20150203

千葉錬 後書き | LSD 〈Long Slow Distance〉

キャリアは それぞれだけど 目的は同じ・・・ レースで走れるようになるための 「冬の練習」 速く走るための練習です!



千葉県 房総半島を 200km・・・ フラットと アップダウンを しっかりとメリハリをつけたコースを設計 プログラムして 脚を積極的に使いながら でも使い切らないように 更に回復させながら走る 冬の基礎練習・・・ また 150㎞走ってから 加速できる脚を創るための基礎練習・・・ スピード練習の基礎 地脚(※1:筋繊維)を創るためにも 絶対に必要な練習です! 

※1:酸化系の筋繊維(Type1)と 解糖系の中間繊維(Type2a) 共に 繊維を多く使う 使って走れるようになるための練習を 『地脚(※1:筋繊維)を創る』 と言っています
注意! 但し ペダルをまわすうえで 関節を動かすための筋肉の部位が 間違っていないことが前提です (今回参加のメンバー 選手は このあたりまでの理解は 解っている選手です)

ちなみに この練習を 「LSD〈Long Slow Distance〉」 って言うんだよねぇ~ フフ・・・ 距離を乗る(長く乗る)のが 「嫌い」 「好きじゃない」とか 「タラタラ 乗ってられねぇ~」 「あきちゃって できない」 また 「いまどき そんな練習してたら レースは走れない・・・」 そんな言葉も聞くけれどさぁ~ でも 給料もらって走っている奴らが来ても(この練習) 「あくびしながら」 走れるほど ぬるくは ないぜ!(笑)

VTRは 150㎞をすぎたあたり (ほんの わずかな映像だけど!) 集約されています!

さて・・・ 

まだ 調整段階で 今回の距離までの脚ができていない選手 100㎞あたりで 脚を使い切ってしまった選手は 今日の練習は 「ここまで」で終了にして サービスカーに収容・・・ 無用な へんなガマンの練習は まったく無意味なので しっかりと切り替えることも大切だ やることは解っているので あせらずに やるべきことをやる! 今日は みんなの走りの分析にまわる

今回参加の内 2人のジュニアの 1人(イチバン若い) 中盤を過ぎると 左右に 上体ではなく 車体が移動する走りが目立つ・・・ ペダルとフォームは 一見 乱れるわけではないんだけど 蛇行するように車体が左右に動き 「走りのクセ」が 距離を乗ることで明確に表れてくるんだ・・・ でも 単純に距離を走っているだけでは 知ること 認識できないことも多く いい走りができる選手どおしでの練習をすることで そんなことが はっきと解ってくる! これから 良い選手といっぱい走って じっくりと乗り込んで 脚と身体を創っていく選手だ

もう1人のジュニアは 今季からは U23の選手(昨年の Jrチャンプ) 中学から走っていて レース歴もあるので さすがに 基礎は身に着ていている また (戦ってきた)戦歴の脚もよく解る! でもまだ (欧州の)レベルの高い 高速でのレースでは 間違いなくスピードが足りない・・・ (だから こんな練習をしている) スピード不足は 本人も充分に解っているので 「スピード」が 今後の課題だ

昨年からレースに参戦している 3年目の選手・・・ 昨年は「回転練習」メインで 基礎的な走りに徹し 昨年末から ギアを掛け始めたばかりなので まったく 負荷を掛けた練習をしていない選手・・・ 負荷を掛けるにあたり 身体の診治しと修正も始めたばかりで (負荷を掛けてからの修正は なかなか厳しいので いまのうちにしっかり修正) ギアの選択 負荷の掛け方 まったくリンクできていない 上半身の使い方・・・ 全部 これからだ 

5人目はロードスプリンター ガキの頃から乗っている選手なんだけど 若干の期間のブランクから数年 昨年から今季 少しは仕上がってきている選手! 走りの基礎は 脳のメモリーに残っているので やることは解っている・・・ 150㎞を過ぎたあたりから 脚に「き始めて」 後半のアップダウンの登りでは 集団の後尾で 脚がまわらなくなってきて・・・ (ここが練習の要 重要ポイント) でも しっかりと着いて走る姿は 魅てる 誰もが 心を熱くさせる走りだった! 今後の課題も明確に視えているので やるべき練習 やるだけだ

キャリアも 年齢も 走り方も異なるサイクリストが 一緒に練習する・・・ 同じコース 同じグループで走る でも それぞれの課題があって・・・ なにより こんな奴らが 一緒に練習する目的は ただ 1つ 『強くなるため』 速く走れるようになるため レースで走れるようになるためと 目的が ブレルことなく まったく同じだからできる練習なんだ! 

ん~ とんでもなく おもしろい・・・ こんな奴らの走り魅て 熱くならないサイクリストは いないはずだ・・・ フフ

そんな練習が 僕たちの練習です


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