20230129

Work up|2023 season


時間の経過が「遅いんだか早いんだか」体内の時計は現実と逸脱してしまっていて 独自時間で脳が作動(機能)している 3時間おきにベッドから這い出て酒を飲み始める生活 まあでも使い切ったカラダの修復 回復と共にようやく美味い酒が飲めるようになってきてはいる それにしても「沖縄から戻って もう何ヶ月経った?」こんな時間軸 まあでも今季のスケジュール組みは 検算作業と共にサクサク(スプレッドシート)機能が動き始めればスピードはいつもの通り 各位への配信も済ませ どうにかシーズンを始める準備は整った

強行で組み込んだ「練習クラブ沖縄(1月)」結局スケジュールが組み切れず シーズン初っ端から時間軸からチギレ気味 2月の後半にもイチオウ(沖縄入り)組んではいるんだけど 地元選手のアンダー(U19ジュニア)のインタビュー 沖縄スタジオでの面談のスケジュールも入ってきているので 走りに出る予定(沖縄での練習)が組めるのか微妙 内地(本土)よりアテンドして招致する時間枠は厳しいので組まないことに また スポーツ協会のライセンス更新の時期が迫り 単位取得に「1コマ」が必要なため 今月中に「CPR/AED(心肺蘇生法)」消防庁へ受講のスケジュールを組んだ 千葉での練習クラブは 今季はあと(2/19)1回を残すのみ その1週前から AACA(2/12岐阜長良川)(2/19)修善寺の東京都ロード 中北城にて沖縄ロード 1月のスケジュールで もう既にヒイヒイしているのに更にタイト (2月)20日の週に沖縄のスケジュールを組み込む予定

すっかり発信のペースもルーズとなり もっとクドイ話し「仕組み」「理論」欧州の現状なんかもタイムリーに発信していきたいんだけど 日々更新されているデータベースの確認と分析 脳の中での作業のみで なかなか更新することができないジレンマ 結局今季プロ契約(WT PRT)した選手「150人(2023.1.E)」例年より50%増し 今季(2023)プロ(WT/532選手 PRT/403選手)例年と大きな変動はなく この中に「150選手」が含まれるってことは 入れ替えられ出された(WT PRTと契約できなかった)選手の数が多くなったって訳だ まあチームの消滅や紛争問題も引退した選手が増えた原因でもあるけど 間違いなく確実に世代交代 アンダーの選手がグランツールやクラッシック 歴史の覇者が誕生してきている時代 まあどうしても「日本」と比べると如実にストレス 衰退していく日本の自転車レース(メシを喰うための国内選手は別としても)間違いなく欧州の自転車レースとは異なったスポーツになってしまっている しかも日本独自の自転車レースの環境から始める子供たち この位置(日本のレベル)からでも勝ち上がることができない(勝ち上がろうとしない)事情と事実 そもそものメンタル(根性論も含め)またそれ以前に基礎体力(走るとか飛ぶとか疲れないとか頑丈とか)プロを称する選手も練習の途中で売店で休憩するルーチンなども(多くは語らないが)まあイマサラのことではあるんだけど 観ている場所が違う 魅べくところが異なっている訳だから 欧州の自転車レースとは違うと説いている

コンチネンタルチーム数 ダントツで中国が「14チーム」次がイタリアと日本「12チーム」その後がオランダ「10チーム」 内訳の詳細では イタリアのコンチネンタルチームは「100% U23」選手の在籍で 要するに「WT PRT」との契約を目指す選手のみ在籍している生粋の育成チームで 地元のクラブチームから限られたプロを目指す選手が 1年もしくは 2年 育成のための待遇を与えられ ただプロ契約することが目標(目的)ではなく「(欧州の)プロのレースで勝ち上がる」選手を育てるための強豪育成チームってことになる まあ中国は日本同様に国内ツアーのレースが盛んで 欧州籍の選手も 中国のコンチチームに所属し(給料もらって走る選手)職業選手として中国内を転戦しているけど 欧州へ向けた転戦は希少(ほぼ無い) 一方でフランスでのコンチチームの扱いは「完全にプロ選手」WTもしくはPRTで活躍してきた選手が(コンチのチームは)戻って来る場所でもあって(最前線から一旦退く)歴戦の猛者たちが 次の戦場で闘う場所として位置づけられているので その経歴と敬意を込め含め コンチネンタルチームの選手であっても(アマチュアカテゴリーであっても)「プロ」と呼ばれている訳だ もちろんフランスのコンチネンタルチームも 確実に育成選手がメインで所属があることは言うまでもなく ただフランスのコンチのチームは「5チーム(全62選手)」だけ 歴戦の猛者と将来をしょくぼうされた選手のみが在籍できるコンチのチーム 猛者たちは出し惜しむことなくプロの姿勢や生き方 もちろんレースでの勝ち方も含め 育成も仕事として担うためコンチに所属し走っている訳だ では「日本のコンチネンタルチームは?」現実と結果は この事実ってこと まあ(オレを含め)指導者に問題があることを前提に言っている

昨年から創り始めた沖縄スタジオ増設も概ね整った 今季からはまた地に脚を着け これまで通りアップデートし ブレずに履行します

すっかり「A&W」ヤバいっす



ご質問 問い合わせなどは ココ

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20230108

Training camp 2022-2023|沖縄合宿:Yamanakako Cycling Team

 
まさか 選手と年末に こんな南国のサビれた街でトレーニングキャンプを組むことに 最初に臨んだ渡豪 ワンウェイのチケット メルボルンの裏街で生活していた原点を想いだす

しかし2022シーズン 組み建てる工程に多くの時間を費やし 準備を練るプロセスが日常と化しカラダと時間をガッツリ削った ポンコツのカラダを治しながらの作業 まあでもその見返りは確実に結果となり 我々チームスタッフの総力 ようやく実力が発揮し始めた

今季夏より稼働し始めた沖縄スタジオ まだ軌道には載り切っていないんだけど 選手より沖縄合宿のオーダーが来て 急きょ日程を組む運びとなった 宿舎の手配 車両の準備 練習コースの設定 スケジュール組 詳細な枠を組み始め 妥協なくクオリティーを研ぐ 具体的な合宿生活 空港からの移動 ピックアップ 沖縄スタジオ利用と活用 東京スタジオでのルーチンの隙間に 沖縄合宿の準備を組み込み なかなか選手はオレに休暇をくれない訳で まあコーディネートは得意分野 って言うか本分でもある そもそも沖縄にスタジオを増設した目的も こうした企画を組むことな訳で 泣き言を言っているヒマもなく サクサクとコーディネートを組み始めた

いっきに超タイトになってしまった年末年始 とっととやるべきこと サッサとグリーフィンカードの作成 送り先の設定 渡航の前日にどうにか間に合い発送完了し 今回お世話になる「民宿やすま」さんへの連絡(FAX)練習のスケジュールと併せた宿泊のプラン表を送り 車両の手配と地元の仲間との調整作業 また地元の関係者へ向けたジョインの誘いのメールも配信 どうにか準備は整った 日程調整のために パーソナルのセッションではメンバーさんへ調整の協力を戴き 各選手へのメール対応でも返信ができず 合宿の準備と期間 少し待ってもらうよう求め また支援者からのサポートを戴くなど 多くの皆さんの協力とサポートがあり 初めてのチーム合宿に辿り着くことができました 感謝です

さて渡航当日 いつものルーチンで那覇入りし ここからは強行 高速バスに乗り換え石川インターまで移動 既に17時を回り いったん沖縄の自宅へ戻りクルマに乗り換え那覇空港まで折り返し高速を飛ばす もともと選手へは渡航の日程と移動の手段はバスの時刻表を測って決めるように指示をしていたんだけど 先行してチケットを予約してしまった選手がいて 終バスの時刻より遅い便にて那覇入りするスケジュールを組んでしまっていて しかたなく強行なタイムテーブルを組む羽目に 無駄を省くことがオレの仕事なんだけど ロスは最低限に抑えたい限りだ 那覇空港へターンして戻り 空港ビルの到着ゲートの車寄せに着けると ちょうど選手が現れ 無事にピックアップし宿舎まで移動 宿の女将さんに初っ端から世話を焼かせてしまうことに 22時過ぎのチェックイン 今晩と明日の指示を出し 今日のオレの仕事は完了 宿から沖縄の自宅まで徒歩1分程度 こっちの仲間とも合流し少し酒を飲む


翌日は合宿当日 午前中に選手は那覇入りするので 高速バスの石川インターまでピックアップの準備 ウチからはクルマで 5分程度 サクサク回収し 昼食を摂らせ午後からの練習の準備に掛かる 今回の合宿の目的は「距離を乗り込む」また「基礎のカラダを創る」ギア比2.8固定 LSD & SFR クルマからの補給より選手は脚を止めることなく走れる環境での練習ができる

合宿の詳細は チームのインスタグラムを参照
https://www.instagram.com/yamanakako_cycling_team/


お世話になった「民宿やすま」やすまさん 後ろの部屋 自転車用に使わせてもらい サポートをうけました 感謝の限りです





「3日目がキツイ」欧州(豪州)ステージレースで語られる初歩(ただ集団で走っているだけではなく 任務の仕事をして動いている その3ステージ目ってのが前提での話し)また『カラダの準備』選手の準備の理解と行動からでないと身に着くことのないメンタル スケジュール的に 6日間のメニューは組んではいるものの まだアンダーの選手なので 選手のカラダ次第ってところもあり 3日以降は選手の状況次第 組み替えることを考えていた 初日は午前中にベースに入り準備もあって 午後からの練習 14時30分スタート 3時間の練習 翌日からは 9時から 6時間を組んでいて 3日目(6時間)の練習を終え翌日 4日目の朝ベースへ行くと 3日目で使い切ってしまっている選手 まだカラダの準備ができていない選手がスケジュールからドロップしてしまい 想定したことなんだけど これも選手は経験をしないことには自覚できない事実 宿で養生を指示し 4日目はソロの練習となる


「ソロ(単独)練習」ギア比2.8固定 LSD & SFR ALLシッティング 降りでも脚は止めずまわし切る フラットとスロープの組み合わせ 傾斜は7%程度 最大で10%程度 行きは「丁寧に脚を削る」 国頭村のスロープから徐々に負荷を掛け ギア比固定のままペースをつくる 登り切り折り返し 後半に向け徐々に回転数を上げ 時速と負荷を上げる ラスト30㎞マングローブからの登りでアタック 集団 または他の選手を振り切り 逃げ切るイメージ 失速しないよう丁寧にペースメーク 時速が落ちるようならダンシング加速もOK カラダ全体丁寧に動かすことができないと失速する(最高巡行 クルマから走りを分析し「もっと丁寧に」と 時折クルマから指示を出しています)ファイナルKmのVTR(ギア比2.8 時速52㎞/h ケイデンス:150bpm)逃げている集団 また一緒に逃げている選手とゴール勝負するイメージ(この後 10㎞ リカバリー)この時期の基礎練習 160㎞ 6h 4日目終了

 

チーム(山中湖サイクリングチーム)とは言っても 選手・監督・スタッフ それぞれの拠点で活動しているので 普段一緒にいることは少なく 帯同やチームMTGのときだけしか共有の時間を持つことができていないので 今回の合宿では選手と多くの時間を共有でき サポートカーでの伴走と併せ 妥協ないコーチングと指導に至っている

壊れるまで追い込む 壊れればオレが治す 選手へいつも言っていること この合宿では選手を「Test」できた 地元の仲間からは「Yay!  test done did it, seiji」ってさ


左ヒザに痛み 内側側副靱帯に過負荷が掛かっている 診たて施術 原因まで至っている 5日目はコンディショニング(休養日)そのための沖縄スタジオ Trainer (Soigneur)兼 Sports Director 任務は重責だぜ しかしオレ 休む隙間が無い 今回4日目まで 乗り込むことからしか学べないことは多く ケガに至る手前まで追い込む「たかが基礎の練習」でもその負荷を知ることは選手の資質につながるってことだ そのためにオレがいる 


仲間のベース「OIST(沖縄科学技術大学院大学)」住居エリア 車両をシェアしてるので 選手の練習前に OISTまで送ってからのスケジュール 9時には宿舎へ戻り選手を出して伴走するルーチン 15時頃にベースに戻り練習は終了 翌日の補給食の買い出しと準備を済ませ またOISTへ そして翌朝 早朝5時から開けている「100円そば」すっかり常連 こんな時間に 朝メシとオレの補給食もゲット なかなかシビレルタイムテーブルだ フフ



 3日目には地元のチームとジョイン「Ryukyu United Racing」練習に来てくれました 社会人選手と U17(高校1年生)選手 本当に嬉しい限りです とっても有意義でした



ウチ(山中湖サイクリングチーム)の選手と走って 年齢も1年差 選手は「一緒に走れば解る」選手は脚で会話をする訳だ ってことで「自転車レースに関心があるようなら遊びに来ませんか」って若干狩ってみたら スタジオに遊びに来てくれました っていうか オレらがやっている自転車レースの話しを聴きに来てくれました そもそもの自転車レース(欧州の自転車レース)から 運動生理学 エネルギー供給の仕組み 日本のレース(JPT)と欧州のレースの違い UCI のルール ドーピングコントロール いまの年齢とカラダ 発育 せっかくロードバイクで練習をするのなら 間違えないよう「なぜ」「なんで」全てに仕組みと理論 意味が存在する SNSに惑わされないことや 最後に「強くなっていく過程を楽しむ」2時間たっぷり あっという間に経ち 糸満市から自走で(石川白浜スタジオまで 40km程度)「帰りは仲間と合流して練習する」と言って走って行きました まだ目標すら自覚のない乾いたスポンジ状態 もの凄い勢いで脳から吸収していく 選手にイチバン肝心な脳「カラダの準備」には欠かせない「脳」学び身に着ける習慣の大切さなんかも説き 白紙に書き込む作業 オレの責務 この地でも始まった コンタクトの手段もつながり(チームの隔たりなく)2023シーズン レース会場で何度も帯同できそうだ

隔たりのない仕組み|カラダの準備



ビッグマックのチーズ抜きなんて頼むの初めてだ(チーズがダメな選手がいて(笑))練習のあと 15時には戻るので「ビッグマック買ってきたぞ~」って持ってきたら「食べても良いんですか~」って言うから「喰わないならオレが喰うけど」って返したら 2人とも勢いよく喰い始めた すっかりこの合宿のルーチンになった「おたのしみ」少しくらいないと まあ生活習慣には入れるなと 念をおき


合宿としては 6days 11月末より準備 コーディネート開始し 残務を含め 1月4日まで石川白浜での作業 いったん沖縄スタジオを閉め 5日(木)18時には東京のスタジオでパーソナルトレーニングの予約が入っているので 空港からスタジオへ直行 なかなか際どいタイムテーブルも完璧 翌日から積滞している諸々 回想しながら取り組む 既にカラダは 300% 使い切った

沖縄は渡航しないと行けない地ではあるけど日本 もちろん日本語も通じるけど 50年前までは米国 現在でも(軍を含め)アメリカ人は多く居住していて 欧州人も多く移住してきていて 沖縄は琉球の文化もあり 日本本土とは異なる多国籍文化(まあ英語の文化)東京のウチも港区 近所には大使館だらけで外国人もたくさんだけど その比ではない 沖縄スタジオの近所のマック ウチの選手と同じくらいの年頃の白人の子供たちが普通にたくさん陣取っていたりと 行きつけの近所のスーパーやチキンライスの店では 英語が飛び交う

ココは 挑む「カラダの準備」をするところ それと「勝ち方を教えるところ」妥協なく


ご質問 問い合わせなどは ココ

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