20230523

ネイションズカップ(フランス)|(J-2.NCap)Trophee Centre Morbihan 2023

Photo:DirectVelo

フランスの西部で開催された「ネイションズカップ(NC)」U19(ジュニア) 2018年では「レムコ エベネプール(Remco Evenepoel)」が圧勝している伝統ある育成レース

ウチから 山中湖サイクリングチーム(Yamanakako Cycling Team)より 岡崎一輝選手 日本代表(ナショナルチーム)から臨みました 初めての欧州遠征 初めてのTT(タイムトライアル)バイク 初めての時差 昨年のネイションズカップは韓国 アジア圏でのレースのため 欧州の有力チームが遠征に来なかったため 事実上は初めての海外遠征(本場欧州)なかなか「臨む条件」としてはシビレル条件 選手の資質が問われる証し 結果的には そこそこ オレが測った想定は『こんなもん』そんなもんです

Live配信にて検算

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まあ 出力の出し入れ 時速の出力 トップスピード いつも言っている課題 世界との差は この数値に限る訳で そのための「カラダの準備」極々 至ってシンプル フラット(平地)また緩斜面の登り その差は歴然で明確 この時期の選手(U19)激勾配の登りの設定はしていない原因に 平地と緩斜面の登りでのスピード そもそもの基礎の脚が解る 選手の基礎の脚を測る証しがモロに解るってことになる このあたりも いつも言っている話しになる訳だ

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欧州のレース 前にマエに展開できないと いつの間にか第5集団ってことになる 実際にレースが動く瞬間「ザクッと動く瞬間」前後や周りを測る(視る)ことができなければ その瞬間 反応が動きに伝わらず まあその原因には やっぱそもそもの基礎「カラダの準備」の話しに戻ってくる 今回のレース 総合的に全く勝負にはなっていない事実はあるものの 話しにならない程ではなかったのも事実 たがここからが日本の選手の国内事情 これから岡崎と検算をしながら チームとしての育成力 試されると戒めます

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日本代表(ナショナルチーム)リザルト
81 JPN FUJIMURA Kazuma   60 Overall VC La Pomme Marseille U19
82 JPN NAGASHIMA Satoaki 81 Overall Kitakuwada High School
83 JPN WATANABE Ikki        63 Overall Hokkaido University of Science High School
84 JPN SEKIGUCHI Takuma  70 Overall VC La Pomme Marseille U19
85 JPN OKAZAKI Kazuki       84 Overall Yamanakako Cycling Team
86 JPN JIDANJI Hajime     DNF Overall Shinsei Shoyo High School


総合成績:GC(General classification)
1 WIGGINS Ben        Great Britain   Fensham Howes Junior Race Team
2 FONTAINE Titouan  FRA               VC Villefranche Beaujolais Juniors
3 SANCHEZ Clément FRA               CREF - TotalEnergies Juniors



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20230510

貴重な仕事|カラダの準備


年始に東京へ戻ってから(沖縄スタジオ)ずいぶん空けてしまった どっちが「拠点」ひさしぶりに会う仲間からは「山中湖」に住んでいると思われたり 1月2月はシーズンの準備 環境整備 整える作業 また(チーム以外の育成選手を含め)選手とのセッションに時間を使い あっという間に(2ヵ月も)経過してしまい 3月からのレーススケジュール 4月から転戦(レース帯同)が始まり やっぱカラダは「3つ」必要だよな


ココ いつやってんだ?「不定休?」「不定営業?」まあ東京スタジオには定期的なスケジュール(ウイークリー/weekly)組んでもらう場所 ここ沖縄スタジオでは「マンスリー /monthly」もしくは「人体のサイクル」赤血球(生成から寿命)「120日」サイクル単位で組んでもらう場所って位置づけている なので こんな時間軸で認知してもらえるよう整えて来ている まあでも東京のスタジオでも 月単位もしくは赤血球のサイクルで組んでもらっている方も多くいるので 不定営業も 1つのカラダで組む塩梅(あんばい)かな


「見張り番(留守番)」(沖縄スタジオ)残してきました 現役時代に貸与(提供)してもらった「Yanagisawa」コロンバスSLX(COLUMBUS SLX)フルオーダーしたフレーム 当時シーズンが終了し 次のスポンサーが変わることで 柳沢さん(フレームビルダー 東京北区)へ お礼と挨拶を兼ね 年間フルレースを走り続けたフレームを ヘッドとBBを外し「ありがとうございました」と返却しに訪問し感謝の気持ちを伝えると「これはサイトウ君に創ったフレームだから」と 結局シーズンの報告と有意義な時間をすごし 帰りはフレームを持ち帰った いまでも鮮明に浮かぶ そうそう柳沢さんからは「選手の後(現役選手を終えた後)ウチで修行しないか」と フレームビルダーの路 鋭い眼光から そんな声も戴いたことも 忘れることなく覚えている

沖縄ではコイツと今後は動くことにする まあパーツもヒトムカシ前の「レコード 11s」フロントホィール「Cレコード(ハブ)」リヤ「MICHE 130mm 11s」スポーク「DT 15-16」32H もちろん自分で組んでるので精度に狂いはない Vittoria Corsa CX 23C セメントで着けている 沖縄の地形では「長い降り」は少ないため この気候(気温)でも 降りのブレーキングで前輪バルブずれ(ブレーキングの熱でリムが熱せられリムセメント緩みタイヤのグリップに負け徐々にバルブがずれる現象)心配はない 熱い時期の峠の降り 降りの途中で止まって前輪の向きを変えながら走る(曲がったバルブをもとの位置に戻す)現在の自転車では こんな心配もなく まあバルブずれは「ビビりながら(ブレーキかけっぱなしで)降る」またその反対でガン攻め「フルブレーキからグリップの限界で曲がる」どちらかなんだけど まあ後者の走りだよね フフ


今回のメインは「(沖縄の地元の)みんなとのセッション」ファーストサイクリングの方々との パーソナルセミナーから始まって 育成選手と練習計画(ギア比 距離 時速 時間 コース設定)目的別な練習と メンタル面(根性論も含め)具体的なメニューを組み 糸満(沖縄南部)への出張パーソナル メディカルチェック ストレッチ 仕組み座学も少し実施して 施術の後には夕食の準備もしてもらい 石垣牛のステーキ ご馳走になり(地元のお宅)沖縄の夕食も堪能できた なにより地元のみんなとのセッション 貴重なつながり 友達もでき 濃縮された期間となった


こっち(石川白浜)に戻ってから 天候イマイチで 海も波があって藻まで浮いていて ようやくタイミング「スイム(swim)練習」合間を測って少しだけ組むことができた 海水はまだ若干冷たかったけど「15分×2セット」40分程度だけど集中できたかな しかぁ~し ラッシュガードは着けているんだけど カラダの崩れは許せないレベルまで達している自覚 マジでヤバイ 乗ってないしトレーニング(ちょっとしか)していない もう既に「脳」の回転も鈍り始めているし こっちの仲間とも話しているんだけど やっぱ「乗ってないと脳が動かない」完全に稼動不全に陥っていて 鈍ったカラダに機能不全の脳では 育成どころかトレーナーとしても履行に至らない訳で(オレ自身の)クオリテー 改めて根本から精度を上げていかないと話しにならないレベル 東京でもミラノでもメルボルンでも パスタ喰らって走るだけ いつまでも習慣ってのは身に着いていて 立つ位置は移動しただけで「現役」な訳で 怠れば仕事にならない訳だ まあイマでもこんなメシ沖縄でも もろもろ準備しろってことだ


キッチンから魅る 毎朝の空と海 少し別れを告げ東京へ

さて 連戦が続きます まあ全く欧州とはリンクしない国内のレースなんだけど「カラダの準備」に必要なレースではあるので 確実に身に着けることが重要 また今月は 20日からフランスでのネイションズカップ(フランス西部)ウチから(山中湖サイクリングチーム / Yamanakako Cycling Team)ナショナルチームへ派遣され走ります 2Day(3stage)「Trophée Morbihan Juniors」(JCF News calendar)道場破りにまいります

Trophée Morbihan Juniors
http://www.tropheecentremorbihan.fr/

カラダの準備
https://charipro.blogspot.com/2019/05/blog-post_15.html


なかなか「生意気な」そんな選手が生まれない この国内の自転車レースの環境 アプローチ 局面 思考し スポーツデレクターとしたトレーナーの位置 脚基を確実に着実に 妥協せず履行してまいります


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