20181008

取説|経路

始める原点が まるっきり違う・・・   
そもそもの「目標」の話しで 向かう路が異なれば 永遠に到達することはない
先に行われた 2018年 世界選手権 自転車ロードレース 写真はエリートのメダリスト

国際自転車連盟(UCI)の傘下に全ての国があって この日本も「UCI」の仕組みで自転車競技(レース)の運営がなされいている(仕組みは下記) 自転車レースを始める年齢からトッププロまで 幼少時青年期までは年齢で区分(制限)され チームはプロアマ各カテゴリーに定められて 目指す先はピラミッドの頂点となり 自分の位置(レベル)は明確に自覚しながら勝ち上る仕組みができています

【制限とカテゴリー】
・U15 13歳 14歳(U15のギア比制限) 
・U17 15歳 16歳(U17のギア比制限)
・ジュニア 17歳 18歳(ジュニアのギア比制限)
・U23 19歳 20歳 21歳 22歳(エリートへ所属する選手もいる)
・エリート(プロ) プロコンチネンタルチームに所属 ワールドツアーチームに所属

「プロ自転車選手」とは プロコンチネンタルチームに所属している選手と ワールドツアーチームに所属する (契約)している選手のことを言う この2つの(カテゴリーの)チームに所属していない(所属できない)選手は全て 年齢関係なくアマチュア選手ってことになる

【UCI WT / ワールドツアーチーム】(WorldTour Teams) 18チーム(所属24名以上)
【UCI PCT / プロコンチネンタルチーム】(ProContinental Teams) 28チーム(所属16名以上)
【UCI / コンチネンタルチーム】(Continental Teams) 180チーム(概ねの数)
【クラブチーム】 各国 地域やショップ 企業が運営する 自転車チーム

【UCI レースカテゴリー】
ZLM Tour (Nations' Cup)|Loir-et-Cher

仕組みは こう! PDF

自転車レースは「U15」から始める ようはビンディングでレースを開始し「勝った負けた」を始める年齢(13歳 14歳)ってことになる 楽しみながらの自転車から 自転車レースを競として移行する年齢で 才能の如何は問わず「(子供たちが個々に)選手になりたい(プロになりたい)」と目標に自転車選手になる時期ってこと 自転車選手を開始する年齢 そんな時期ってこと! この時点では幼少時期の「才能はヤル気」フィジカル面での才能は「これから築く」 体格での才能を測る時期ではなく (子供たち)選手の気持ちで 大きな目標へ向かう気持ちが大切 この大きな気持が才能になる(まだ成長過程の体格差も大きく)速い遅いではなく 勝った負けたの勝負を楽しめることが重要で「負けたくない」「勝ちたい」「どうやって勝つ」そんな想いを抱くことが大切で そのための厳しい練習へ臨む勇気と信念を少しずつ養う こうして子供たちが「プロを目指し」自転車レースを始める

レースを始める全ての選手は 地域のレース(domestic)カテゴリー「3」から アンダー(U15 U17 ジュニア)であれば「Junior」から まさにイチバン下からってことになる(仕組みを参照)

まあでも 皆がみな 選手街道まっしぐらって訳にはいかないのも当たり前で 勝った負けたが合わなくってやめていく子だって少なくなくって また 厳しい練習が嫌で またできなくって 結局は強くなっていかなくって(レースで上位で走れない)おもしろくなくなってやめていく子も当然いる また他のスポーツからの出入りがあったりと でも「自転車ロードレースの選手」は間違いなく純粋に子供たちが夢を魅る職業であって ロードレースは漏れなく世界のメジャースポーツでもある そのトップ選手は憧れそのもの レースでの華やかな活躍だけではなく 富を得た私生活も 他の(メジャースポーツの)トッププロ選手と同様に とっても魅力敵なスポーツだ そんな選手になりたいと その職業に「プロ自転車選手」があって 子供たちが夢魅る職業ってことになる(欧州でのプロ自転車選手) なので「才能が有るから始める」そんな子供はいない 『何になりたいか(何を夢を魅て目指すのか)』を明確に抱くことが才能ってことになるんだ そうでなきゃ 厳しいレース そのための追い込んだ練習は続かない

「ギア比制限」機材スポーツである自転車競技 発育過程の子供たち(自転車の)使い方次第では「カラダを壊す」ことになりかねない 脚(カラダ)に過負荷にならないように 2年刻みでギア比(コグ重たさ)に制限を掛けて 重たいギアをチカラ任せにならないよう(制限)定められている(要は軽いギア) 体力差(発育の差)に対して イコールコンディションにもなり また(自転車の)機材特有の『脚はまわす』この基礎基本から 選手としての(全身の)カラダ創りを 世界共通の制限の基 レースと そのための練習を イコールコンディションでやれる とっても潔いスポーツなんだ

自転車レースの基本|U15(14歳以下)ギア比 2.8!
https://charipro.blogspot.com/2016/10/u15-28.html

2年刻みの必要性・・・ いくつかリンクを貼っているので参照ください!(繰り返し書いていることも多いんだけど あきずにご覧ください) その頂点のカテゴリー 自転車レースには「体格によるカテゴリーはありません」ただ単純に『エリート』このカテゴリーに全ての選手がいて 体格に関係なく 自分の得意な走りで勝負できるプロスポーツ 2年を刻み勝ち上がった先 U23(エリート)に達した以降「伸びる」選手を育てる仕組みだ 

レースには大きく分けて2つ ①ワンデイレース(1日のレース) ②ステージレース(ツールドフランスなど数日間の総合で競うレース) またそれぞれのレースの中での「選手の役割」があります 仕事の分担てことになるんだけど・・・ 幼少時期に始めた自転車レースでは「レースは自分が勝つために走る」そのためのレース そのための練習をして結果を刻む! 勝ち上るにつれてチームに所属するに従い 各チームでは「チームの作戦」でレースが展開するようになってくる そうなってくると「個人では勝てない」そんなレースが増えてくることになり 自転車レースは「個人競技」なんだけど 「チームの戦略」を基にレース展開をするように いわゆる「(レースでの)仕事の分担」そんな走りが要求され その頂点にプロチームの存在があるんだ!(簡単に言うとね!) 幼少時期に散々走った「勝つための走り」どうやって勝つ どうしたら勝てるか その培った走りを チームでの仕事につなげる訳なんだけど プロチームでは(分担された仕事のひとつとして)エースを勝利させるための走り「アシスト」と言った立場で担い走る ガキの時から「勝つための走り」を身に着けた選手は勝ちかたを知っている訳で なのでアシストとしてエースを勝たせる走り 勝ちに導くことは 教えることなく解っているってこと 自分が勝つための走りを熟知していればこそできる走り 頭脳と脚をまわしながら「レースの先を読む」能力とチカラで エースの走り図りながら 分担された仕事の履行を担う プロチームの醍醐味 エース以上にアシストの走りは とても魅了する走りとなるんだ

『どこから伸びるかは解らない』 育成の原点「(結果はどこなのか)結果を早時期に求めない」 U15 U17 子供たちのレースを繰り返し とにかく勝つためのレースと そのための厳しい練習を積みかさね 欧州(フランス)では 年間6.000以上 各地域でレースが開催されているので たくさんのレースを走ることができる(しっかりと間違わない練習を積みかさねたうえ)とにかくレースを走り 何度も何度も勝負を繰り返す レースを走らないことには何も生まれてこない どんな結果でも その答え なんらかは生まれてくるはずなんだ! ジュニアカテゴリーに入ると「プロを目指す選手」当然絞り込まれてはくるものの どんどんレースでの闘いは厳しくなり ギア比制限の基 各選手たちはプロ(になること)を意識してレースと練習を積みかさねる仕組みで 所属するチームは当然アマチュアのチームであっても レベルの高い(UCIの)レースに出場するチームも少なくなく そんなチーム 地域でも(大小)競合とされている名門チームであっても 受け入れ態勢の門扉はオープンで(U15 U17)での成績が乏しくとも加入させてくれる まあ(通う)学校があるので当然 自分の住む地域ってことにはなるんだけど これだけのレース数があるってことは それだけチームもあるってことなんだ! こと国内の風習では「早期に強くなる」ことが注目(美徳と?)されているけど 実際には(最終目標は)「プロになる」「プロで活躍する」到達点での結果が目標な訳なので ガキの時分に強くたって『プロになれなきゃ意味がない』 なので急いで強くなる必要はなく ようは どこに結果を魅ているかってことになる

「U23(19歳から22歳)」4年間『プロを目指す期限』 高校を卒業する時期 世界共通に大学へ進学する進路ってことになる 人体の生理学的な発育として「成人になる年齢は20歳」 体格と発育過程を考えて(個人差も考え)22歳には人体の生育(カラダの成長)は止まる測る 人体の構造的には(成人に足したと)決まっている年齢が 個体差をを考慮して概ね22歳(この先 生体の成長はしない期限) ジュニア(17歳 18歳)から上がった選手は(U23となり)「ギア制限の解放」され エリートと同じ条件でレースを走ることができ 当然エリートが出場するレースに出ることができるようになり プロを目指す選手は この4年間(U23)で「結果を出す」 生体が完成に達する手前まで その期限がこの4年間 この期間で結果が出せなければ「プロへは行けない」とてもいいケジメのカテゴリーで ようはこの4年間で「プロになれなかったら」選手を目指すことは終了する もう諦めろってことで 学生に戻るか 一般の社会人へ進めって言う ケジメをつける明確な分岐点になる U23以降 選手として走っていても「もうこれ以上は伸びない」 22歳の時点で走っている以上の成績(それ以上良い成績では)走れるようになることはないってこと 世界共通の解りやすい分岐点になる! まあでも ジュニア時期に「WTチームから声が掛かり」U23からプロ入りする選手もいたり(先の世界戦のジュニアで勝った選手も) またU23初年度で早々に結果を出し即プロ入りする選手も・・・ その結果を出す場(最も代表的なレース)ってのが現在「U23のツールドフランス」と言われている『ラブニール / Tour de l'Avenir』の存在がある (世界共通の)プロ入りの登竜門になる! 各国のプロを目指す選手は このラブニールでプロチームのスカウトへ向けて猛アピールをする場となっている そうでも既にこのレースに出場する上位を陣取る奴らはプロチームに所属している選手がいたりと もしくはその(プロチームの)傘下のチームで走る選手も少なくなくって だからこそ「そんな選手をやっつけに行く」無名の選手が 脚を見せつけに行く絶好のレースなんだ だからここへは「プロを目指す奴ら以外は出てこない」(※1) まあでもプロのスカウトの「目」は厳正(先まで見測る目)で リザルト以外の走り(アシストの走りなんか)本質の伸びシロまでしっかり確認しているので プロ入りしてから伸びる選手の脚も確実に見ている(実際にプロ入りしてから伸びている選手 データから確認) なのでジュニア時代の成績だけではなく またU23でのレースで直接結果につながっていない これから伸びる選手は 焦らなくても その走り(実力)が(気持も含め)攻めの走りを実践でき「何度も逃げを繰り返す」「捕まってもまた行く」『絶対に逃げ切る!』そんな強い執着と実際の走り そのための走り その練習と そんな選手の走りは プロのスカウトの目に留まらないはずがないんだ なのでまさかプロを目指すことがない選手が(プロを目指していない選手が)このラブニールを走ることはなく(※1) また「勝ち逃げに乗る」などと 他の選手がが仕掛けた(創りだし逃げる)レース展開に たまたま乗る?とか「勝ち逃げに乗れなかった」とか? そんなことを考えたり想ったりする選手も このラブニールに参加(出場)することはないんだ ラブニールは「将来のスター選手(全てのプロ選手)」の原点ともいえるレースってことなんだ!

「コンチネンタルチームの位置づけ」プロを目指す いわゆる「U23」の選手が(プロを目指す)チームサポートを受けながら(UCI)ツアーを転戦し走る場所 もしくは プロチームとの契約を終えた(または契約ができなくなった)選手の次のステージ(職業選手)としての場 (プロから)戻ってきた選手が その経験を れからの選手の育成と伝承する場であったりと コンチネンタルチームの役割は非常に重要で大きく その先の責任も担っている もう少し詳細に説明するなら「アマチュアチーム」の存在 地域に密着した地元に根を張った組織になる コンチネンタルチーム以上に資金力があるチームもあり 地に脚を着けた地域のアマチュアチームだからこそできる「選手育成」が成されていて 走る選手の中には プロチームから解放された選手が 育った地元へ戻ってきていたりとか「(プロになった選手が)自分がそうであったように」(戻ってきた元プロ選手が)伝承を繰り返される場が このクラブチームの役割だ まあアマチュアチームから直接プロ入りする選手もいるけど (プロを目指す選手を)ツアーを転戦するコンチネンタルチームへ送り出す大切な役目が こうした地域のアマチュアチームの位置づけになる! また WTチームとプロコンチのチームの申請には UCIの厳しい(スタッフ 選手 財務 資金 運営など)審査があり簡単には立ち上がらなく でもアマチュアカテゴリーに位置するコンチネンタルチームのUCI(登録)申請には 各国の審査に任せられているため チームのレベルや組織については様々だ 総体的に自転車後進国ほど(?)コンチネンタルチーム数は多い傾向? まあ欧州では「クラブチーム」が熟成していて コンチネンタルチームよりもはるかに財政に富んでいるケースが多く いい選手を輩出しているチームも少なくない! またプロ選手の育成の場として WT PCTの傘下に位置するクラブチームも多く 勝ち上る仕組みが解りやすく明確に成り立っている! そうそう こうしたチームに携わるスタッフ陣も地域どうしの連携は深く 才能のある選手の情報や これからの伸びる可能性の選手の情報など また逆に悪い選手の情報なども 横のつながりの強固な仕組みもまた確立されている

さてでは この国「日本」では・・・

強気の走りで勝ち上がる
http://charipro.blogspot.com/2017/06/blog-post.html
アンダーの選手|U23 ジュニア U17
http://charipro.blogspot.com/2018/08/u23-u17.html
本筋についての見解
https://charipro.blogspot.com/2018/09/blog-post_14.html

日本国内には プロチームがありませんので(国内のチームは「UCIコンチネンタルチーム」なのでアマチュアカテゴリーのチーム) また(欧州へ)プロへ勝ち上る仕組みもありません UCIの仕組みとはリンクされていない独立した展開 基本「JCF(日本自転車連盟)」の傘下に組織されているんだけど 各組織は独立して展開 運営がされている

【日本のカテゴリー】
・JCF(日本自転車連盟) 全ての選手は選手登録が必須
・実業団連盟(JBCF)Jプロツアー 「P(プロ)カテゴリー」「E(エリート)カテゴリー(1.2.3.)」
・大学生自転車連盟(学連) 大学の自転車部
・高校自転車連盟(高体連) 高校の自転車部
※JCF登録とは別途 各連盟に別途登録が必要(学連 高体連 実業団 重複登録はできない)
※学連 高体連 ともに加入していないアンダーは JBCF登録ができる

この上記の日本のカテゴリーから 冒頭に記述した「日本もUCIの仕組みで・・・」 実際には『(日本で行われる)UCIのレースのみ』ってことになる 言い換えれば 日本で開催されているレースの仕組みは「日本の仕組み」 学連や高体連は教育機関(学校主体)での仕組みで JBCFは自転車メーカーや関連会社(自転車工業会)から成り立つ仕組みで運営されていて 基本方針には「日本独自の仕組み創り(2018年度事業活動方針 PDF)」と UCIとリンクさせる方向ではない「(日本)独自の路線」でレースの仕組みつくられ運営されている

UCIとはかけ離れた まったく独自の仕組みで自転車レースが展開されている訳だ この仕組みは 僕が自転車レースを始めた当初から変わらない仕組みで 当時から(14歳の自分でも変だと想った)直接リンクしていない上記4団体の仕組み! 反対に世界では 刻んだ時間を経て 練り整理し組みなおしてきたUCIの現在の組織と仕組みがあって この国内の仕組みは「時代遅れ」そう映るのは僕だけなのか?

世界共通の仕組みがあって なぜ日本は同じにできないのか? 不思議だ!

高校の自転車部へ入って「インターハイを目指す」 大学の自転車部へ入って「インカレを目指す」 Jプロツアーのチームへ入って「プロと称する」 ここに所属するアンダー(U15 U17 ジュニア U23)は「ツールドフランスで勝ちたい(出場したい)」そう想う選手は所属していない? まぁ~『魅ている場所』ぜんぜん違う!? ってことは当然「プロを目指す」ことのない選手が所属する場所ってことだな! それぞれの場所(この4団体個々)に原因があるのか? それとも選手個人の問題なのか? この国の問題なのか? 間違いなく言えることは 世界共通の仕組みがあって この国は従っていない事実がある 

インカレを目指している(学連 / U23)選手をラブニールに連れていったって プロを目指している訳じゃないんだから(※1)走れる訳もなく 既に「(日本で)プロと語る選手達」世界を目指すことはなく そんな国内の選手の事情 自転車レースを始める(U15 U17)子供たち どこを目標に? なにを目標に? 唯々単純に「ツールを目指す」「プロになる」そうはならない? なんでかなぁ~ やっぱ選手自身 子供たち自身・・・

とは言え この日本でも こんな実態を承知しながら 日本代表監督 Nippoの関係者 またUCIの仕組みで育成を目指している団体とその関係者の存在はあって 国内の事情と選手との温度差はあるものの思考錯誤してきていて 僕もまたその中に身を置いている 世界を目指す選手だって(この日本にも)確実に存在していることも事実で (各所で)育成はタイムリーで履行中であることも事実 でもその選手数は多くなく 「目指す子供たち」は減少してきているようにも感じる現在 この10年 世界の壇上へ選手を(1人も)輩出できていない事実と 手の施しようがないのかとも感じています

まあ「ケチ」をつけている訳で この国の組織を変えるには「政治」が必要になるってことで 手を着けることはできないにしろ 本当に為す術がないのか考える 


(※1)世界からプロを目指す選手が勝負しに来る プロへの登竜門のレース プロを目指していない選手は参加していないはず・・・


【20181012】追記
この記事には あえて「競輪(公益財団法人 JKA)」については触れません 根深い事情の説明に至らないと判断し 載せませんでした


ご質問 問い合わせなどは ココ

charipro SeijiSaito
Official website:http://www.charipro.com/