって「本人が治す」結局はココに辿り着く 単純に痛みの除去だけ考えているようでは 根本的な解決に辿り着くことはなく 結局はカラダの修復に携わる基本では 骨格筋の仕組み出のアプローチだけでは話しにならなくって 筋繊維と内分泌を診ることも必要で 赤血球の生成と死滅のサイクル「120日」のスパンでの時間に対するアプローチを 患者自身が理解し納得できるようにまで聴いてもらうことができなければ治療にはつながらないんだ 「(完治までの)リハビリテーション」って時間がとっても必要で(素敵な話として余談だけど 4年掛かってLSDの仕組みを理解するサイクリストがいたりと)本人が実行し続ける大切さを述べています 僕らは唯々『いまはこうで こうすれば こうなる』こうした診たてを間違えないよう評価し 専門家として導くことが大切な仕事ってこと

パーソナルトレーナーを開始した当初より (痛みの改善は完了している)捻挫からの可動域修復に「2年」と告げるなど 完治に向けた時間へのアプローチはブレルことなく現在も履行していて 当時は しっかりと導くことができず (そんな時間を告げ)離れて行ってしまう場合もあるんだけど いま現在となっては 特に昨年から今季と本当に恵まれ (基礎を基盤に)最新の技術と知識を学ぶ環境と 運よく多くの臨床の経験 その検算とアップデートから 遠慮することなく怯むことなく 時間へのアプローチを案内できるようになったかな

この日の貴重な臨床経験 今後につなげてまいります


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