20240326

定期 勉強会|Tactics & Case Study《Free》


 【定期 戦略会議】毎週土曜日に実施しています(Free)会議に参加しませんか

選手の資質に「戦略」いつも例えに「詰将棋」ようは将棋やチェスに 自転車レースを例え置き換え説いている スポーツで言うなら「ゴルフ」時間と共にチームで動くスポーツとしては「アメリカンフットボール」数万通りのシミュレーションを瞬時の判断で組み変え組み立て選手へ指示する『クォーターバック』容量と処理能力 高性能な生身の「CPU(脳)」勝つことに向けた判断『QB』の資質 自転車選手も身に着けることが 自転車レースの醍醐味だ

欧州のプロのレースを鑑賞したことがあれば「選手の仕事」「(選手は)やることは解っている」選手は「どう走ればいいか」(こんなフレーズを聴くことも)プロの仕事ってことになる訳だけど プロはプロに至るまでに まずは個人で勝つため多くのレースで勝負してきていて 勝ち上がりプロになってきている まず「勝ち方」を身に着けてきているので プロに上がり 勝つための「アシスト」の仕事が解っている 欧州でも「個人で勝つ」そのプロセスに練習があることは言うまでもなく ただその練習に「シミュレーション」イメージトレーニング レースやゲームに「同じ展開2度はない」その場の(レース)展開は「その瞬間だけ」その瞬間を測り動くことができるか その動きには全て意味と理論が明確にあり(間違いなく正解がある) 勝つためなのか メイン集団から遅れるのか 中切れの後ろにいるのか 逃げに逃げ遅れるのか(逃げに乗ることができるのか) 最終コーナー(前を走る選手)ふくらんでくる選手を判断できるか 群馬(CSC)登りで勝負を仕掛けるのであれば(登りの入り口までに)1列網状で登り始め 最初から登りを使い「後ろの選手だけ千切ればいい」 登りが厳しいのであれば 降りで前に出て(登りの入り口)集団の前から登り始め(集団の中で)下がりながら登る レースの展開 その動き「あってんの?」「間違ってんの?」明確な解答 確実に存在します

間違いなく言えることは「なんとなく走って勝っちゃった」そんなことは絶対にない

オレらの時代は「VTR」希少な欧州のビデオ 動いているレースを映像で視ることは希少だった まあオレの場合 運がよく ガチのクラブチームに所属することができたので レースの基本を話し合う時間 その場もあって 連勝を繰り返すホビー選手 実業団(現JPT)社会人選手 元ナショナルチームの選手 そんな選手たちが混ざりあって練習をしてきた場所にいて こんな場所で こんな連中と「レース展開」シミュレーションを繰り返し話しができる環境があって 各選手の解釈で繰り返されている みんな熱いのでケンカ腰になったり 自身の見解があったりと その見解を実際に練習で試し そのための練習を研究し実行する 屈託のない環境があった

現代の国内の自転車レースの環境では 居住地域が異なる選手どおしで編成しているチームも多く 自転車屋さん(ショップ)のチームであっても 店主のウンチク(指導ってこと)聴くことも多くないのか 選手間どおしでも 詰めたレース談義も少ないなど なので「聴く場所」「話す場所」設けます

レースでは「いまこの場所で走っている」明確に理由が存在します その理由には目的があり理論を説くことができる 分析し切るシミュレーションを 繰り返し練習することからでないと 勝ちに絡む「良いレース」納得できた走り 育成する選手へは「脳と脚をまわせ」常に言い聴かせている 自転車レースは欧州の知的スポーツ スタートした瞬間から「(脳)CPU」フル稼働させ瞬間ごとに判断し 闘う相手は「自分以外の全ての選手が(闘う)相手」100人のエントリーであれば「99人が敵」ただそこに「自分の敵は絞られる」でも敵以外の選手も 中切れや落車の元素になることもあり なので「いまこの場所で走っている」理由がある訳だ

現在オレらがやっているアンダーの「育成」(人気薄なんだけど)『勝ち方を教えます』から選手は入ってきていて まるっきり間違った解釈で練習をしているケースもマジで多く これじゃあ ロードバイクに乗っているんだけど「別なスポーツ」その練習になっている場合もホント多い 多くのシミュレーションを身に着け勝負に臨み その結果から練習が明確になってくる 戦略からシミュレーションを組み レースで闘い その結果より具体的なプロセスが構築される

そのプロセスに必要な練習が組まれるってこと

毎週土曜日の午後「勉強会」開催します 具体的なケーススタディ まあ諸々の答え合わせ 戦略会議(費用は必要ありません)参加しに来てください

最低1名から開催します 開始時刻等は ご連絡ください
https://maps.app.goo.gl/WpjAYG5HhK2VL8tu5
(御成門のスタジオ)

また 毎月第2月曜日に実施している「スタジオ飲み」の機会でも 遊びに来てください
https://charipro.blogspot.com/2024/01/11519.html


昔の写真 使っちゃいました
U17_2年目 伊豆修善寺CSC 8周のレース 2位のゴール
(写真の先頭 2位のゴール勝負)

序盤より10名程度で(逃げ)集団を形成 周回毎1人づつ落ちていき 最終周 心臓破りで1選手(東海大学自転車部)逃げを決められ 最終の登りで3人 誰も行き切れずホームストレートでの勝負となり 2選手の脚を確認し ゴールまでの自分の距離を測りスプリント 結局 優勝はできませんでした この時まだ(3月)高校1年生でしたが 勝つためのシミュレーションで走った結果です(現チャレンジの全身)

このレースに勝つための練習の記録 このレースでのデータ(タイム ギア比 HR)練習日記に残っています(コースは当時と全く同様 この記録から現在の検算をしています)


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