20141227

もんく言いながら伝承します

あんまり 森(森 幸春)さんと 一緒に走っているところ そんな写真 ホント 少なくって・・・ サイスポの企画で 「RIDING TECHNIC」 の取材 (写真)左から 森さん 僕 三浦(三浦 恭資)さん(シマノ) 角井 隆司 ガチの走り・・・ ご覧のとおり!


Photo by CYCLE SPORTS

春先に書いた 「遺していった仕事」・・・

まあ できたら いつまでも 生意気なクチを叩きながら 自転車乗って 走りだけじゃなく 「真っ向勝負」 し続けて行きたかったんだけどねぇ~ なので 「師匠」ではありません 森 幸春は 僕の 先輩選手です

森さんが (株)日直商会(ニチナオ)のみなさんと創った サイクリングチーム (角井)隆司と 2人だったチームに 2年目から加入させてもらい  宮代(宮代 邦彦)さん 谷島(谷島 啓之)さんと共に 5人体制で 「Nichinao SiDI Campagnolo Team (ニチナオ・シディ・カンパニョーロ チーム)」として チームサポートも 万全の体制で臨み メーカーチームを相手に 国内最高位のチーム成績を残すことができたことは 僕たちの誇りです

専門誌を開けば シーズン中には レースの記事 写真が 毎月 多数の紙面に 幾度も掲載され OFFの時季には レースやライディングの How to の取材記事も・・・ いまの(現在の国内の) 「プロチーム」の先駆け ハシリだった

自転車レースは 間違いなく 「チームスポーツ」です でも このことは 最高位に位置する プロカテゴリーのチームに所属する選手が 「チームオーダー」の基 「プロサイクリストとして 個人に課せられた仕事をする」 その代償に ギャランティーが発生・・・ 「観る」 「オーガナイズ」 「スポンサー」 「チーム」 そして 僕たち「選手」がいて プロスポーツが成り立っている! でも その最高位のチームに至るまでのカテゴリーでのレースは (基本)個人レース・・・ 簡単に言うなら アマチュアカテゴリー(クラブチーム)で 自分の走り 勝利 また勝ち方に拘る走りに徹し 多くの経験と 実績を積み 勝ち上がって プロチームを目指すって言う構図なんだ

当時の ニチナオは まだ「プロチーム」の称号はなかったものの 間違いなく 「プロチーム」と言っていいチームだった・・・ 森さんのキャリアは言うまでもなく 宮代さんや 谷島さんは 海外て ずっと転戦していた選手で (角井)隆司は 僕よりは 2つ下だけど ホビーレースでは 全く敵なしで サクッと(トラック)1000m走って 1'09"・・・ そんな奴らがいるチームで まあ みんな個々に チームとの契約は異なるんだけど 凄いチームだった

これは あたりまえのこと! 「プロチームは 育成の場ではない」 なので 成績が残せない また チームのための走りができない などにより 走れない選手は 放出される(クビてこと)・・・ そこに 感情論など存在せず 白 黒 明確に線引きされる・・・ でも その「走り」の評価には 考えることも多かった

プロチームとしての体制は完璧(現在のプロチーム以上に!) でも (ニチナオ)チームとしては 単に「個々の集まり」で しかなかったんだ・・・ チームの方針 方向性 目的 レース毎「どういったレースをするか」 明確なものがなく チームオーダーや レース中の指示もない・・・ 毎週 レースを走り 転戦して 「ただ走る」だけ そこに チームの戦略や ミーティング そんなものも まったく なく だから (チームの)選手は皆 困惑していた・・・

「どお走ったらいいんだ」 誰も そんなことは 教えてくれません あたりまえのことです!

※通常の「プロチーム」では 明確な「戦略」があり チーム全体に もちろん選手も含め みんなが承知してレースへ臨む なので レース中に細かい指示がなされなくても プロ選手は その戦略に向けて 自分が 何をすればいいか どういう走りをしなければならないか 自身で判断して動くことができなければならない 言い換えれば (チームから)細かい指示がなくっても その戦略に 必要な走りができないと 話にならないってことだ 「プロ」は そんな走りが (間違わないようににね!)できる選手のことを言う

そう だから 当時の ニチナオ・シディ・カンパニョーロ チームは プロチームとしては 未完全なチームだったんだ

でも当時の僕は 既に 国内のレース程度では 自分の走り 自身で展開するレース展開で 成績を ある程度残し (今後 海外へのことも考え)チームに加入してきているので 「どんな練習」 「どんな生活」「どんなレース」 『勝ち方』を学び 知っていた・・・ 自分の 「やるべきこと」 そんな走りは 熟知し 解っていた選手だった・・・ どういう走りをすれば 「勝てるか」を 知っているので チームのため エースのために どんな走りをすればいいのか どんなアシストをすればいいのか また そんな走りができできる選手たった・・・ (まあ 脚も 頭も まわってないと 走れないってことだね!)

でもその反面 森さんとは レース以前に 練習でも 考え方や 想いの違いで 衝突 ぶつかることは 幾度もあったんだ・・・ プロチームって そういうところなんだ! 

クラブチームで 多く 幾度も 納得できるまでレースを走り 経験して 結果を身に着けて勝ち上がってから 来る場所に 「プロチーム」があって 勝ち方のわからない奴が 経験の少ない(無い)奴が いきなりプロチームに入っても 伸びることなく 結果が出せず 潰れる(潰されて) その先もなく 結局 結果 「ダイヤモンドの原石が 磨かれることなく レースから去る」 そんな事実も 僕は多く見てきた (僕のことも そう 言われてたみたいだけど (笑えません))

いま国内では 「プロチームの肩書?で クラブチームにも満たない?」 また 「クラブチームの運営でも 交通事情や 商業的に 厳しい?」 「お題目は立派でも 絵に描いた餅?」 ん~ ボク自身 チカラ不足 本当に 痛感していることも まぎれもない事実!

『元ダイヤモンドの原石』 その 1人として 「遺産を担う」 遺していった仕事と そして 決して繰り返してはいけないこと しっかりと戒めて ぜったいに 間違わないよう 伝承していきたいと想う


これ おまけ!  後ろの方にも載ってたので ついでに・・・ フフ ヤバいね 若い? 歳とった?

むかし話に浸っているのではなくって 時代を歩み これまでのこと 辿ってきた 知っていることを ちゃんと伝えることも 僕の役目・・・ だね

20年以上前のことが 現在の国内のレース環境と サイクリストと どうしても ねぇ~

この時の サイスポの取材では 4人の選手の走り方 体格によっての ポジションの比較 各選手のコーナリング また 集団での先頭交代 コーナリング スプリント・・・ しかも 先にも書いたけど マジで 「ガチ」の走りでの撮影・・・ (みんなスプリンター ボク イチバン遅っ キツかったねぇ~ 思い出した!)

コレって・・・ いまの国内の サイクリストと レースの環境に 最も必要な情報じゃねぇ?






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20141225

揺るぎなく

来季の ポストカード こんな感じです 登ってます・・・!

住所を 伺っているみなさんだけになっちゃうんだけど こんなの 送ります! でも これからの作業になるので ちょっと? 遅れそうです

そうそう 来季のジャージの手配も完了して 一緒に着てくれるサイクリストに感謝です 嬉しいっす!

また 来季も メーカーさんからのサポート 本当に感謝です ありがとうございます

「プロ意識」と 「誇りを身に着け」 「揺らぐことなく」 まいります

なんか すっかり このジャージ・・・ でも まだ今季からなので 1年足らずしか身に着けていないんだけどねぇ~ みんなにも着てもらっているので もうすっかり って感じです・・・ Kiyo(宮沢さん)には 「チームを創れ」って 言われているんだけど いまのところ(いまこの瞬間ね)は チームを創る気はないので これまでの通り 「ボクの着るスポンサージャージ」って括りで・・・ 

今季は 昨年末から発足した 「練習クラブ」 今季2期生と・・・ しかも マジで熟成って言うか 想った以上に みんながさぁ~ ホント 嬉しいです・・・ ってことなので 来季は カテゴリーを上げた内容も 充実させてまいります (ぬるいことから 覚醒したいサイクリストは いまからでも 門を叩いてくださいね!)

進むべく方向は決まっています 僕が「揺るぎなく:と 勝手に思っていたことが いつのまにか みんなが 僕のことを そんな 揺るぎない方向へ 誘導してくれているような・・・ そう だから僕は その もっともっと その先を視ないとならない・・・ ん~ おもしろくなってきたぁ~ フフ

目的が明確で 解っていて そのやり方は さらに熟知していて しかも得意で それが やりたいことで しかも プロの仕事ととしてできるなんて 僕は 本当に恵まれています・・・! そんな奴らの想い 応援 支援 サポートしてくれるみなさんへ応えるには・・・ 迷うことなく 想ったことを やるだけです!


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20141222

レースを走るって

年末になって 恒例の「発熱」(笑) たいした熱じゃないんだけど 超~ 軟弱! ヘロヘロです

でも 容赦なく(笑) 「熱い奴らの言葉」が 入ってくるんだよねぇ~ 別な意味で 熱が上がる フフ

平熱が低い僕にとっては たかが 36度8分(+1.2度)で 完全に「TCAサイクル(クエン酸経路)」の機能がピタッと止まる・・・ 2日 寝込んだ 軟弱 極まりない(泣)

寒気が止まらず 何年振り? いや 何十年かぶりに バスタブに お湯ためて湯船に浸かった・・・

そうそう バスタブ・・・ 転戦していた時期 遠征先のホテルで宿泊するときは 就寝する前 (季節と状況によるけど)必ずバスタブにお湯を溜めて 扉を開けて バスタオルを濡らして 半分お湯に漬けて浴槽に垂らす・・・ 空気中の水分の調整をしていたことを思いだす 欧州 アメリカ 国内でも 季節にあわせて レース前のコンディション創りの 1つだねぇ~

まあ やれることは 「全部やる」 全部ってこと 全部だぜ! って 全部って・・・?

僕らが 「当たり前」 「当然」 みたいな常識って マジで 常識なので 何をやってる 何をやらなきゃ こんなことしちゃダメとか こんな写真の 走っていた時季の 僕の脳には 「考えて動く」 そんな習慣は 全く なくって 必要に差し迫った状況で バキバキ鼻っぱしを折られたり 踏みつけられたりして また なかなか走れない時期は 速い選手を視たりして そうまた 自分の拘る走りをするために 必要な「全て」を 納得できる 全てを・・・ それは 24時間 365日 ってこと

そんな 「全部」を (噛み砕いてね!) コーチング 伝承することが 僕の仕事・・・! でも いまの僕でも まだ 「僕らの常識」ってのを もっと 噛み砕かないと ボク自身でも気が付いていない みんなの常識ではない 僕らの常識って まだいっぱいある? みたいでさぁ~ もっと 分析していかないと ならないんだけど!

ねぇ~でも 「そんなこと 知らなくったって・・・」ってとか そうそう 「プロに なるわけじゃないんだから」なんか・・・ でも 多くのみんなは 欧州のトッププロが乗るフレームに グルポ ホイールをセットアップした 高性能で(高額な)自転車に乗って レースを走ってる・・・ ん?

今日から始めるサイクリングでも 高性能な自転車を 「誰でも購入することができる」 高性能な自転車は もちろん ロードレースに特化した性能に極めているマシーンだ チカラの効率は抜群で 素人さんが乗ったって その能力を実感できるほど もの凄く良い・・・! その対極には ナローで 超ピーキーな性質が 性格もあるんだ・・・ 合成の固い設計とスケルトン(ジオメトリー)は 直線を僅かに外れた走行では フロント周りに(左右の) プロでもシビアなコントロール技術が求められ 路面からのバンプは直接カラダ ペダリングに響き 空気になびくような関節と筋肉の柔軟性の基 フレームの合成が活きる構造で成形されている・・・ 単に言い換えれば ようは モータースを始めようと いきなり F1(エフワン)のマシーンを 購入する 購入できるといった構図で しかも その車体に乗るってこと!

そのうえ その自転車には 「パワーメーター」も もれなく装着されていて 『どんな選手が乗ってるんだ?』と (ヒニクです!(笑))  そんな選手の走り どおしても 診てしまうよねぇ~(笑) フフ! でも 乗っているのが 悪いと 言っているんじゃなくって 『良い自転車に乗っていて レースを走るんなら やるべきこと やってんのかよ』と 僕は思ってしまう! そうそう 自転車を 泣かしてないか? もっと お前の自転車 のびのび 走らせてやれよ~ とね! まぁ~ そのために必要なことの 「全部」のウチの 1つだけど・・・

「レースを走る」って やれることは 「全部やる」ってことだぜ!


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20141219

企んでいる練習もろもろ

「バイクペーサー」 ん~ この時代(?) 一般道では 無理かぁ~?

先日 Kiyo (チクリ・キヨ ミヤザワ)へ 相談してきたんだけど・・・ 「おまえが やったら すぐに 仕事ができなくなるぞ・・・」 だねぇ~(笑)

こんな ローラー 着けなきゃ いいのか? (この写真は トラック用です)

ペーサー練習も 色々あって・・・ ただ高速で引っ張る スピードに対応できる脚を創る練習に いいんだけど・・・

そうそう 2番手の選手が マジ きついんだ! すげぇ 良い練習になるんだ バイクの直ぐ後ろは ペサーとバイクとで 風避けになって しかも このローラーに 前輪を擦りながら走ることができるけど その後ろの選手は 前傾になっている選手の後ろに着くことになるので しっかり 上手に 無駄なく着かないと 脚を使っちゃうんだ 着いていて千切れます・・・ (その後ろは もっとキツイ) まあ ペサー練習を 数人でやるなんて よっぽど 脚がそろってないと(走り 技も) できない

それとぉ~ これだけじゃダメ! そうそう ちゃんと 「加速して 抜く」 この練習も ペーサーでやるんです・・・ 高速で引っ張ってもらって 「バイクをまくる(追い越す)」  そして (選手が)タレル前に バイクが追い抜き返してくるので バイクに飛びつく・・・ (詳細は省いてます) こんなの 繰り返して インターバルして・・・

こんな練習してたら 国内程度のレベルでは どんなレースだって 「スピード負け?」 そんな言葉 自身の辞書から 消え去る・・・ フフフ そうそう しかも 100㎞走った後にやるんだ (ペサー練習だけ 集中してやる場合も ね!)  

まあ 似たような練習 企んでいます そうそう これとかさねた 「(超)パワートレーニング(流行のじゃなくてね!)」  山(登り)も ガッツリ強化 速くなる練習ね・・・! まあ来年  へへ


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20141216

第2期 練習クラブ 3rd | ジュニア

僕たちの練習です
ノーストップで (100km) ラスト 8km~ ゴール勝負 ギア比は全員「2.8」です!

Video by mikaco
(映像は全て 女の子が走る自転車の 車載映像です) フフ

100㎞の LSD・・・ ノーストップ(信号はありません) ギア比は 全員そろえて「2.8」 ペースラインで先頭交代して スピードではなく 負荷を一定に走り 筋肉の繊維を丁寧に使いペダリングし その走りを 脳へ刻み込む スピード練習の基礎・・・! 遅くないし 単純でもないっす フフフ!

コーチングはしていません ただ みんなには この内容を認識して ホームワークしてきているだけです! 昨年から始めたこの 練習クラブでの練習で イチバンよかった 良い走りでした

このあとに スタンディング デュアルスプリント・・・ ガッツリ

今年は 国内のレースで 多くの落車の報告を聴いています・・・ 以前にも書きましたが 僕らからすると 「何で そんな場所で?」 「何で そこで?」 「ここでコケるか?」 正直 理解しにくい状況で 落車している現状は 運営している側ではなくって 間違いなく 僕たちに 走っている側に原因があると 僕は考えます

ロードレース クリテリウム またトラックでのレースは 「競争」です また 自転車レースは 「コンタクトスポーツ」の 1つです!(積極的に「ぶつかる」という意味ではありません) 「相手と競う コンタクトスポーツ」 他の選手とは 接触したり ぶつかるんですよぉ~ レース中に カラダと身体 自転車と車体 カラダと自転車 接触 ぶつかる コレ 常識とまでは言わないけど 競走以前の レースを走るということは 避けることはできないことなんです

当然に 競走 競うってことは 勝った負けたの勝負をするには 相手に勝つ 抜くとか 交わすとか 単純にこんなことをするには 多くの選手が走る集団でレースを走る中 「展開し動く」 流動して 「動かざるを得ない」 集団での 「ゴール勝負」 単独で逃げる展開をのぞけば 自分のすぐ近くには 他の選手が 「大勢密集」しているってことになる・・・ その状況で スタートして 高速で走り コーナリング もちろん 下りでも 登りも・・・ さらに 常に変動するスピード 集団は伸びたり 詰まったり・・・ 上がっていく選手 下がる選手がいて ギアを変速し 加速 ダッシュし コーナリングし 伸びたり縮んだり(笑) 雨のレースなんかでは その比ではないことは 言うまでもない

さて こんなレースを走るため 勝つため いい成績を いい走りをするための練習って 何をすればいいの?

レースとは 「落車」を想定しています! 落車をすれば 当然 レースは終了(国内では 多くの場合) また ケガに直結することも事実です・・・ だから 『落車はしたくない』 当然です! でも 接触を怖がっていれば 勝負にならなくって レースの意味がないんです! しかし 誰だって 転びたくはないのも事実で だから 接触しないように走る レース展開する・・・ ん~ でも自転車レースは 「他の選手を利用して・・・」 そんな走りが要求されます(必要です) また更に 他の選手のすぐ近くに「着く」ことが 重要なんです (細かいことは省きます)

まぁ~ 落車したくないから 「走りを磨く」 「テクニックを磨く」 サイクリストの資質の 1つ

そうそう 固定された場所で 筋肉に負荷を掛ける練習だけで 勝負につながるレースになる国内事情では ボク的には 呆れる限りなんだけど でも今季なんか特に 多くの落車の原因が 「乗る練習」だけではできない 「走る練習」ができていないことが理由なのかとも考えます (諸々 書けないことは省きます)

国内での 交通事情もあるんだけど・・・ やっぱ 国内のサイクリストの 「練習内容」 重症かも・・・ そんなふうに僕は思いますね! こんなに情報が溢れていることが原因なのかもしれないんだけど そう その情報を得る側が プアーなんじゃないかなぁ~ まあ 何度も書いていることなんだけどね・・・

さて次は 来月からは 実践的なスピード練習を加えます でもこれも たくさんの練習の 1つにすぎなくって・・・ 練習方法は いっぱいあって それ いっぱい やらないと 強くも 速くも 磨く練習にならないんだよねぇ~ レース走る奴らなら みんなが想う 「勝ちに絡める走り」を磨く そんな練習やらないと! フフフ


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20141215

おもしろかった!

最高でした
みんな お疲れぇ~ みんな 本当に最高でした!

今季 って言うか マジで今日の練習 最高でした 良かったねぇ~ おもしろかった!

各選手 自身で考えて動いて 個性の走りが 少しづつだけど確実に 自信を持った走りになってきて・・・ そうなると 練習クラブの目的でもある 「LSD」を 「ペースライン」と ギア比「2.8」で固定して 「脳と脚をまわす」 そんな練習の目的は 「レースを走るため」 そのための練習に より なってきた

そうそう 「綺麗に走る」 決して こんなことではないんだ・・・ 今日は 「ごっちゃごっちゃ~」(笑)  詰まったり 伸びたり 右に左に重なって・・・ 「危ねぇ っ!」って避けて 「ガチャガチャ・・・」 (一見 「危ない走り?」 違うんだよねぇ~) まあ 僕の内心 『ん~ 大丈夫か?』と でも 『奴らは 大丈夫だよ!』と 確信! みんな 怖がるどころか 余裕?(笑) フフ・・・ いやいや 実に 走っていておもしろい! 本当に おもしろかったねぇ~ まさに 「レースを走るための練習」 そのものだった・・・

僕は 下がってくるラインの 最後尾に着いてペースを脚で図りながら診ると 風向きの変化に みんな 一定の負荷でスピードを調整している・・・ いいね! この 「ごっちゃごっちゃ~」 「ガチャガチャ・・・」した集団で走っている・・・ でも しっかりペースライン(先頭交代して)で走っている訳なので 各選手 みんな 密接 密接した「集団走行」している訳で 着いて走っている訳でぇ~ そうなると当然 密着した集団走行をすることには 視覚 感覚的に (具体的な)様々な多くの「恐怖心」 が (接触する 落車する) そんな思いが生まれて 湧き出してくる・・・ 密な集団走行に対しての「恐怖心」 こんな感情を克服するには 「コンセントレーション 集中力を研ぐことと」 「テクニックを磨く」 「走りを磨く」 コレ以外にないんだ!

そのための この練習・・・ 簡単にまとめると 「LSD(Long Slow Distance)」 タラタラ走ることとは 全く違うんです フフ!

まぁ~ 僕が想った以上に みんなは 確実に進化して・・・ でも僕は 特別なことは言ってないし コーチングも指導もしていない・・・ 視ているだけで フフフ だねぇ~ やっぱ サイクリストは 考えて 脚をまわして 脳へも ちゃんと血液を送り込む練習ができて 速くなっていくスポーツだね・・・ そんなサイクリストが求める環境 まだまだもっと 創っていかないと・・・!

練習内容の詳細は 後ほど 報告します!


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20141212

「勝ちかた」まで教える

ペンディングになっている「仕事!」

昨日は 予約が 1ヵ月以上 前から 「人気?」の整形外科へ 朝から 1日がかりで行ってきた・・・ しかも 予約をしても 3時間 待ち(笑)

最初に レントゲン・・・ 次に 担当の女性と 個室で「問診」 その後に 療法士と また別なベッドのある個室で 身体の問診 チェック 可動域 痛みなど・・・ ん~ ココ 凄い!? その後に 院長と・・・

発症時に 昨年撮った 腰椎のMRIも診てもらって 「椎間板変性症(脊柱管狭窄症)」 院長先生より 診断をしてもらった・・・ (「気のせいか 若干 流れ作業的な 雑で でも ソツなく?」)

「とりあえず ウチでもMRIを撮ってからだけど・・・」 と 簡単に 院長先生から説明され (ざっくり) 「治療は こんな感じになります・・・」と ディスプレイに映された表に 4種類の手術と費用・・・ 先生より 「担当が説明します・・・」と すぐに席を立ち去ろうと・・・ ん? 僕が(立ち去る先生へ) 『先生! 治るんですか?』と 質問を投げかけると 先生より 「その方向で考えています」 と! (詳細は省いています)

僕は (既にいなくなった先生の)席で 担当の看護士さんに (せっかく来たので)あれこれ質問して ある程度納得(?)をして 次回の予約をしてくれ とのことだったので 年末に 2日間 日程を 僕の方でもおさえて・・・ ん~ 何となく でも納得?できていない・・・?

多分 院長先生の診断と 治療方法 たぶん 間違いなく 「治る」んだろうと思うんだけど ん~ 嫌な臭い・・・! (僕の)根っこのヒアリング されていないし しゃべっていない・・・ 「ウチでできる運動 やってください」って 先生よりわたされた プリント用紙には すでに実施している あたりまえのストレッチが描かれてて・・・ そのうえ 院長先生より 「腹筋と背筋 やってください」って・・・ えっ? 『(腹筋 普通に割れてて 足りない? インナーは更に強いのに) マジで 俺に言っているの?』と 心で言ったけど 言葉にはしなかった・・・

『ここでは 治療したくない』 ここは 僕が来る場所ではなかったねぇ~ なんか ムカついてきた(笑) 僕の勝手な感情です!

そうそう そんなことよりも・・・ この(病院周りの)風景 どっか見覚えが~ そうだ 「チクリ・キヨミヤザワ(僕の乗ってるフレームのビルダー)」の近所だった・・・ フフ ってことで 油を売りに よってきた・・・! 久しぶりに 宮沢オヤジの毒舌 って言うか 叱られているように 話を聴いて してきた(笑)  「陸の孤島」のような生活しているのに (僕も変わらないけど!) ライブで タイムリーな情報 いっぱい・・・!  『なんなんだ?』 何年かぶりに話をするんだけど しょっちゅう話しているような~ そう 「僕がいまやっていること」 「煮詰まっていること」 「現状とこれからと」 「もやもやしてること」 それと もろもろ 「グチ」も 聴いて 尋ねて 聴いてきた

「おまえ 練習してんのか・・・」と いつだって 顔を合わせる度 話をするたび 必ず そんな言葉から始まるんだけど 今日は これまでで 始めて 僕の 「指導」の話になった

そうそう 「お前なんかと 一緒に走っているような選手じゃ 話にならないぞ・・・」って 釘を刺されて(「そんなの 解ってるよ!」 と ココロで ささやきながら)  「チームを創れ」 それと 「おまえ 勝ちかたまで ちゃんと教えてやれよ」って 叱られるように・・・ フフ

「クラブチーム」の重要性は とってもよく解っている でも いまの 国内の クラブチームって しっかりと動いていない事情も よぉ~く知っていて 解っていて 理解もしている・・・ 

難しいことを考えるから 面倒くさくなって 迷って 嫌になって ジレンマになって・・・ そうそう 連盟とか メディアとか ヨーロッパとか ジュニアとか・・・ そんなんじゃなくって もっと シンプルに もとに戻して考えれば いいだけなんだ・・・ 「プロチームの下に クラブチームがある」  ただその構図でいいんだよねぇ~ (仕組みの話 単純にね!)

プロチームでは 「勝ちかた」を 教えてくれるところではない(笑)  勝ち方を知ってる奴らが 勝ち上がるところで その基が 「クラブチーム」ってこと・・・! だから クラブチームが担っている役割と仕事は とっても重要! 多くの場合は 自転車の「プロショップ」が担っているんだけど 別に クラブの運営は 街の「自転車好きなオジサン」でも お肉屋さんでも レースにはまった八百屋さんだっていいんだ・・・ 年齢 性別 キャリアなんか どうでもよくって ようは レースで走るため 勝ったとか 負けたとか 「速くなるには どんなことをすればいいのか?」 そんなことを考える そんなみんなが集まるクラブ サイクリングチームのことを 「クラブチーム」なんて言うんだけど・・・ どうしても (ほとんど 全て? いや 全部じゃないけど) 商業ベースで運営されていて しかも 「教える」ことができない・・・ まあ しかたない? (「ほんとうに?」)

まぁ~ そのうえ 「勝ちかたを教える」って 実際には 誰にでもできることではない! ちょっとやそっとの経験や 経歴だけで 勝ちかたなんか そうそう 教えることはできないよねぇ~ まあ だからって 素晴らしい選手だからだって 安直にもいかないけど・・・ 勝つための練習 勝つためのレース そのための戦術と その走りに なにが必要なのか・・・ 僕たちは 決して 自分のコピーを作り出すのではなく 各選手の 個性と潜在能力を 引き出し伸ばすことが 最も大切で そんなことの認識 育てる意味 そのために学ぶことも・・・

ムカついたこと どっか いっちゃいましたぁ~(笑) でも どっかで治さないと・・・! そうそう それと チーム・・・? フフ そうそう 勝ちかたはまだ 誰にも教えていないしぃ~ でも 「一人ひとり しっかり教えてやれ」 って言われたことは しっかりやります! そうだ 「まわりのことなんか どうでもいい おまえがやること ちゃんと やれ!」っても 叱られた?

さて・・・ フフフ


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20141208

コーディネート

出張コーチング レッスン・・・

久しぶりに 東北道へ乗りました そうそう ウチからだと 大橋JCTから 板橋 江北を抜ける首都高速ができたので 楽ちん! 移動時間が 超~ 短縮

ちょうど ウチからだと 南へ 秦野の 「ヤビツ峠」でのレッスンと 同じ感じで 北方面バージョン・・・

せっかく 環境の良い土地へ訪れるんだから レッスンだけではつまらない・・・ 練習しない理由 ないよねぇ~ 早めに 待ち合わせ場所へ着き 意気揚々と支度し 走りだした

関東平野が続く地で そうそう 勝手知ったる 第二の故郷でもある 茨城県岩井市(現在は「坂東市」)へ向かう・・・ そうそう この写真のあたりは(茨城県猿島) 茨城に拠点していた頃と その後の合宿なんかで しょっちゅう走った 練習コース・・・ 『ん~』 気持ちいい! 「道」 かわらないしぃ~

フラットメインだけど (もうちょっと行くと 筑波山もあって) 信号も少なくって(前後 見渡しても 赤も青も視えない・・・) 良い感じで続く いっ本路 (ずっと続く)微妙な向かい風が すげぇ~いい負荷・・・ 完璧に集中し切って 自分の中にに入り込んで・・・ ヤバい! 気が付いた時には かなり遠くまで走ってしまい あわてて戻る・・・ 戻る途中で 道 間違えたりとで・・・ 「またこのへんで合宿やろう」と 思い出すように 想った!

さて 今日のレッスンは 「スタートサイクリング」 今日から サイクリストになる・・・ そんなコーチング レッスンです! 僕は 宣伝も 広告も 勧誘もしない しかも 安くない(高額?な)費用 そのうえ (キャリアや経験問わず)「真剣に考える」 そんな方としか セッション(コーチング レッスン)しない・・・! かさねて しかも 都合は すべて僕に合せてもらって実施に至る! その反対側には 僕がいて 僕が わずかでも妥協することなく パーソナルの分析を常に行い続け (これまでの培ったすべてと)最新の情報と技術の提供が 僕の仕事ってことになる・・・

僕のところに来る方々 みんな・・・ 「ぬるい」奴は 誰もいなくってさぁ~ 『すげぇ~ たいへん!』(笑) そうそう 中途半端な 「ストイック」なんて言う 安い言葉や 短期的な「やる気」みたいな表面上の問題ではなくって 「真剣に楽しむ」 とでも言うのか まぁ~ 言葉じゃなくって 『想い』 の問題! だよね

そんなみんなの 「想いに応える」 コーディネート・・・ ガッツリ ぜぇ~んぶ パーソナルなので 実に面白い!

まぁ~ 結局は いっくら コーチングして レッスンしたって 自分自身が練習しなきゃ 速くも 強くも 上手にもならない・・・ ってことなので 実際には 「コーチ」なんてしょせん 大きなことは できないんだよねぇ~

なので僕の仕事は 「練習をしてもらう環境を創る」 そんことが 僕の役割で また 「(練習を)してもらえる」 この部分では モチベーションの維持と向上 コンセントレーションを創れるように そんんな メンタリティーの構築のサポートも とっても重要 こっちこそ しっかりパーソナル・・・!

さて 今年も 実質あと2週間・・・ まずは とっとと ウエアーの集計しまぁ~す 今週末は 今年ラストの練習クラブの練習と そうそう 忘年会みたいなのは 僕の趣味ではないのでやりません でも 各みんな 個々の年末ミーティングの要望があるようなら 早めに下さいね スケジューリングしますので・・・


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20141204

こんな生活

古い 「青焼き」 出てきました・・・

手書きから CAD(キャド) の時代になった当時に 意外と サクサク描けちゃって でも やっぱ 「図面は手書き」 これじゃ~ 味気ない! フフ

増築なので たいしたことなくって S造で エキスパンと 構造壁をぶち抜くので その補強と そうそう 地盤がユルユルなので 岩盤まで地下36m 300×10mのPCパイルを つないで  20箇所以上 打ち込んで・・・ 工程のお手伝い? BCの丸セパを着けながら 型枠を組んで ハッカー持って 2階のスラブの配筋 定着をしっかり図って・・・ スタッド打って 打設も・・・ 施工図も・・・

施工に詳しい (って言うか 施工が得意な) 設計屋は 施工する奴らに 煙たがられる・・・ なので 結局 施工まで そっくり やっちゃいましたねぇ~ 思い出す!

サポート スポンサーの獲得が厳しかった時期に アルバイトで こんな仕事をしてて・・・ 一時期 「法人」まで創っちゃって (「選手やっているより よっぽど稼げる?」 なんて) 一瞬 見失った時季を思い出す・・・ ヤバかった(笑) まぁ~ 「遊ぶ お金を稼ぐため・・・」(笑)

始めて (サイクリストとして) プロとして選手契約を交わした当初 これまでの年収からすると 「破格・・・」 若干? 少しは? プロらしい生活? そうそう 並木通り 通ったなぁ~ へへ そんな生活を味わうと 「更生」するのに 時間が掛かる・・・?(笑) こんなことやってるから ダメ! だから こんなんなっちゃってぇ~ ねぇ~

さて! いまは 「更生?」 少しはしたかなぁ~ って・・・ そうそう レースにも出ていない僕に 応援 サポートを戴くみなさんがいて そのおかげで僕は 「やりたいことだけ」 やりたい仕事だけを やることができる だから 「プロ」のカタチも ボク自身が 納得し 妥協することのない そんな姿を追い続け 近づけていかなきゃならない

まあ僕の時代とは いまのサイクリストの環境は すっかり 良い方向へ変化し 作られてきているんだけど でもまだ メジャープロスポーツ選手ほどに 国内のプロサイクリスト達 そんなに ギャラは稼げない・・・ この現状 事実は 選手以上に 国内のレース環境に大きな影響があってさぁ~ 若いサイクリストは 「職業」として サイクリストを選ばない・・・! そのうえ 安月給で選手を続けて そこそこの成績を築き 残すことができても 退いた後に つながらない・・・

「素敵なライフスタイル」は それぞれの 価値観なんだけど 僕たちは 「プロの生活を魅せる」 そんなことも担い 背負っているんだと 僕は思うんだ・・・ その 「プロの生活」って 退いた後も続いていて まあ 限られた奴らしかできないことなんだけど 「魅せる仕事」は しっかりと 多くのみんなへ 魅せることができなければ とてもじゃないけど 少年達に 「夢を売る」ことなんかできないよねぇ~ まあ 僕の立場から言えば 「プロ」を名乗る 奴らの問題だと想うんだけどね!


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20141202

ホビーレーサー

僕の 2つ趣味の 「夜遊び」の もう 1つ・・・

このところ 2つとも めっきり ご無沙汰です・・・ これじゃぁ まったく 仕事中毒? まるで 自転車が好きみたいな生活です(笑)

茨城での生活で 先輩の影響から始めた 「モータースポーツ」 ダート(グラベル)から入って ターマック(舗装路)・・・ 市販車両を JAF公認車両へ組み上げて 夜な夜な練習していた (サイクリングの)OFFシーズン・・・

まあ 実業団チームに所属していた分 安月給だったんだけど 本業の ロードレースより はるかに資金を投入していた「趣味」 いやぁ~ いくら掛けても 足りません(笑) そうそう (クルマのレースで)勝てる車両を組むには 高級欧州車並みに費用が掛かる・・・ でも その前に 「腕」 なんだけどねぇ~ ってことで カート(レーシングカート) (自転車)レースの 八重洲出版の取材で 度々お世話になっていた ライターの 今野さん(今野 泉さん)が カートのチャンピオンだと知り 手ほどきをもらって こっちに移行しました

デビューは 「新東京サーキット」(千葉県四街道) しかも路面はウエット・・・ ロードレースでも クルマでの走りでも「ウエットは得意」 でも スリックタイヤで走るのは 初体験・・・ 「押し掛け」して コースに出た瞬間 クルマの概念が まるっきり変わった・・・ カルチャーショック!

これまでに これでもかって 足周りや ボディー補強して ガチガチに固めた車両に乗ってきたけど ショックアブソーバーがなく フロントタイヤが ダイレクトでステアリングが動く・・・ まったく「遊びがない」 しかも 地面に座って走る走行目線・・・ (ビビッて)アクセル 踏めないしぃ~ まあ 最初は「慣らし」で 何十周か走ってから ピットから 「全開OK」ってサイン・・・!

雨は降っていないものの 路面は まだウエット・・・ 左脚ブレーキには これまでの経験(クルマの練習)から慣れていたものの コーナーの手前で ちょっとでも雑に掛けると 「スッ」と アンダーステアで コースアウト・・・ エンスト! コース上で 押し掛けし直して コーナーに戻って コーナーの立ち上がりで アクセル ドッと サクッて踏んでると コマのように「クル」っとまわってしまう・・・ ちっとも まともに走れない・・・ 『まじかよ・・・』 いらだつよりも 考えた・・・ 「ハンドルきっても曲がらない ブレーキ踏んでも止まらない アクセル踏んでも走らない」 クルマを始めた当初に 教わったことを思い出す

苦肉の策に (得意の)「ラリー走り」 ステアリング切っても曲がらないんだから コーナーの手前っから 姿勢創って曲げちゃおう・・・ って フェイントモーションで コーナーの入り口から 後輪出して 無理やり曲げて走って・・・ まわりの見ているみんなとか ピットのみんな 半笑いで観られてて 「初めての割に よく走っている・・・」 と・・・ こっちは 必死 (こんなんでは 速くは走れないことは よぉ~く 解ってたんだけど・・・)

少しすると 路面もドライになってきて 他に走っているレーサーが ガンガン コーナーへ突っ込んでいくも 『マジで こんなズピードで・・・』 これまでボク 突っ込み勝負は かなり自信があったんだけど これも あっさりと粉砕(笑) でも 度胸一発で 速い奴(カート)に着いて 同じスピードで突っ込んでみても 見事にスピン・・・ 今日 僕に 一緒に着いてきてくれた プロショップのアルバイトの若い子に 若干指南を仰ぐと (どっかで聞く)「ハンドルも アクセルも ブレーキも もっと丁寧に・・・」 って・・・ この子(18歳の落合君)に 同じカテゴリーのカートに乗ってもらい(ジーパンに軍手姿で) 一緒に走ってもらって 僕は 彼の後ろに着いて ラインやスピードをトレース・・・ 何十周か引いてもらって ピットから スピードアップのサイン・・・ 

おんなじエンジン 加速は同等 突っ込みで着いていけば・・・ そんな気持ちで必死で・・・ 「ん~ 着いていけない」 しかも コーナーの出口で ドッと 開く・・・ (彼が待っててくれて) こんな練習を 何十周もしてからピットで給油・・・ 落合君より 「速いですねぇ~」 僕は 『えっ!』 「でも もっとアクセル踏んで ステアリングはもっと丁寧に ブレーキも ちゃんと踏んで・・・」って アドバイスをもらって コースへ戻って・・・ そうそう この後に知ったんだけど 落合君 この年の 全日本のチャンピオン・・・!(ビックリ)

まぁ~ 新鮮だったことを 昨日のように思い出す・・・ クルマのホビーレースでは 「ケガ」をすることめったにないんだけど ロードレースの場合 スピン 接触は 「落車」につながって 落ちれば 必ず「ケガ」をする! 危険を伴うスポーツであることは どっちも一緒なんだけど・・・ そうそう なんか 近年(昨今)の (自転車)レースでのことと どうしても比べて考えてしまう・・・

今年は特に 大きなケガにつながる落車も多く聞いた・・・ 僕らのレースでは 鎖骨の骨折と 擦過傷 各部の打撲程度なんだけど 国内のホビーレースでは 思わぬ部位の骨折であったり 過度の重症になってしまったりと ホント 心を痛めています・・・! 

でも なんでそんな怪我? そんなところで なんで落車?って どうしても 僕の立場から 考えてしまい 疑問となっているんだ・・・ レース=競争 そのための「練習」に 深刻な問題があるのかと 僕は考える!

じゃ 何をすればいい? どんな練習をすれば? 考えて走る 脳と脚をまわす! サイクリストの資質 資格の 1つ・・・ だよね!


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