20230903

TEAM meeting|山中湖サイクリングチーム


 ラヴニール(Tour de l'Avenir | 2.NC U23)メキシコ出身の選手が圧勝(U23 2年目)サンマリノ(伊)アマチュアチーム(A.R. Monex Pro Cycling Team)所属 数年前までは(ラブニール)プロへの登竜門と言われていたレースだったが 現在では既にプロチーム(WT PT)に所属する選手(また来季よりWT PTと複数年契約が決まっている選手)が ワールドツアーの『レースの練習』試す土壌となっている なので登竜門と言うよりも まだプロ行きが決まっていない選手の挑戦する敗者復活戦の場 ただ今回 圧勝したメキシコの選手は ラブニールを走る前より 既にエージェント(プロチーム)との話しは履行中のようだ

近年の欧州では「Junior(U19)」この2年間でプロ行き才能が見極められてる時代 ジュニアの翌年(U23_1年目)からプロ(WT PT)へ行く選手も現れ始めて来ていて 直接プロチームとの契約ではなく WT傘下の「Development(Continental)」を経由し(選手によってはフィルターを掛けられる) または「U23 Continental」完全にプロへの通過点としてチームに所属し(1シーズンで去りWTへ行く選手も) 現在では「トレーニー」として直接チームとジョイントする契約とは別にプロへの経路も「育成」手厚いのか厳しいフィルターなのか 選手の能力 伸びしろが図られる時代とも言える まあでも ココに書いた道程どれも「給料をもらって走る」訳で 既にプロ扱いの選手 カネをもらえるだけの脚 その走りができることが前提になる訳だ 

プロまでのプロセス 数年前までは「U23」4年間で「カラダの準備(プロのレースで闘うためのフィジカル面とメンタル面と諸々)」この期間で身に着ける猶予があり 選手はみな「22歳まで」合言葉にプロを目指すことがスタンダードだったが 現在では(既に今季からジュニアギアの撤廃)ジュニア期のギア比制限も解放されたように「U19」の2年の期間で「プロと闘うための準備」を整えることができていないと プロへのアクセスを辿ることができない時代になってきている

【注釈】ワールドプロツアーチーム(WT)また プロチーム(PT)に所属している選手を「プロ選手」と呼び プロカテゴリーのツアーでスケジュールが組まれ年間転戦する 自転車選手のプロになるためには「U23(22歳)」までと一定の期限が設けられていて この年齢制限は人間が(幼少期より)成長期から成人に達する年齢「20歳」ようは成長が止まる年齢 またはカラダが完成する年齢 筋肉の繊維の数 内分泌 消化吸収の仕組み エネルギー供給の仕組み 身長体重(自転車選手は骨格筋次第で選手の役割が異なる)などの成長が完了する年齢までに 身体的な才能を図られ(個人の肉体的才能)が判断され プロになれるのか なる才能がないのか レースの結果とあわせ判断される ただ肉体年齢と実年齢には個人差があり(医学的)プラスマイナス「2歳」とされ「22歳まで」この時期までに「身体的選手の才能」基礎の身体機能が プロとして満たされているか プロになってからの伸びしろまで加味され その年齢の基準が22歳までとされている
※他のスポーツからの転向選手の場合 この仕組みとは異なる(既にほかの競技でカラダの準備が整っている選手の場合)まあでも経路は同様ってことになる

先に書いた通り ジュニアのギア比制限の撤廃(自転車レースでは 選手の成長の妨げにならないよう「U15 U17 U19」2年間毎に 成長期のカラダに対し負荷の制限をレギュレーションしてきた) ただ「U19(17歳 18歳)ジュニア期」既にカラダの準備が整っている選手も現れ始めて来ていて トレーニングの理論やスポーツ医学の進化もあり U19(ジュニア)のカラダ 負荷の制限を掛けてしまうと かえって伸びしろに制限が掛かることも解ってきていて まあもちろん個人差があるので 成長期であることも医学的な判断ができてのことになる 既にジュニア_1年目 WT下部チームに所属し 2027年から複数(WT)契約が決まっている選手の情報も入ってきていて こうした選手は いきなりWTチームに所属するのではなく 世界のトップ選手までの過程をプロセスを経させ(2027までの経路も確証され)プロへの経路を辿るジュニア選手も実際に現れてきている  


2019年から 育成チームとして設立したんだけど 創設当初は波乱続き 諸々あっちこっち巻き込んでモメゴトばかりで 育成どころか 連盟から直電 呼び出される始末も度々(詳細は省くけど(笑))まあ結局 洗浄し翌年は育成の準備期間(当初の後始末をしながら)ようやくチームも動き出し 地に脚を着け育成に取り組み始めることができ GM オフィスMGR レースMGR AssSD SD そして選手 立て直し3年目のシーズン ウチも完全に「通過させるチーム」通り路のチーム 欧州と同じ環境とは言えない国内事情ははあるものの 育成に関わる指導は 最新の情報と知識 わずかでも欧州に引けを取ることなど一切ない育成チーム ようやく大声でこんなことが言えるチームとして チームも育ってきた

この日は 恒例の夏が宿の合間にチームミーティング チームオーナーが運営する「ダラスビレッジ」にて(1選手は欠席) もちろん厳しい話しも交え でもチーム全体 向かっている方向 魅ているところも寸分のブレもなく一緒で これまでの検算と来季に向けての擦り合わせ その先を魅ることができた スマートなで有意義なミーティングができた


現在この国が抱える問題は「メンタル」大きな課題は「精神論」根性論って言ってもいいくらい 自転車界が抱える根深い問題 言い変えると ハングリー精神 意地 後先考えない行動 無謀とか賭け 考える前にカラダ(脚)が動く そんな『脳』そんなメンタル(レースになると勝つための不随意命令が勝手に動き出す) U15.U17選手には「自転車レースを楽しめ」選手へ 自転車レースを楽しむ教えは とても重要なことで ただ楽しむ意味を間違えて教えては 種目が異なったスポーツになってしまう 誰でも「お気に入りのロードバイクに乗って 走り回ることが楽しい」 レースは勝った負けたの勝負の場 優勝なのかビりなのか 1番か2番なのか 千切れて完走目指す 完走できずDNF でも1位でも順位を上げたい 次は勝ちたい 今度は絶対に勝つ そのために走って レースを走る度に順位を上げ どんどん走れるようになって「自分が強くなっていく過程を楽しむ」そのために嫌いな練習 厳しい練習を積む 強くなっていく過程を楽しめるようになれば もう中毒だぜ そのためにオレ達の仕事がある訳だ 昨年から(2023)今季は特に 若い指導者も結果を残し始めて来ている 堅実に指導をしている結果が現れていることは事実 欧州と同様に この日本でも横のつながりの協調 積極的に結んでいくことも オレ達の責務だと考えている


【山中湖サイクリングチームでは選手を募集しています】
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「自分が強くなっていく過程を楽しみたい」こんな楽しいこと味わいたいと思ったら いつでも連絡ください
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・U15(13歳 14歳) 自転車の経験は問いません(ロードバイク所有問いません)
・U17(15歳 16歳) 自転車の経験は問いません(ロードバイク所有問いません)
・U19(17歳 18歳) 自転車の経験は問いませんが これまでのスポーツ歴必須
・U23(18歳-22歳) 自転車の経験は問いませんが これまでのスポーツ歴必須
※大学から始めた自転車部の選手 これまでのスポーツ歴 基盤にある選手も募集します
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charipro Seiji Saito
Sports director, Yamanakako Cycling Team
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