20071029

200km


僕がメンテナンスをしている自転車のオーナーが レースデビューしました フジスピードウェイで開催された 100km耐久レース(富士チャレンジ200)です  せっかくの機会なので東京から練習を兼ね 自転車で走って観戦に行った 往復200kmの道程で ひたすら国道246を走る 結構なダウンヒル・・・  おもしろい1日となった



途中で給水を一度して 約3時間ちょっとでフジスピードウェイに着く いつもはOILの匂いで充満されているサーキットに 今日は自転車乗りが1000人以上集まっている 僕たちのレースとはまた違った空気で 一言で表現するなら「楽しそう」って感じかな でも 会場のMCはイマイチであった 
しかし かなり高級な自転車ばかり でも セッティングや乗車ホームはメチャクチャ・・・ 目に入る全てがストレスになりそうである 一人づtづ 片っ端に診てゆきたくなる もっと速く もっと美しく もっと楽しくなるのに と!


1時間くらいウダウダとしてから 東京へと戻る道へ向かった 既に100kmを走った脚 結構良い状態・・・ 自転車ロードレースの選手って 距離を踏んで 肉体の疲れが溜まった状態でパホーマンスを発揮できなければ 一流とは言えないんだ 100km過ぎてから動けなければ トップ選手とは呼ばれない
サーキットを後に国道に出る 道路標識には「東京89km」と表示 多少の向かい風ではあるがペースを維持する もう頭の中ではレースをしていた  疲労した筋肉を効率良く動かし 決してホームを崩すことなくギァを掛けてゆく 同じ筋肉ばかり使わないように サドルやハンドルの位置を肘 肩 腰 膝 足首の角度で微妙に重心を調節する 他の選手にバレない様に!  ラスト20kmスピードを上げ 梶ヶ谷のゆるい登りでスプリント・・・ 完全に集中しきった練習であった  1 レースが終了した感覚   ん~ おもしろい やっぱやめられないね!

20071024

Muesli


僕がいつも食べている朝飯なんだけど 見た目はまるで 鳥の餌!
もうずいぶん前 ヨーロッパへ行っていた時 向こうの選手が この鳥の餌みたいなやつをうまそうに食べていて ちょっと分けてもらって食べた事がきっかけ・・・
肉体の栄養素は できる限り食物から摂取したい それが僕の肉体形成の基礎である

「アルペン ミューズリー」とは スイスに古くから伝わるレシピに基づき 最良の原料だけを使ってつくられているミューズリーでである 小麦フレークとオート麦 ローストしたヘーゼルナッツやアーモンドのスライス 太陽のもとで熟成されたレーズン等を原料にしている

原材料 : 全粒小麦/オート麦/レーズン/砂糖/脱脂粉/ホエイ/ヘーゼルナッツ/アーモンド/麦芽エキス/食塩

20071014

診る


自転車ロードレースの選手って 走りながら 地面を歩く蟻を見ることができるんだ 本当だ!
時速70km/h 幅20mmの車輪でコーナーへ進入する・・・  まあ 毎日の仕事ってこと! こんな速度で走るには テクニックだけでは足りないんだ 状況を把握する感覚が必要なんだ 空気が流れる速度感と 路面を見る「目」 レースではこの「目」で 自分以外の選手をも把握することができなくては トップへはたどりつくことはできない
ロードレースでは常に他の選手の動向を把握できなくてはならない 目に映るすべての選手のほか 自分の後ろを走る選手の状況もである 何故なら 奴らのすべてを負かさなくては勝つことができないからである 相手の手や脚の可動範囲や筋の動き 息使いに至るまで そして心理状態を分析し 勝つ為の最高プロセスを生み出す・・・・ これが自転車ロードレースの "だいごみ"って事だ
この「目」でパーソナルトレーニングを指導すると 様々な動きが見えてくる アライメントや可動状況と 微妙な力の動きが見えてくるのである 指先や肩 背中から足の裏・・・ ゲップが出るほど相手の動きを観察し 弱みや粗を探す競技 まあ 競技スポーツなんて みんなこんな感じなんだろうけど 自転車競技って 特に 『きつね』 と 『たぬき』 のスポーツであることに 間違いないってことだ

20071008

ケガ


ちょうど 一年くらい前になるのかなぁ・・・・ ヤビツ峠の帰りに下りで派手にコケてしまって 結構ダメージが大きくて どうにか走って帰って来れたんだけど 擦過傷と打撲なんかは時間と共に回復を促すことができるんだけど 落車した際に体中の筋肉が特別な動きで 肉体を守ろうと緊張し 思いのよらない部位がどうかなっている。。。 まあ これがかなり厄介で 回復に多くに時間が必要となる

当初には 自転車は無傷であったことに幸いと思っていたんだけど 今年のシーズン始めに フレームのダウンチューブにクラックを発見! かなりの致命傷である コケてフレームを壊したのは生まれて始めての事で 結構ショックで 手を付けられずにいて・・・・ 


自転車は何台も用意があるので 仕事(トレーニング・・・)に不便はないんだけど 今の今までほおっておいた kiyo に やっと手をつけることができた まあ バラして その後はビルダー(フレームの製作者)と話をしようと思う  でももうこのフレームの寿命であることは明確で このケガは 時間をかけても治らないということである 

選手のとって 自転車は消耗品である ヨーロッパでのレースで 「パリ~ルーベ」というクラシックレースでは 毎年天候が悪く 御影石がひかれた石畳と補修されていないアスファルトの路面を5時間以上も走る 肉体がイッテしまうか 自転車が先か・・・  1レースで3台もの自転車を変える場合もある

プロスポーツ選手って 間違いなく肉体労働者である トッププレイヤーのすべての選手は皆 『ケガ』 を抱えている 既に肉体の限界を超えた精神力で パホーマンスを維持 向上させている  でもどうしても自分が納得できるプレーができなくなった時 その時 現役の座を退く事を決断する 
近年 30代 40代のスポーツ選手の活躍が 国内 外と多く目覚しい 選手寿命が延びた原因には 肉体のケアーにつても 大切なトレーニングの一部であると考えられ 実施されてきているからである
まあ そんな事を伝えて行く事も 僕の大切な仕事の一つである 僕が経験した事とか 見たこと 聞いた事 感じたことを 肉体のケアーとパーホーマンス 自分の体を大切に使う・・・ とか  パーソナルトレーナーとして伝えて行くことにする

20071005

田園周回コース


自転車レースを始めた頃 練習がきつくなると天気を気に する様になってさぁ 「雨が降れば練習を休める」 なんて思うから・・・  そうなると 雨が降りそうな天気には 「雨 降るかな・・・ 」  なんて空を見て もたもたして なかなか練習に出られなくて どんどん時間がすぎてゆく・・・・  中学 高校生時代のこと なんだけどさぁ!  
選手になってからも たいして変わらないんだよね やっぱ 疲れとかが溜まってきて メンタル的にもモチベーションが上がらなくて でも 『練習 しなくては・・・』って思うんだけど なかなか体がうごかなくて そんな時 天気が曇っていて 雨が降りそうだと 「もう 降るかな?」なんてちょっと願ったりもした 何にしても 練習って 繰り返し繰り返しの事。。。 

いつの頃からか 「雨が降っても 練習する」って決めた! それ以来 天気と練習とが リンクしなくなったんだ 多分 20歳くらいのころだったと思う

さて 今日は小雨がパラパラ・・・ こんな日は近場で集中したトレーニングに切り替える うちの近くに田園調布の丘陵地帯?があって 1周/15分くらいで回れる周回コースを設定している 20%前後の登り坂と下り 平地の直線とを組み合わせていて 結構良い感じだ このコースでレースをしたら 本当に面白いかも でもちゃんと走れる選手って 日本に何人いるかなぁ~
 
今日は15時からパーソナルの予約がある 練習から帰り 少し脚がビリビリと心地よい状態で 四ツ谷へ向かう これもプロとしての仕事! 面白いね! 

20071001

start

重い腰をやっと持ち上げることにした。。。
しなくてはならない大きな仕事を やっと始めることにしました コツコツと 言いたいこと 考えていること 思っていることを伝えてまいります

プロサイクリストとしての活動は基より プロのパーソナルトレーナーとしての活動にも 大きなエネルギーを使わなくてはならない時期に来たようだ