20211221

検算と密談|1979 to 2021 and 2022


 シビレル会談 実に有意義で貴重な瞬間(時間)でもその内容 モノゴトが進んでいかな事情を説く カツての戦友 中学の時から脚で喧嘩してきた同級生との対談 その時代 環境との闘いに苦戦し時を経て この日こうした姿へ クドイ会話はやっぱこの国の将来と未来と現実 オレらが這い魅てきた場所への路と重ね診る現実の検算作業 別に自転車が好きな訳ではない 自転車レースで勝った負けたをすることだけに執着 速く走れなけりゃ意味がない 速く走れなきゃ なんもおもしろいことがない なので そのためのプロセスにこだわる ただそれだけ


「時速50㎞/h(レースで走っている速度)」よりも遅い速度だから「スロー/Slow」な訳で ってことは「AV40㎞/h」であってもスローってことになる LSD(Long Slow Distance)そもそもの目的は「酸化系の筋繊維の容量」「ヘモグロビンの数(生成する仕組み)」(何度もセミナーで仕組みと理論を説いている)ギア比を固定(2.8)し 酸化系の筋繊維の容積を増やす目的と 脊柱と骨盤を基に全身を効率よく使うことができるギア比が この「ギア比 2.8(負荷)」この負荷での運動により酸化系の筋肉の繊維が使える容量 端的に言うなら「筋繊維の本数」と伴う「可動域」を広げ増やすことから 可動域(容量)に必要な血液(赤血球)の量が「もっと酸素が必要だ」とカラダの声が叫び この症状を体内で創り出すことより もっと血液が必要な現象は「もっとヘモグロビンを持って来い(脳の命令系統より)」酸欠状態を意図として起こし 血中のヘモグロビンの量を増やす仕組みを向上させる(酸素の薄い高地トレーニングと同様の仕組み)の練習になる 歴史から伝わるエンデュランススポーツの仕組みと理論を説いている 古典的であり最新でもある練習法 (信号のない)風向きのあるオールフラット 脚を止める隙間がない練習 走っているときのスピードは概ね「35㎞/h(あくまでも負荷)」だけど 時速ではなくこの速度域での負荷 この負荷を脚の筋繊維で負荷を一定に保つ練習 脚の中(筋繊維)にスプロケット「1枚」/100段のギア比を埋め込む練習 ギア比を固定して走ることで カラダ全身を丁寧に使うことから(心肺機能/エネルギー供給の仕組み)脚の筋繊維にスプロケット創る(埋め込む)ことができる練習法だ

クドクなるので このリンクから仕組みと理論を参照

ギア比2.8の法則
https://charipro.blogspot.com/2013/05/28.html
ギア比「2.8」の法則 2
https://charipro.blogspot.com/2019/12/28-2.html
勝ち方を教える前の「カラダの準備」
https://charipro.blogspot.com/2021/07/blog-post.html

【使うメイン】
部位:上腕三頭筋 脊柱筋 腹筋群 内転筋群 半腱様筋半膜様筋 大腿直筋(中間広筋)内側広筋 臀部3部位
繊維:Type1(酸化系の筋繊維)
関節:胸鎖関節 ヒジ 24個の脊柱 股関節 ヒザ
命令系統:随意運動 不随意運動(不随意運動の命令を発信させるための動き)


恒例の練習クラブの練習なんだけど 結局チーム練習になった「ゆっくりやってできないことは 速くやってできることはない」「軽い負荷でできないことを 高負荷でできる理論は存在しない」前半はルーチンローテ(5分5分)中盤から1列で10分交代 左右前後の隙間 コーナー手前の減速時でのポジション また立ち上がりでの着く位置を測る この負荷 このスピード域で無駄があるようでは レースで使いモノにならない訳で また もっと「ガツガツ」自信をもってペースメークできなきゃ話しにならない 6周回 周回毎に(ギア比固定)スプリント 勝負感と勝ちにこだわる 脚を使いに行く走り「piano piano」とオレに言わせるくらいの走りができなきゃ とてもじゃないけどレースで喧嘩はできない訳だ

「ゆっくり丁寧に」とか「脚を使いに」このあたりの意味が脳で理解ができ カラダと脚 筋繊維と内分泌の機能を使えるようになる仕組み 随意運動と不随意運動の作動は基より脳の命令系統より支配されている訳で 雑では意味を成さないことを言っている




そうだ ジュニア(U19-2)時代は(戦友)「東京代表」チームパシュートではチームメイトだったことは忘れない この時は 5位だったっけ ロードの選手の生命線は「スピード」これに尽きる (後尾が橋詰 引いているのがオレ)


この日(このメイトの同級生)と会談した要点は やっぱ「スピード」「脚をまわす」「速くなかやレースをしている意味がない」「遅けりゃとっととやめろ」難しい話しではない 至ってシンプルで単純 これにメンタルが加わる このメンタルは 優等生では得ることのできない 極悪を極める性格の必要性(笑)でも笑い事ではなく かなりシビアに「意地悪」を学ぶことができなければ「無駄」を知ることができない 相手に無駄をさせることから 自分の無駄を防ぎ 徹底的に相互に繰り返すことが「駆け引き」な訳で 勝負とはそう言うことができて 勝ち方を学び 勝ち方が解らなければ「アシスト」することなどはできない なぜなら自分で勝つ方法が解らない選手が メイトを勝たせるための走り(アシスト)具体的に理論的に組み立て走ることは皆無 走りにはすべて意味があり常に考え理解し その先の目的へ向け組み立てる走り(例えると「詰将棋」)ができなければ レースで喧嘩はできないってことを言っている

「LSD」のスピード感を測るためペースを創る程度伴走(オレ)練習直後より バリ筋肉痛 二の腕 腹筋と内モモ マジでツリそう(爆)

さて 選手は既に「2022シーズン」に入っています 長いシーズンを闘うための準備が始まっています 時速50㎞/hで走りながら 出力の出し入れを繰り返し 逃げを試み 互いに「Chain gang(ズルさと優しさ)」を駆使し合い 最終的には逃げ切る走り そのための練習を『間違わないよう』確実に実行 厳しい練習の履行から生まれてくるメンタル 伸びていく 強くなっていく自身の過程を楽しむことができれば 局面から追い込むレース展開 迷わず脚が(カラダが)動く こうしたプロセスから生まれてくることを『カラダの準備(Log)』を指し この仕組みからでなければ ココで言うモノゴトはなにも始まらない

今日この日のこの会談 わずかでも揺らぐことなく ブレることなく妥協なく

【追記:2021.12.29】
Training of 2022 Off Season|Yamanakako Cycling Team
https://charipro.blogspot.com/2021/11/training-of-2022-off-seasonyamanakako.html


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