20180213

パワー=スピード|パワートレーニング

「パワー=スピード」(スピード=パワー)『パワー』こんな言葉を使うと この国の自転車乗りは 勘違いする!? 偏った見解として伝わることを避けるため あえて「パワー」といったワードを使わなかったんだけど 使うべく時期が来た?

「パワー」と言った言葉を使うことで (この国では)安易にワットの数値に直結したがる 言い換えるなら ワットの数値が「早さの基準」みたいな風潮?流行?(指導者も ちゃんと伝えてほしいものです) でも実際に ペダリングと地脚とカラダの使い方の基礎(基本)が身に着いていなければ 単純な「チカラ任せ」の走り(練習)となり 実際の時速につながっていない事実は如実 仮に500Wの出力を数値しても 時速45km/hの速度にしか達しない選手と 400Wの出力でも 時速50km/hの速度で走ることができれば 単にワットの数値がスピードとイコールにならないってことを言っている 実際に 速い速度(時速)で走行することができなければ 速く走れていない訳で(平地でも登りでも同様に)ワットの数値は意味を成さないってことだ

間違えてはいけないことは 欧州のトップ選手であれば 話しは全く別モノで 子供の頃から脚をまわし地脚を創り 背骨を使ってハンドルを引き カラダ全身の使い方 また基礎体力に至るまで練習を積みかさね 厳しい練習とレースで身体を創り 身に着けた完成されたサイクリストの肉体から出力されたワットの数値には 実際の時速 ハートレート(心拍) ケイデンス(クランクの回転数) ギア比 呼吸数にいたるまで 数値として測る(判断する)ことが可能となる正確なデータとなる なので選手のコンディションが ワットの数値だけで正確に把握することが可能となる だが そもそものカラダが創られていない選手の場合 ワットの数値だけでは またく意味を成さない数値となってしまう まあそれどころか (ワットメーターとにらめっこ錬では)チカラ任せにペダルを踏む姿 まぁ~ 自転車レースの練習とは まったく異なった 妙なスポーツになっている現状も(泣) 本当に困った限りだ

まあカラダ全身から生み出す出力の方向をクランクへつなげることで ワットの数値が生きてくるってこと その結果が時速へつながることで『速さ』となる スピードイコール パワーとなり ワットイコール スピードと正比例する (※コンディションの良し悪しも加味する)

カラダを使うってことは『乗ってて全てのトレーニングができる』 ボク自身は 自転車の練習 自転車に乗っていてすべての(あらゆる負荷の)トレーニングが乗りながらできるってこと 俗に言う「ウエイトトレーニング」の必要はないってことだ(※現状ではジムでのトレーニング リハビリを含め 僕はしています) 脊椎を使ってハンドルを引き 腕が上がらなくなるまで 背中 腕に負荷を掛け また骨盤が千切れるくらいに腸腰筋 腹筋を使い負荷を掛けることが(その他全部も) 自転車の上で 乗っててガッツリ全身に負荷を掛ける練習(トレーニング)ができるってことで もちろんここで言っている負荷とは シャフト(バーベル)でのトレーニングに匹敵する負荷のこと ベンチプレスやローイング デッドリフトや腹筋なんかのトレーニングを 自転車の練習でそれ以上の負荷を掛ける練習が(ロード練習で)できるってこと でも もし自転車に乗っていて こんな負荷を掛けることができない またチカラの方向 引き脚とか ハンドル(ヒジ)を引くとか またガッツリ踏み込む(ふくらはぎを使わず 前モモも使わずに) そのために使う筋肉の部位と 使う筋肉の繊維 関節の軌道 アライメントなど わずかでも間違っているようでは そもそもの練習の意味を成さない 練習になていないってことだ! なので「基礎(基本)」の練習 トレーニングで まずは間違わないようカラダを使う練習 地脚と共に身に着けることが絶対なんだ ココからでなければ なにも始まらず ここから先に 必要なパワートレーニング ワットの練習 丁寧に地脚とカラダへ負荷を掛けることで 創ってきた脚 身体が生かされるってことで 実際の速さ 速度に比例させることができるってことだ

でも 乗ってて全身に負荷を掛ける練習ができないのなら フロアー(ジム)でのトレーニングはとっても有効で 基礎体力(またパフォーマンス)向上にも効果的 チカラの方向や可動域 最も重要な柔軟と 使うべき部位と脳からの命令系統 意識して動かす随意運動から 無意識でも使うことができる運動 不随意運動へ どんどん動きの命令系統(随意運動)を 不随意運動へ移行させるトレーニング またガッツリ負荷を掛けたパワートレーニングと 細かい筋肉 深層筋など内部の筋肉を丁寧に使うなども 乗っててトレーニングできない練習は フロアーでやればいいんだよ

徹底的に地脚を創って カラダを使うトレーニングをして(自転車の上でも フロアーでも)その先には 最終的には 強くなるためには パワーは絶対に必要になってくる 平地でも速く走るためには結局はパワー(スピード)次第 緩斜面の登り(下り)も 丘陵地帯や登りで倍数掛けて走るためにも 結局はパワーがモノを言う 闇雲なウエイトトレーニング(単純な筋トレ?)や チカラ任せの練習 ザルですくうような またバケツでくむような 雑なこと また的外れにならないよう それだけスポーツの練習 そのトレーニングは単純ではないってことと 最終的には 的確な(各選手それぞれの)パワートレーニングへ移行していく必要があるってことだ

まあこの国のトップカテゴリー? 闇雲だけど・・・(笑)


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