20200726

強くなるプロセス|U23


籠坂の下り ブレーキングからサイドウォール利かせ 走りの基本(習った)「もっと丁寧に」雑な操作では ハンドルきっても曲がらない レーキ踏んでも止まらない アクセル踏んでも加速しない 我流で始めたモータースポーツ 当初ヒア汗流しながら学んできたことを思い出す

レースで勝つためには 練習をしなければ思うように走ることができない訳で レベルの向上したカテゴリーにおいては「タマタマ」なんてことは存在せず 特に自転車ロードレースでは「判断力」を身に着けることが実力に直結する

「逃げる」同じ逃げでも ワールドツアーのレースの逃げと ネオプロに至る過程でのアマチュアレースでの逃げとでは 全く種類が異なるレースになる 欧州のプロ選手になる プロセスには全て通る過程の「逃げる」とは「他人の選手の創った逃げに載る」などと言った他の選手頼りのメンタル(考え方)では 厳しいレースで軽く叩き潰されてしまう 「自力で逃げ切る」そんな選手が自分以外に存在し 独走で逃げようとする選手が複数で創る 数名の選手が形成する集団ができ メイン集団から逃げる まあアタック(?)し後ろを振り返りながら図っているような走りでは「逃げる」とは全く異なった『逃げる気ネエジャン』まあ逃げとは比較にならず タイミングを図り(1発で決める)集団との隙間を空けたら メイン集団より確実に時速を上げて引き離す走りから(何度も半端な加速を繰り返す逃げは存在しない) レースでは メインでモタモタしている選手と 加速し続ける逃げグループに 更に速い速度で追いつこうとする選手とに 明確に2分し別れる 「逃げる選手が失速して集団に吸収される」そんなレースではなく 集団は前に展開するレース 追いついてくる選手が増え逃げる集団がメインとなり そのメイン集団から更に「逃げる」が繰り返されるレース どの選手も最終的には独走に持ち込もうとするレース(単独になるまで逃げようとする) 欧州のプロへの登竜門的レース展開を ネオプロに至る過程で皆 身に着けてきている訳だ

5人であっても 10人であっても 2人であっても その中に 1人でも「他人のチカラで」もしくは「逃げに載れた」そんな選手の存在を感じれば 即座に誰もが動き そんな選手の切り離しに更に「逃げる」 お行儀よく先頭交代なんて有り得なくって 加速や時速 実質的に速く走ることができなければ 残酷だけど 逃げる想いだけでは履行されることはない なのでアマチュアのレースは100㎞前後(2時間前後)のレースが多く まさにスピードレースが展開され そんなレースを経験することから 前で展開はできても 逃げからドロップしてしまったのなら「なぜドロップしたのか」そんなレース(レースの負荷)から学び 次のレースで検算を試す レースの少ない日本であれば どんな練習が必要であるかを分析し試す 結果的に勝った選手ができた逃げに入りながら お行儀よくルーチンし(単独で)抜け出すことができないのなら メンタルの問題(無難で保守)なのか 脚の問題なのか 厳しいレースを自らが試みることでしか 速くなることはできないってことになる

「逃げたら死んでも戻ってくるな」ドロップしてきたチームメイトへ エリートチームに所属していたころ 後輩選手に告げた言葉で 報酬をもらい走る選手のチームでは当然なんだけど 誰しもが強くなっていく過程で経験する「脚の使い方」 まあかつてのレースで そうそうたる先輩選手とスタート直後から(5人)逃げが始まり 年下でキャリアも少ない(U23オレ)ヌルイ走りはできないと高速での先頭交代 先輩選手より積極的にガチで脚を使って(平地がきつい)2回目の峠からは シマノの選手よりガッツリアタックが掛かり始め さすがに各チームエース選手 反応も早く オレも反応(登りなら結構いける)登りでは結局バラけず 降りてフラット もう100㎞以上ドンちゃん騒ぎ もう脚は完全終了 残り数キロでドロップ(Tour de Hokkaido Stage 1)「来季は(この先輩選手)全員ぶっ倒す」そう思ったけど でもまだ実力は事実で現実 脚は足りてなかったってことで 脚の使い方 レースの走り方も 欧州のクラッシック 世界戦 五輪も経験してきている先輩選手には まだ及ばなかったけど こんな選手相手に脚を使いに行って走れたことは「とっとと(国内の選手)ぶっちぎって欧州へ行く」まあ現在でも想いは一緒なんだけどね フフ

(チームオーダー)レースでは「今日はフリー」トレーニングレースでは そんな指示が下される ようは個人のレースをして来い チームで「1. 2. 3.」チームメイトどうしで競ってこい そんな指示が出るときだってある 欧州のドメスティックのレースでは 地元の(U23)エリートアマチュアチームが(格下のレース)表彰台独占なんて よくある光景だ そんなレースで遠慮は無用 後輩のチームメイトなど「今日は自由でいいんですよね」と言い切る前に早々に逃げに入る 後輩に負けるわけにはいかないので 迷うことなく追う(他のチームから視たら「なにやってんだ?」って) まこんな時くらいしか「レースを楽しめない」チーム戦だけやっているようでは チームの仕事のクオリティは磨かれない 現在でも イタリアとフランスでは 個人の走りとチームの走り 習得させるタイミングは異なるんだけど やっていることは同様で スペインやベルギーでも一緒だ 近年ではジュニア(17. 18歳)から直接「WT」へ行く選手も出てきてはいるんだけど ジュニア期までは「個人で勝ち方を学ぶ」U23(19. 20. 21. 22歳)から「チーム戦略(チームでの仕事)の習得」まあでもジュニア期で勝ち方を習得できていれば 当然チームでのアシスト「勝たせ方」まで習得できている仕組みになる訳だ まあ結局 判断力を含めた「勝つためのクオリティ」を磨くことができないと ネオプロまでのプロセスに至らない そのためのレースと この国内では そのための練習が 間違いなくできているのか

眼の前にいる選手を診ることが仕事 プロの仕事をしてまいります


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20200712

メンテナンス|トレーナーの仕事

アスリートの基本「歯」 まあ過去の理論では「噛みくいシバル」だけど 現代では「喰らう理論」喰うことが練習(レース)同様に 勝つための条件になるってこと なので噛み合わせと そもそもの闘うための「歯」はパフォーマンスと直結 アンダーの育成でも 入口の段階で指導する基本

今季は早々 感染症の事情からシーズンがモタツキ 国内の状況以上に 海外の動きが止まっているので 検算作業を含め諸々の仕事も減り時間にゆとりが生まれ 3月から歯科のメンテナンスを根本的な診治しも開始でき週 1で通院ができている まあいい機会なので徹底的に 根本的な基礎からの診治しに着手している 衛星やクリーニングの徹底から 犬歯の再生 噛み合わせの修正 1本づつの形成 根の治療 色の調整(ホワイトニング) まあ虫歯はないので痛い治療は無いんだけど 概ね秋頃までは要するのか そんなスケジュールを組んでいる 

ここにきて 選手からも身体の(不具合)訴えも来ていて アンダー(U23)の選手の場合は本当に微妙なケースが多くって(欧州のプロになるための)時間に限りがあるので「故障者リスト(Injured list)」扱いにすると腰を据えた方針(時間と期間が必要であること)を告げなくってはならなくって 判断を(判断に)迷うことが多い でもこんなシーズン(CIVID19)になってしまえば 腹を決めた治療ってのにも専念させる指示(指導)も遠慮なくできる訳で 現役で最新の専門医とのコネクションも有効に機能しているのでコンタクトもとりやすく 治療と完治に掛ける時間と期間は ある意味 正確な欧州への路筋だと オレは確信している

一昨年に出席した医学会「医学会(ケガと治療)|トレーナーの位置」Dr(医師)がトレーナーを名乗りたがる時代 医師とトレーナーの連携の重要性が問われる立ち位置で いま現在オレの仕事が問われている訳で その仕事のクオリティー その仕事の判断 その仕事の診たて その仕事の施術も 得意分野としてはサイクリングレースなんだけど まあオレはトレーナーなので 自分自身のメンテナンスを含め 職責 職務の履行にブレなく妥協なく専念するだけのことだ  

まあでも深夜 朝方までのジェムソンは 少し控えないと フフフ


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20200705

Stepping stone|(U23) チームは通過点


定員2名の狭い部屋に野郎が4人 クドイ話しを聴きくる メンタルクリーニング 選手に携わるトレーナーとしては とっても重要で必要なセッションだ

まそもそも「(U23までの) チームは通過点にすぎない」出入りは自由! とっとと通り過ぎていく場所でなければ意味がない 世界の自転車レース 界(チーム)での常識 選手がチームを選び 望むチームへ選手を連れていくことがオレ達の仕事で責務 そのための指導や教育を在籍する選手へ遠慮なく妥協なく チームの役割って選手の想いと能力を膨らませることに執着 決して抱え込むなどと言った島国根性はど存在しない

いつも言っていることだけど「オレらは選ばれる側」また「選手から来なければ始まらない」「教えさせてくださいと頼むことはない」そう 選手は『自らの行動』この才能から始めることができなければ そもそもの選手の(身体的な)才能には至らない訳で「プロに臨む資格」とでも言い替えるのか そこには(オレら側)少なくともネットワークやコネクションって基盤があっての話しで 欧州の(プロチームを含め)チームであるような「つながり」監督やコーチ またトレーナーやスタッフは チームの隔たりなく(他のチームや関係各所と)交流があり 細かい情報が行き来する仕組みは この自転車レース後進国ではあるけど この国内(日本)でもタイムリーにライブで生き渡って機能しているんだ 実際にかつての仲間(先輩や後輩)が 各所定の立場で活動や活躍 メディカル ADA メディア他 その横のつながりはスマートに生きて機能し ネットワークは確実に機能している 従って選手は迷うことなく臨む仕組みも確立されていることになる

『「勝ち方」勝ち方を知ることからでなければ アシストができない またアシストを学べない(実際の自転車レースのそもそもの理解)「堅結び?(しっかりと学べていない)」』根深い日本の事情は否めなく 解いていくこともオレらの仕事でもある 昨年(JBCF)国内ランキング日本人トップの成績を残し 今季欧州のプロで走る選手の記事(Yahoo News)基礎体力とメンタルの課題 赤裸々だ! お行儀の良いレースからでは身に着けることができない諸々 この(これまでの記事)diaryでも再三告げ続けてきていることなんだけど かつての ガキの時から大人の連中と走る ズルやウソ 弱い者いじめの喧嘩レースは消滅してしまっているこの日本 欧州のアマチュアカテゴリーのレースでは ジュニアやアンダーの選手より プロから降りてきた元プロ選手や プロまでは登れなかった選手で飯を喰う連中が アマチュアのトップカテゴリーにはゴロゴロ存在していて この猛者コイツラ(なんでもありの)ナラズモノ なんでもアリで(汚いズルい)勝ち方に拘らず勝ちに来る(こんな連中から学ぶことは多く)プロに上るには コイツラに勝って登って行く仕組みを 欧州のプロ連中は漏れなく辿ってきている訳だ 必然的に基礎体力やメンタル面でも淘汰された選手だけってことになる仕組みだ オレ達が子供の頃から自然に学んできた「日本人全員に(かるく)勝つことができなければ 欧州のプロにはなれない」同級生と勝った負けたをやっているようでは「運動会」にすぎない訳だ まあなのでシンプル 日本のレースで(JPTの選手に)勝てる実力程度は身に着ける「ナリフリ構わず脳を回し貪欲に勝ちに行くレース」いまこの日本の選手の 最重要課題ってことだ



ランキング(UCI)トップのベテラン選手と 昨年からプロ(6年契約)2年目の選手のガチンコ勝負 泥臭い草レースのワンシーンにしか映らないのはオレだけなのか 何度視ても実におもしろい まさかの年俸何億も稼ぐ選手どうしの勝負「ナリフリ構わず」カッコいいとは程遠いけど 自転車選手の原点を思わせる走り 心の底から魅了される! このレース ここまで(この勝負どころの登りまで)先輩選手の前を走り 脚を使い切り ココで勝負が掛かるとは誰もが承知する場面まで アタックが掛かり 渾身を掛けてどうにか反応し追いかける走り 世界の頂点に君臨する選手の仕業(仕掛け)これがズルやウソを承知で これから臨む(全部倒す)これからの選手の走り(若手選手が先輩選手へ駆け引き無しで脚を使って倒そうとする姿勢 でもヘロヘロ)超一流選手の2人が魅せる勝負 この意味が理解できなければ 選手の才能ってことになる訳だ

さて ページが2枚 めくられた

先を魅る選手の通過点 わずかな妥協なく 遠慮なく極めてまいります


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