20090130

Flier

昨夜は 2度目の反省会。。。 この前のセミナーの打ち上げです
いつもお世話になっている CABIN で Heineken!

ダメだしをして お店のStaff の方達にもに報告して 美味しいBeerを頂きました
先日も しばらくご無沙汰していた自由ヶ丘の TinkerBell で 何時もの OLD GRAND DAD 114 をストレート!

オーナーのシローさんへも挨拶して・・・  なんか 気に掛けて下さる方がいるって 本当に幸せを感じています

先週は 虎ノ門のアイリッシュパブ DUBLINERS でも マネージャーさんと ブエルタ・ア・エスパーニャの自転車談議
 それにしても Bar 通い・・・ 何年経っても生活スタイルが変わりませんね 進歩が無いって事なのでしょうか

でも肉体は進化しているつもりです 今年も もう2月! 進化の証を実証しなくては。。。  
DUBLINERS さんに Flierを置いてもらっています

20090126

Vol.2

先日は寒い中 多くの方にお運び頂きましてありがとうございます

セミナーでは 話すぎて時間が押してしまいました 長い時間お付き合い頂きまして本当に感謝です

今回もまた くどい話を淡々と。。。
柔軟性と可動域を向上させる事により 内呼吸をする筋肉(酸化系)を増やす事ができ回復能力が向上する 従って解糖系の筋肉をより多く使い 且つ酸化系の筋肉をフルに使う事によりATのレベルが上がる・・・ なんかを話ました
でも たくさんの話をして 結局はパーソナルな部分で確信に迫る事ができず 何時もこんなんで 講演の限界そ感じます

質問を頂いた中で 「どうやって筋肉の使い方を感じればいいのですか?」「どうやって柔軟性を向上させるのか?」って。。。
その場で 実際に筋肉のアイソレーションとあわせた パートナーストレッチをさせてもらい 筋肉の部位を感じてもらえば良かった・・・ と 反省しています

やっぱ もっともっと 一人一人の話を聞いて その疑問や要望に答えていきたいと強く感じたセミナーでした

今後も 定期開催を予定しております 
まだ未定なのですが 2ヵ月に一度くらいのペースで開催できればと企画しております
次回のテーマは 「自転車に必要な筋肉と関節の可動域」「ストレッチングと筋肉のアイソレーション」 スタジオ内で ストレッチブースを設け パートナーストレッチを実施しようと考えております

◆皆さんからもテーマを募集しています お気軽にご意見をお知らせ下さい
Web:http://www.charipro.com/contact.html
 E-mail:mail@charipro.com

今回もご協力を頂きましてありがとうございます
四ツ谷の与志井さん 虎ノ門のBottega Violaさん リンドバーグさん 登戸の大黒屋さん ご支援を頂いている方々
ベロシステノブ Pandani DUBLINERS cabin ダックスカンパニー


MID BREATH NEWS : http://midbreath.blog25.fc2.com/blog-entry-234.html

20090125

Analysis of riding

≪チャリプロセミナーVol.2≫
●4つの要素
①スプリント: レースでは 常に誰かがダッシュしている 集団内は流動している
②山: 酸素が重要 常に筋肉に負荷が掛っている 無酸素運動もしている 回復力が重要
③スピード: 平地と登り共にスピードが必要 最高巡航の仕組み ダッシュし維持する
④センス: ブレーキング コーナリング ペダリング レースセンスなど
スプリントは平地で加速 登りでは勾配の変化で加速 自転車とは回復しながら走る
スプリントも登りも 無酸素で加速し 有酸素で回復し スピードを維持する

●エネルギー供給の仕組み 骨格筋を動かすATP(アデノシン3リン酸)糖質と脂質が原料
ATP-PCr系 ATPのみを燃焼した場合1秒間 瞬発力
解糖系 備蓄したグリコーゲンで運動 ピルピル酸が産出(乳酸と変化)
酸化系 血中の酸素を使い糖質と脂質で運動 ピルピル酸も使う CO2と水が排出
・有酸素の仕組み 外呼吸と内呼吸の事を心肺機能と呼ぶ
・無酸素の運動の仕組み グリコーゲンの備蓄(肝臓と筋肉)
・回復能力の仕組み AT(LT OBLA)4mMが乳酸地点 ピルピル酸の処理の仕組み
・ATとは 酸素供給が足りなくなる地点(無酸素運動もしているピルピル酸を完全除去)
酸素供給の重要性 ピルピル酸を完全に除去(燃焼)していれば 永久に走れる理論
最大酸素摂取量よりも 乳酸を除去する仕組みの方が重要である(※案内できませんでした)
【結論】 
自転車は 充電し回復しながら有酸素と無酸素の筋肉を使い分けて走る
回復力を向上させるには 有酸素で使える筋肉を多くする(内呼吸を増強する)

●心臓に負荷をかけたトレーニング 随意筋と不随意筋 心臓に筋トレをさせる
心臓の仕組み MHR(数に限界がある) 自身のHR まずは心臓に酸素
1)有酸素の運動ベースで 負荷(スピード)掛ける 使えていない筋肉を使う(引き出す)
2)インターバル(乳酸トレーニング)無酸素で乳酸を生み出し有酸素で除去 回復力向上
LSDの説明 全身の筋肉を使い最低スピードで走る 筋肉また 体の動きの見直し
ギァ比の説明 2.6~2.8(目安)時速30km/h前後 前半は30%→中間から上げる
【結論】
有酸素で使える筋肉を増やす → 酸素供給が多く必要 → 心臓が筋トレする
タレない練習が重要 登りも後半から踏む 自身のATを確認する(心拍数の認識)

●その他
コンコーニテスト(HLT/Heart Rate Threshold) ジムでの練習 つってしまう現象 ペダリングはエキセントリックな運動
使える筋肉が多ければ ポジションを変えて 筋肉を使い分ける事ができる → 疲れない

【総論】
有酸素で使える筋肉を増やすには → 可動域を広げる → 筋肉と関節の柔軟 ⇒ 回復力向上
酸化系の筋肉をフルに使い いかに多く解糖系の筋肉で走る事ができるか 強くなるポイント

20090120

Dream

土曜日も気温の低い中で自転車学校を実施してまいりました 昨シーズンは練習に集中していた為に 
OFFシーズンまでお待ち頂いての実施が続き 本当に申し訳けなく思っています。。。
トレーニングは既に始まっているんだけど 
昨年から続きこの時期にやる仕事も多くて 支援を頂く方達と話をしたりなど・・・


今期 いや今後  でも やっぱりこれまで通りかなぁ~

僕が20代前半にレースをしていて 本当に報われない選手を多く見て来て ヨーロッパへ行きたくても 行く事ができない自転車界の組織があってさぁ
じゃぁって 国内でプロへの道を創り 単身で海外へ渡って 強くなる為の全てを学び 強くなる全てを知っていて 理解もしていて 理屈を言葉にも出来る様になって でも 跡を付ける程の道とは なかなかならず。。。
今でも ツールで1回くらいはステージ優勝したいと思っている  本気で思っているんだけど・・・
未だ出来ると まだ走れると  脚の衰えを感じるどころか まだ強くなるのではと 昨年に確信するが

やっぱ 「環境を創る」と13年前に思った事 国内での自転車の環境構築をする事 中途半端では どんな言葉でも届く事が無い事は 痛い程知っているので
プレイヤーとして表現者として「夢」を伝える事。。。  それが僕の仕事 僕の夢なのかもしれない
もちろん 現役のプレイヤーはまだまだ続きます

僕は プロのサイクリストですから 一人でも 応援してくれる人いる限り・・・ その一人の方が「思わず拳を握る・・・」そんな 走りを魅せられる様に プロとして表現してまいります

20090112

Team SAKAE

僕の第二の原点である「栄輪業株式会社」 自転車部品の製造メーカーです
鋳造技術研究課に所属し アルミダイキャストの法案の設計をしながら 実業団選手としてスタートしたチームです

筑波研究学園都市をホームコースとして 仕事をしながらのトレーニング・・・ サラリーマン選手時代を思い出します

Team SAKAEで2シーズンを終えた頃 大きな難関に差し掛かっていた。。。
年に何度も 全日本クラスのレースに出場していたものの なかなかトップ争いまでに至らない いつも12位とか13位とかで 優勝に絡むレースができずにいた 何かが足りない・・・ と悩む!
OFFシーズンの期間にいろいろ考えて やってみて その結果が30mm大きなフレームに乗る事にした シートピラー(サドル)の高さを 80mm上げる結果となった サドルの高さが80mm上がると言う事は 身長が15cm延びた事と同様である 

出来上がった自転車は これまでの僕の自転車とは見分けがつかない自転車で  全く別な選手の自転車が創られた
そしてシーズンを迎えると 全く別人の走りが生まれる

スプリントやスピードが全く無く 中途半端なクライマーだった僕が 東京で行われた国際ロードレースで フラットなハイスピードコースでありながら外国人選手と競い 結果表彰台に上がる 日本人の中では3番目の成績であった

そんな頃に よくスピード練習につきあってもらった先輩が 千葉でプロショップをやっている 先に行ったセミナーではクラブ員の方にも来て頂きまして 次回の告知など 何かと交流をしています 同様な志を持つ大切な先輩です
⇒ 写真は Team SAKAEで出場した国体 4000M チームパーシュートです 

≪チャリプロセミナーVol.2≫の紹介をして頂いております
ベロシステノブ
http://www.velocistenob.com/blog/30c830fc30af30bb30df30ca30fc7b2c25f3e
Team SAKAE 時代の先輩がオーナーのPRO SHOPです よくスピード練習に付き合ってもらいました  
MID BREATH NEWS
http://midbreath.blog25.fc2.com/blog-entry-213.html

20090104

Campari

一日早く始まった今シーズンは 少々忙しい日々のスタートとなった

恒例のファーストランも中止にして デスクワークをしている年始となる 昨年から続いていたプレゼンテーションの準備とかに時間を取られていて 午前中は缶詰状態で机に向かう まあ午後からは練習に出かけるんだけど・・・
何時もだと 人が少ない場所で合宿生活に入っているはずの時期! でも今期は既に ある程度集中したトレーニングに移っていて 

1日4時間程度の練習では LSD中心のインターバルトレーニング ギァ比は2.8(45×15)ALLで 前半はATの30~50%で一定ペースを死守 中盤からATのレベルを10%程度を超えてインターバル 主に短い登りで少しだけ踏み込む でも踏み込むって言っても 登りだって脚は回す事を忘れずに。。。

この時期のトレーニングでは 有酸素を使った筋肉の動きと無酸素での筋肉運動を 自身の意思で移行して乳酸を故意的に生み出して その乳酸を除去 または再利用するトレーニングをしている
あまり大きな負荷を掛けずに 関節のアライメントと筋肉のアイソレート感を見直しながらの練習である 練習の内容 意味 解かりますか?

「理屈ばかり言って口を回す暇があったら 脚を回せ・・・」なんて 大先輩に良く言われていた事を思い出します

まあ もっともなお話しです でも ガキに時期であればそれもそうなんだけど 大人になってからでは 理論や理屈 理由を解かった上で練習する事も大切ですね かなり深いですから。。。 自転車の理屈って! 本当におもしろいです!

練習の後のご褒美 今夜は"Campar"! サラミとカマンベールと一緒・・・
ん~ やめられませんね