先輩選手諸君も集まる そんな中 まっすぐ僕のところまで来て プログラムとペンを差し出され 名前を書いてほしいと・・・ 『俺に?』
「いつもみています・・・」 心が洗浄される想い・・・!
この時期の頃からか 多くの方より 手紙や贈り物なんかも戴くようになって・・・ そう 故障をした時なんかは 励みになる ミュージックCDが届いたりと・・・ 選手としての 意識の自覚が構築し始めた
当時 SNSなどは存在していない時代 実際のレースを観る以外は 新聞(地方紙 全国版)の記事が最速でタイムリー 翌月の専門誌での記事を観るか・・・ そうそう クラブチームを抱える ショップでの情報なんかが なによりの情報源 NEWSソースだった・・・
時が刻み 本当に多くの要因が加わり 時代が組みかえられてきた・・・ まあ 厄介なことは そもそもの マインドとか スピリッツ 想いとか そんな感情的な部分では 各場 所要の場所 関わる奴らの 純粋な気持ちのカタチ? 移り替わって行ってしまって? または 知識的な問題なのか・・・? きっと 俺を含めた 教え伝える奴らのせいなんだろうと 確信はしている
レースを走るには 世界共通の 『選手のルール』・・・ ズルはしない! 身に着けていないと 話しにならない・・・! そう 僕ら 子供の頃からレースを走っていれば 上に登っていく その過程で身に着く 選手同士の絶対のルール! ルールブックには載っていない 幼児が言葉を覚えていくような ごくごく 自然な歩みでもある・・・ このルールは レースを走る選手の全てが 100%履行し 自ら義務として課し その途中で至らない場合は 自分で自分に制裁を課すことが 選手としての誇り 紳士のルールとでも言い代えてもいい 絶対的な決まりが存在する・・・
「勝ち」 「負け」 勝負がはっきりしているスポーツなので シロクロ明確! そこで 選手のルールが 微妙な場合や また意図的に 至らないことが僅かでも(かけひきとは明確に異なる) そんな走りをする選手は そんな走りになってしまう姿は 共に走る選手をダマすことはできない 一緒に走る選手には 確実に どんな微妙な走りでも 明確に バレてしまうんだ! 「誇りのルールを履行し切る走り」 できなければ 他の選手達からは蔑(さげす)まれ 罵られる そう想われる・・・ もちろん そんな選手には その先はない!
「そんなつもりはなかった・・・」 子供のレースだって 通用しない! 自転車レースは そんなスポーツなんだ・・・ 練習でも同様で 「ズルい走り」 そんな脚は マインドとスピリッツに直結していて 「そんなつもりはない」 そんな走りは クセとなり (ズルい走りは)確信的な脚へと作られていく・・・ まあ 日本独特の風習みたいな行為なんかもあったりと まぁ~やっかい
進めば 進むほどに 裾を引っ張られ? 基礎以前に 教育のレベルで組み立てをしないと 次に進まない・・・ グズをしている余裕はない ぬるいことは絶対に無理 ありえないなので ガッツリ尖って行こうと想う
想いは まげられないから
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