「お上(おかみ)」連盟って「ブラックボックス」日本だけなのか まあ日本の自転車連盟(JCF)の場合 傘下に「実業団連盟(JBCF)」「高校体育連盟(高体連)」「大学自転車連盟(学連)」3団体が独立し運営されて 選手を始めるためには JCFに選手登録し 各団体へ所属し管轄するレースに出場できる仕組み JCFは「UCI(国際連盟)」が統括してい訳なんだけど 教育機関別に連盟が存在するのは日本だけで まあ国内でも UCIが主催するレースも年間(2019年)8レース UCI主幹となる(JCF主催)レースは(NC/ナショナル選手権)12レース(UCIのカテゴリーにて)開催されている でも(国内の)3団体の各連盟は完全に別に運営と開催がされているので なんだか面倒な(モタモタした)仕組みは ボク達が自転車レースを始めた当初から 揺らぐことなくまったく同様に引き継がれてきている 変な仕組みが未だに続く
モタモタしている最中 世界の仕組みは進化を問う動きは止まらず ゴタゴタとでも言うサマは いま始まったことではなく UCI(国際連盟/Union Cycliste Internationale) Velon(UCI WorldTeamsの合弁会社) AIGCP(プロ自転車チーム選手協会/Association International des Groupes Cyclistes Professionels) A.S.O(レース主催/Amaury Sport Organisation) 権利(利権)や収益 運営と経営 待遇や公平(ザックリ)諸々が問われていて論争が止むことはない まあこうした論争の場に 日本は「カヤの外」まあ関心がないのかな
選手を診る立場として「プロ選手の給料」このあたりは「夢を魅せる仕事の対価」重要だよな 僕らの頃よりは確実に着実に確立されて来ていて 選手のマネージメントは完全(100%)プロチーム側が管轄し行うため(詳細な)チームとの契約が締結されることで 選手は選手生活(仕事)に専念できる まあ昔は選手個人が様々な契約を交わし チームとも契約し チームで走るときの(スポンサー)ジャージと 地元で走る(練習する)時の(選手が個人契約したスポンサー)ジャージを 別けて身に着ける選手もいたりとで スポンサー収入とチームとの契約金 また賞金(アシストへ)の配分も様々なケースが存在していた まあ当然 安定して稼ぐ選手と 喰うに困り副業をしながらジロやツールを走る選手も珍しくはなかった(当時「ソックス売ってる選手だって完走できている」なんて) そんな時代を経てきていて 欧州での論争では「選手の待遇」欠かすことはできない そんな経緯と結果から 近年は「年金制度(翌年の給料保証)」も確立され WT(ワールドツアー)選手の年俸も その仕事(レースでの走り)次第で概ね定められ その走り(チームオーダー 仕事が)満たせない選手は(必然)PCT(プロコンチネンタルチーム)へ降格し契約交渉することになる プロの仕事の対価次第ってことになる訳だ また PCTでの最低年俸も定められているため 仕事(レースでの走り)が最低年俸に届かなければ プロから引退 アマチュアカテゴリー(CT/コンチネンタルチーム もしくはクラブチーム)へ降りてくる仕組みが確立されている まあこの(PCT)最低年俸については チーム運営より確実には履行されていないケースもあって 欧州の選手からも嘆きの声となって訴えを聴くこともしばしば そんな事情も「そもそも」の論争の課題にあがっている訳だ
欧州へ臨む選手へ度々「20歳代で ロレックスしてポルシェに乗ってたよ」そう告げている プロになれば稼げる訳で 強さと年俸は正比例する訳だ(なので「JPT」の選手は その実力に比例した給料ってことなのかな) 欧州では 強くなれば確実に稼げる仕組みがある(勝ち上がる仕組み)
ただここにきて この論争と共に各連盟でも仕組みの進化が見なおされて来ていて その中に「ギア比制限」がある これまでは アンダー(U23/19.20.21.22歳)この期間を「プロへ臨む時間」とされて来ていたんだけど 近年のラブニール(Tour de l'Avenir)では既に「プロへの登竜門」ではなく「プロのレース(プロの走り)」とレベルが完全に異なってきていて(レベルが向上してきていて)そうなってくると その手前のカテゴリー「ジュニア(17.18歳)」この時期(期間)が「プロへの登竜門」(プロに臨む時期)年齢が降りてきている このことは 昨年と今季でも 世界戦で実証されてきている事実があって この時期(ジュニア期間)の「ギア比制限」の意味が問われてきている訳だ そうギア制限されたジュニア選手がアンダー(U23)を経ることなくワールドツアー選手になる事実 ギア制限から解放されると同時にワールドツアー選手となり エリートレースで勝った負けたをいきなり繰り広げられている現実に 既にジュニア期には カラダの準備が整っている選手に対して ギア比制限の必要について問われている訳だ
そんな現実から日本の事情を考えると このことも少し前から言っていることなんだけど(数年前までは)「ジュニアまでは世界と戦えてたけど アンダーになるとドット差が空く」でも近年では「ジュニアから既に世界との差が空いている」そう分析した認識が通る訳だ オレたちが中学生の時に当たり前にやっていた自転車レース 欧州へ行って初めて知る現在の経路 ヘタをすると欧州で走ってても「そもそもの自転車レース」理解できていない選手も多く存在していて どこから流れて聴こえてくる(若い選手の)「走りすぎ」「乗りすぎ」理論 ようはタダ乗っているだけじゃダメで「練習ができていない理論」を説いている訳で『(選手の)カラダの準備』に直結するって意味を語っている
自転車レースを始める(若年)選手 2シーズンを経る程度で充分に「カラダの準備」と「そもそも」の自転車レースを身に着けることは オレらの時代からの常識でさぁ(欧州の実例も含め)レースを始めた翌シーズン(自転車レースを始めた 2年目)で「勝ち方とアシスト」レースを重ねることで(誰に教わることなく)身に着けることができて当然だった(センスの問題は才能も加味し全員ではないかな) そんな当時のこと 先輩選手よりトラックでのポイントレース レース中いきなりアシストを要求され 初めてのトラックレースでも ポイント周回でのリードアウトを度々 先輩選手を勝ちに導き 自分も上位のリザルトで走ってた そうまた 2シーン目の修善寺でも イチバンにはなれなかったけど(トップ選手は出てこない JCFのレースで)学連や社会人(JBCF)選手(程度の奴ら相手に)勝ちに行き やっつけたっけ (日本国内で)同級生となんか走る(競う)考えなんかは まるでなかったし 当時ギア比制限はなかったんだけど 修善寺の心臓破り「39-14」で登れば(変速レバーのスチールで)8分切って走れる訳だ 数十年前にはできていた(自転車レース)初めて 2シーズンで「カラダの準備」整っていれば(カラダができていれば)もう既に自身のカテゴリーで走る必要がないってことで そのことは ワールドツアーで活躍している(U23)選手が証明している現実に オレたちがいま 目に前の日本人選手を「どう導くか」が問われている
スペシャ(Specialized)との契約当初(シクロクロスもしていたので)「マウンテンにも乗ってもらえれば(MTBのレースも走れば)もう 1千万円載せます」(リアルな事実)『ボクはロードの選手なので ロードレースで結果を出ます』と サックリ断ったことを思い出す
時代がどうのとか どうでもよくって 僕たちは「強くなるには」を熟知し解っている このことは欧州の仕組みからも決まっていて 別に特別なことではないんだ 唯々「基礎の反復と その基礎の強化をするだけ」「そのための環境と練習」難しいことなんてヒトツもなくって この日本国内の 日本人選手「脳内改革」の必要性が急務なのかな でも「ヒトの脳」センスの問題かとも判断するかな ㇶヨったり(Chick/ビビる)してたら あっという間に時期が過ぎてしまうんだ このあたりが本人次第 1か月遅れれば 1シーズン無駄になることだってある訳で プロに臨むのであれば「1分1秒」1日足りと無駄に使っているようでは 魅る先になどは行けるはずはないんだ
「時速 55km/hで先頭交代して 倍数掛けて登って 隙あればチギリ合う」そんな練習を毎日繰り返し距離を乗る 4時間(~5時間)乗った後「60km/hまで加速しスプリント」ガチ勝負 雑なことをしているようでは話しにならなくって 極めて丁寧な走りができて履行できる練習でもある訳で 厳しい走りを知ることで「楽を知る(レースの走り)」ことができる 言っている意味 解るかな
決めるのは自分 極めてシンプルだ
ご質問 問い合わせなどは ココ
charipro SeijiSaito
Official website:http://www.charipro.com/