20190428

勝ちかたを学ぶ|Enric(Yamanakako Cyclisme Formation)


JBCF群馬(E1カテゴリー 90km) エンリック・ルバース(Enric LEBARS:仏)選手が勝ちました

国内では上から2番目のカテゴリーへ トム・ボシス(Tom BOSSIS:仏)選手と 森崎英登(U23)選手と共に 3選手で臨んだレース 終始積極的にチームで展開 最終的に集団から抜け出し エリックが逃げ切った チームでの勝利だ

山中湖シクリスムフォーマションは「育成チーム」本場フランスで厳しいレースを走ってきているトムとエンリック 勝ち方までの走りを知り尽したこの選手2名の走りから アンダーの森崎は Liveで学ぶことができる絶好のレース スタート直後から交互にアタックを繰り返し集団を自在に操る先輩選手の走りに 森崎も動きと脚を合わせて動く まあ 本場で脚を創ってきた エンリックとトムからすれば 脚の余るレースでもあったはず 森崎が身に着ける 脚の使い方 無駄足 戦略 チームオーダー 集団のコントロール 実際のレースを走ることでしか身に着けることができない走り その脚を創る「脳と脚をまわす」 走りにはすべて意味が存在し理由があって その走りから結果が生まれてくる訳で その結果を魅ることから 厳しいレースを自ら創り その走りを魅るための練習があって 序盤から展開し逃げて勝つ ココから始められなければ(欧州の)プロへ勝ち上ることは不可能なんだ エンリックとトムの走りから学んだ走り 次は森崎が継いでいけるはずだ


しかし こんなおもしろいレースを観るのは久しぶりだ 動きの絶えないガチのアマチュアレース このスピリッツが 山中湖シクリスムフォーマションの選手 全選手の誇りだ

この日のレースの反省点も多く 今日の練習から 次のレースへつなげます


この時季 外気温4度 雪が舞うなかでの アフターミーティング レースの話しをしだすと 国籍問わずクドイ話しは途切れない コンチネンタルへの挑戦 わずかでもブレルことなくまいります 

【2019.04.30 追記】
Yamanakako Cycling Team レポート
‏東日本ロードクラシック エンリック選手が優勝!


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20190424

Researcher and to Enforce


「クチは災い(わざわい)のモト」"Out of the mouth proceeds evil." or "Out of the mouth comes evil"?

まだ映像が あまり入ってこない時代に 紀伊国屋書店まで運んで 欧州誌「Bicisport」を憧れの想いで魅ていたころ 選手のスナップ 透かして魅るように 隅からスミまで 紙面に穴が開くくらい(笑) 選手の ジャージや携行品など身に着けるすべて 仕草や振る舞い 自転車とそのセッティング レースでの走りと振る舞い どこに住みどんな練習をしているのか 日常の私生活や喰いモノのこと 言動のすべて レース展開でのシーン すべてが僕らの教科書だったかな まだ辞書から翻訳して 理解につなげていた時代だった そんな当時の記事からも スタート前の選手の脚「テカテカ」『なんか脚に塗ってる?』まあ現在でもスタート前の選手の脚には マッサージオイルが摺り込まれていることは 自転車レースの常識 ボクが13歳の時に眼にした光景と何ら変わらない姿 その映像が無造作に情報を得ることができるいい時代

データベースの充実も 実に嬉しい限りで 選手個人の経緯と経歴 眼に映ように伝わってくる検算作業 建設的な現実と夢を魅せてくれる事実と 実に解りやすく堅実なデータの分析から 根深い事情へ課題を移す作業 若干ブラックホールへ吸い込まれていくような気もするんだけど 結果の分析は数値以上に 選手の考えや想いとイコールな気がしてきていることは きっと間違いないんだろうと感じてきている

ウチの玄関の壁に「無言実行」と「有言実行」と 和紙に墨で書かれた額を掛けていて 常に眼に入る言葉 まあ自分で想っている言葉で どっちとも「実行」の文字が書かれている でもその前に 言うのか言わないのかは どっちでもいいことで でも実際に「なにを」って なんの実行するのかってのが重要になる訳だ

Look up to|憧れる
https://charipro.blogspot.com/2018/04/look-up-to.html

やっぱ「勘違いしている」多いんだよなぁ~ 体制批判を含め まあ取り巻きはどうでもいいんだけど 選手が勘違いしているようじゃ 話しにならないだよ

地道な作業 ブレズにまいります


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20190418

Tour du Charollais (Elite Nationale)



La 40e édition du Tour du Charollais (Elite Nationale)
https://www.directvelo.com/epreuve/23453/tour-du-charollais-2019

フランス国内で開催された アマチュア最上位の エリートナショナルカテゴリーのレース 欧州のプロを目指す 山中湖シクリスムフォーマションより渡仏した2選手 Vélo Club de Corbasの選手として出場しました

リザルトより 上位20位以内に アンダーの選手(19歳/2名 20歳/1名 21歳/4名 22歳/1名)7名 プロから降りてきた選手2名 フランスではプロ扱いになる CT(コンチネンタルチーム)所属選手は2名(内1名 WT/ワールドプロツアーチーム傘下のチームに所属選手) VTR映像から解るようにラストゴールは「脚の勝負」150㎞を無難に脚をタメテいるようでは とてもじゃないけど この位置にはいられないことは 選手の走りを魅れば その通りってことになる

フラットと丘陵地帯を含めた150㎞ フランスの(トップ)アマチュアレース スタート直後から 脚は使いっぱなしで その後ガッツリ最後の最後で脚の勝負になる訳で 日本国内のレースで「チーム戦」などと企てて走っているようでは(欧州のプロを目指すのであれば)『ぬるい』ってこと とてもじゃないけど 脚を創ることなど無理な話しで(欧州のレース)絶対スピードが全く異なる次元 登りでもフラットでも いったん上がったスピードは そうそう簡単には落ちることがなく そんな高速のレースであっても 脚を丁寧に使うことで回復させる走り(脚の使い方)ができなければ レースにならないんだ 

まあ 四の五の言っている話じゃないってことで 走れなきゃ「走れねぇ~」そう言われるだけで 走れるか走れないか 単純な話し 残念だけど勘違いしている選手が多い島国 もう少しレースを学んでほしい限りで こうして闘う選手(2名の日本人選手を含め)を魅れば解る話なんだけどさぁ フフ

Trainer / Coach|プロの仕事
https://charipro.blogspot.com/2019/04/trainer-coach.html

コンチネンタルへの挑戦者 臨む選手 教え育ててまいります

【追記】
こんなレースで 勝った負けた 前の方で走る勝負できれば プロのエージェント(交渉人)の眼に映らないはずがない



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20190415

Medical Support|Trainer( Physical Therapist)


Endofibrosis(腸骨動脈内線維症 外腸骨動脈を損傷)医師ではないので(学術書)翻訳した症状として 脚の動脈の狭窄または閉塞のために血流の減少 下肢の動脈の損傷 表現的には「血管の窒息」そんな症状で 医師でも(コンパートメント症候群などと)誤診をしてしまうこともある症例 いま イタリアのスター選手 Fabio Aru(UAE Team Emirates)が このケガと闘っている 記事:Aru pulls plug on Giro to undergo surgery

まあ治療の後に 僕らトレーナーの仕事になるため 症例として復帰までの計画を(自分だったらと)どう組むかシミュレーション 大切な仕事の「(診たてと施術)トレーニング」ってこと 手術も絡んでくるとしたらと(手術と保存療法) 原因からの追究と分析 リハビリのプラン 回復から復帰(再発のことも考慮し)その後のパーフォーマンス まあでも実際に診てはいないので(医師とコミュニケートもないので)知識のレベルだけのことにはなるんだけど 症例として脳細胞へのトレーニング とっても魅力的な負荷を掛けた練習になる

選手へ「メディカルサポート」掲げてはいるんだけど まあ なかなか至ってなくって 時間を喰われているジレンマは 若干カラダに毒 仕組みとしてオペレーションにのせるまで 温度差のある国内事情を解く必要に駆られ まあでもルーティングでは アスリート(様々な選手を含め) またビジネスマンのコンディショニング カラダの管理の仕事は これまで以上に実務からのアップデートはできていて 120日で生成と死滅を繰り返す赤血球のサイクルを基準に カラダを創る期間 新たな繊維の生成 神経細胞の更新 ケガの回復 身体が変化するサイクルにて この120日毎(4ヵ月サイクル)の定期受診(メディカルチエック)の実施の継承を促し実施 そんな臨床をメディカルサポートへ活かし そもそもの結果を生みだすセッションへつなげたい限りだ

チームに携わる育成を開始するにあたって ナショナルの監督へも報告をしていて「大切な日本の選手を預かることになるので ナショナルチームの監督へ報告する次第です」と 概要の報告として一報はしてあるんだけど 昨日のレースで負傷者を出してしまった まあ落車でのことなんだけど 選手を預かる立場として責任を痛感している 原因の分析から真摯に取り組み 本筋のトレーナーとしての仕事ととして選手とは接することはもとより そもそもの育成としての指導も メンタルケアーと併せて 丁寧に選手との関係を構築していきたい 選手へは「何度でも また やりなおせばいいだけのことです また付き合うから」そう声をかけた ケガの状態次第 医師の診断と診たて 治療方針の確認を済ませた後 オレの仕事になる 治療 リハビリ 復帰までの練習 パフォーマンス担当として 責任と結果から プロの仕事の履行をしてまいります

結果と責任 果たしてまいります


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20190412

Trainer / Coach|プロの仕事


今季のサポートジャージ・・・ 練習用のジャージとは別に「Personal Trainer」ポロシャツ もう完全に立ち位置を定めて もしかして自分に「言い訳」大義はなく 極々プロの仕事に徹するだけの話しだ 今季もサポート 供給して戴き感謝 プロの仕事の履行で お返しするだけだ

『脳の話し』いつも言っているクドイ話しになるんだけど 流れてきた連盟(JCF)の記事 いま欧州で修行しているアンダーの(U23)選手の記事に あたりまえなんだけど これも脳の問題 記事:「6名の逃げに3名を送り込んだGB(グレートブリテン / イギリス)3名ともトラックの国際レースで成績を残している選手達だがスプリントに持ち込むことなど考えていない。「闘争心」「積極性」も見習いたい。」素敵なメッセージ 帯同する監督の率直な声 多く聴く「追うこと」ばかりの日本人選手のコメントへ向けての指導だ 追うことしか考えていない脳からでは 追われる選手になれることはない訳で 追うことしかできないのなら 勝つことはできないってこと 脚とか走りとか以前の話しになる訳で (同級生)他人が脚を使って作った逃げ(集団)に「(勝ち逃げに)乗る」そんな脳? 「この逃げは 逃げ切る逃げだから おいで?」そんな逃げに 乗るとか乗れなかったとか 勝負になるはずがない レースをする気があるのか? そんな話しだよな まあ「言うのは簡単だけど そう簡単ではない」そんなことは どこの国の選手(スタッフ関係者)だって解っているさ でも勝ち上って行く選手はみな 脚を使って勝ち上って行く訳で 前で走れなければ 前で走る脚を創るしかない訳で そのための厳しい練習 そのための厳しいレース そのために欧州へ臨んでいる訳で まあ やるのか やらないのかは 選手自身が決めること そのための「脳」そもそもの考え方 間違ってるんじゃん ようはレースってのが解っていない 教えてやれば解るのか ん~ 根深いな

唯一『教えてください』と聴くことができる先輩トレーナーに「セイジはチームをやりたいのかと思ってたよ」って 『違います 先輩と同じで ストレングスとコンディショニングが専門です でも アスレチック系よりです』 先輩はトラック短距離選手出身でもあるので 専門は短距離系(トラック選手) ボクはエンデュランス系が専門 でも「ストレングスとコンディショニング」アプローチは異なるんだけど 仕組みや理論 基礎基本はまったく同じってことで そんな専門的な話し 話しを始めると(クドイ話しが)止まらない(笑) 酒も飲まずに延々とエンドレスになっちゃうくらい やっぱ僕は恵まれているってホント実感 そう 核心部分(専門的なシビアな判断)で僅かでも迷うことがあれば相談できる場所があるってことになる 僕らトレーナーが ほんの僅かでも間違えてしまうと 選手に負担を掛ける結果につながりかねない訳で まあ僕ら(トレーナー)は何度でもやり直しができても 選手は1回キリ 酷な言い方なんだけど 結果的に理想通りの育成に届かない そんなケースを何度でも繰り返すことができて さらに(結果的に)僕らのアップデートになる 「選手のシーズンは1回限り」18歳は1回限りで 1シーズンも1回限りってことで『そのシーズン 本当にそのシーズンでいいのか?』(間違ってたり)半端にすごしたシーズンを 取り戻すことはできないってことを言っている 選手には「限られた時間」「時間に限りがある」とアンダーの選手へは常に告げていて U23(19.20.21.22歳)の4年間しか猶予はない事実 モタモタしてたら終わっちゃう期間 たった4回しかないシーズン どう使うのかは選手次第 自分の使った時間 その内容の検算ができない選手は そもそもの才能が備わっていないってことになる これも酷な話しなんだけど事実なんだ

アンダーの選手|U23 ジュニア U17
http://charipro.blogspot.com/2018/08/u23-u17.html

「日本スポーツ協会認定公認コーチ」1年かけて受講し試験も通り その責任と共に課せられた責務 公的に履行できる立場になって 携わる国内のチームの価値も向上にもつながり また海外へ送り込む国内での指導を 公認コーチ(トレーナー)として公けな活動へ結びつき JCF(日本自転車競技連盟)ナショナルチームとの連携に つながる仕組みも整ったことになる

カラダのこと 練習のこと トレーニングのこと メンタル面も 僕らプロの仕事になる


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20190408

後記|遠征(育成)


今季 昨年から引き続きの依頼 2度目の仕事になる 金曜日からの前ノリ 欧州のプロを魅る2名の選手と共に3日間 多くの時間を共にすることができ 意図と意義 貴重な育成につながった

レース運営の裏側を観ることも プロを目指す選手にとって重要で大切なことで オーガナイズ スポンサー チーム 観客 ジャッジ 選手と すべて横並びである必要があって 持ち場での仕事に徹することが「プロ」ってことになる訳で その立場(立ち位置)で互いに尊重し合うことでレースは成立する そんな現場 最中での関わりができたことも この時期の選手に必要な教育にもなったはずだ

さて 恒例のフル装備 監督 メカニック トレーナー チームスタッフ ライダーとして準備(オレ) 積み込みから開始し 前日のパーソナルのセッションを終え 1名の選手を同乗し神宮から取手へ向かう遠征 20時からのMTGにも間に合い スタッフのみなさんへの挨拶も済ませ 既に到着していた もう1選手とも合流 MTG後3人で夕食を摂取(早速 食事の指導「(僕は)揚げ物と 生ものの摂取はしない」その理由と詳細の解説)さてこれからが ようやくまともな育成が始まることになった いまから3日間 2名の選手と時間を使って関わることができる訳で 間違わないよう 時間を無駄に使わないよう オレ的に測って接する準備ができたってことだ さて!

主催者からは配慮よく迎えられていて 選手と同部屋ですごすことができるんだけど 選手と監督が同部屋って 選手が気を使う訳で(選手が存分に仕事へ臨めるよう またボクもPC開いて若干の仕事もあるので)いつもの通り僕は近所のホテルへ2泊の予約 結局22時ころチャックイン 翌日3時にタイマーをセット 恒例の時間との闘いも開始となる 結局2時間睡眠で(翌日は3時間)当日5時30分からの現場MTG (僕ら)選手もスタッフなので集合 走る支度をして3人でコースの確認を兼ねて 各部署へ挨拶へ廻る エントリー受付が始まり 安全講習会を僕たち3名で実施し お試しエンデューロから仕事開始となった さてサポートライダーの仕事開始だ そもそもの「サポートライダー」その仕事の説明は(ウチの選手2名へは)してはあるものの 実際にその走りができるかってのが 今回の課題で その内容は ココから
レースを読む能力|レースセンス
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最初のレース「エリート」クラス このレースではイチバン上のカテゴリー このクラスでのペースコントロールは不要なので ウチの選手2名へは「トレーニングレースのオーダー」まあガチで走ってこいって指示 もちろん前半から行けって指令 スタートから(ウチの選手)飛び出し逃げが始まる エントリー選手と ウチの選手と2名で逃げているので(「これは絶好!」と)直線でスピードが上がるポイントから 選手の後ろに(オレ)ピタッと着いた さすがにボクが後ろに着いたら「選手は丸裸」脚から何からなにまで丸見えだ (選手の)多くの情報が手に取るように把握し解ったので ウチの選手の横に並びかけて その場の修正点だけ伝え離脱 ん~シビレルゼ(結局2名で逃げ切り)「こんな指導 いつまでできるのか」と 想ってもいないことを囁きながら フフ まあこんな滑り出し って言うか仕事はこれからだ

このイベントは「2Day's」翌日は取手競輪場へ移して ベロドロームでのレースになる ロードバイクで走る種目と トラックレーサー(ピスト)の種目と 1周400mのトラックでのレースとなる 予選決勝と 1レール毎 多くの選手が出走するレースになるので バックマーカーが何度もラップされる展開になる クリテの安全管理(「レースを読む能力|レースセンス」参照)とはまた別に異なった安全管理のサポートが必要になる 今回「やっとまともな育成」とつぶやくのも(クリテの時もそうであったように)1レース毎に(サポートライダーとして走る仕事の)きっちりダメ出しがケーススタディでできる訳で その瞬間に修正の指導ができるってことで「レースを読む」その走りと動きを教えることができた そう「レースはどう走る」なんて教科書などの存在はゼロ レースは レースの現場で学ぶ以外にないってこと まあようやく『「勝ちかた」まで教える』その軌道にやっと載ってきた訳だ また今回 想定はしていたものの「メディアトレーニング」も 早々に順次 カリキュラムを組んで実施する必要も痛切に実感(そんな現場でもあったってことだ)『育成選手を診る』本丸のオレの仕事ってことだな

トラックのレースに 昨年も走りに来ていた 当時に何度もレースで闘った先輩選手 もとBS(ブリジストン)の選手 宇野直樹さんが今年も走りに来ていて 馴染んだ交流もしてきた またウチの育成選手とも少し話し(指導)をしてくれた そう宇野さん 当時まだラブニール(Tour de l'Avenir)がエリートのレースだった頃(現在はU23のレース アンダーのツールドフランスと言われている)その第1回大会にナショナルチームで出場している選手だ 当時のスーパースター ベルナール・イノー(Bernard Hinault)と同じスタートラインに並び レースをしていた選手です いまの国内のアンダーのサイクリストへ向けたメッセージを含め ウチの選手へもメンタル面での明確な話し また欧州を目指す基本的な選手としてのことを 具体的に話してもらった そう「どこを魅ればいいのか」「なにを魅ればいいのか」「どこを魅なければいけないのか」「で 実際に何をしなければならないのか」まぁ~ オレが想ってること ズバズバと歯切れよく フムフム そうそのためにな なにが必要なのかは この3日間でオレがクドク話し(指導し)た通り

取説|経路
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クリテのコース 全面改装され綺麗な舗装となったので 洗車の必要がなくなったんだけど 結局 翌日のトラックレーサーを組み仕上げるメカニックの作業は着いてきて そんな作業には ここにも育成はあって ギア比調整に伴う「チェンステーの距離」ようは BBからRホィールの軸までの距離のことを言っているんだけど トラックレーサーの場合 ギア比の組み合わせによって変わってしまう長さになる フレームよって「狙った距離」を想定してはあるものの 育成選手が使うギア比では そのフレームの機能が生かされないセッティングになってしまうことも多く まあでもその反面 育成選手の絶好の練習への負荷となる「育てるセッティング」に調整ができ 前向きにとらえる必要性は大切なんだ そんな仕組みと座学も指導し脳へ刻み込む知識として(ポジション出しを含め)このタイミングでのメカニックの仕事もボクの役割 モノゴトにはすべて理論があり意味が存在する訳で まあでも オレのカラダ いくつあっても足らない訳だ(汗)フフフ

魅る現場で Giro di Sicilia(2.1)では 21歳のブランドン・マクナルティ(Brandon McNulty:米) が 脚を魅せつけ勝ちに行き勝利し Tour des Flandres (1.UWT)25歳に新たなスター アルベルト・ベッティオール(Alberto Bettiol:伊)逃げ切りで 脚を使ってのプロ初勝利 記事に載るライターの言葉として「こんな選手がうじゃうじゃいる。それがプロの世界。」こう語られている 仲良しコヨシをしているようでは この世界から迎えられることはないってことだよな

僅かな妥協と寸分のブレなく 緊張感を刻み 魅る場所へ向かう育成 履行してまいります


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20190402

レースを読む能力|レースセンス

インカム装着して走った・・・

取手クリテのサポートライダー 務めてきました なかなかのレース気分 ビブの背中にレシーバー用のポケットがあるので 装着はスムーズに問題なく 入って来る音声もイアープラグをテープで止めて安定 ん~ 選手の気分か?(笑) 

山中湖シクリスムフォーマションの選手2名を連れだって「レースの安全管理」を担う仕事 地域主催のレース ホビーライダーがガチで勝負しに来るレースの安全管理 (安全管理って)「なにをする?」言葉で説明すれば単純で『ペースコントロールをして安全を測る』レースメイキングってことなんだけど「じゃあどうやって?」そうそう『レースを読み先回りをする』まあ僕はいつも「詰将棋」そんな表現で説明している

最終的に「どうなりたいか」「どうしたいか」そのために「いまどう動けばいいのか」いま走っているレースのその瞬間(流れや質)を読んで 先回りすればいい それだけのことだ! 仮にレースで最初にゴールラインを通過するには いま どう走ればいいのかって単純なこと ようは「勝ち方が解っている」そのプロセスを知ることから「アシスト」ができる訳で 個々に動く選手を視ることと レースの動きと展開(流れ)を読むことで 勝ち方もアシストも履行につながり そこにはもちろん「動くための脚」が身に着いていることは言うまでもなく このあたりのことを『レースを読む能力(レースセンス)』と言っているんだ

厳しい環境(レース)で身に着いたレースセンス レースを読む能力から サポートライダーとして安全管理ができる訳で 不本意な落車事故を防ぐために「レースをメーキング」肝心な局面で選手が勝負できるようレースを導く仕事 厳しいレースで勝ち方を知り そのアシストができる選手であれば どんな局面であっても その判断は決まっている訳で 間違うことなく瞬時に『考えることより先にカラダが動く』選手の根本で基本 身に着けることができていなければ その先には行けない能力ってことだ 今回の仕事でも 若い選手の「磨く場」として臨み コンチネンタルを魅る選手の育成には絶好の環境を提供してもらいました

主催オーガナイズ スタッフ関係者の皆さん 参加選手方々 サポートして戴くみなさん 本当に感謝です ありがとうございました

脳と脚 間違わないよう廻し 身に着けてまいります


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