20100410

関節 / Joint

サイクリングで重要な関節には 腰椎(腰骨) 仙腸関節 股関節 膝関節 の 4箇所の動きがある

そもそも関節とは 骨と骨が連結する部分を表す言葉で 筋肉の収縮によって 屈曲や伸展 内転や外転 内旋や外旋をする事ができる しかし 関節には 人体の構造上 動く方向が定められていて 動いてはいけない方向に可動しない様に 靭帯で守られています

スポーツ競技では この関節の使い方ってのが パホーマンスって事になる 正確な可動域で 正常な方向に より広い範囲に動く事が重要です また 筋肉の収縮範囲と 関節の可動域は正比例します 言い換えれば 多くの筋肉を収縮させる または 隅々まで収縮できる事と 関節が動く広さとは 同じであると言えます

あと 可動域の範囲の中で 細かく動かす事も重要で ON OFF の動きではなく 1/10 1/100 1/1000 1/0000 と 細分化した動きが出来る事が大切です

関節は 単にジョイントにすぎません なので 関節だけでは動く事はできません また 成人になった関節を 「鍛える」 事もできません 最近ではやっと 「関節は消耗品」 と言われていてきました パホーマンスが完成されたアスリートは 消耗をしない様にプレイをします(メジャーリーグの投手が例に) サイクリングの場合には 1箇所の関節に集中したパホーマンスをする必要がなく ようは 全身を効率良く動かすスポーツなので 自転車の種目に突出しない限り 特に関節をすり減らして行う競技ではありません

しかし サイクリストの中には 「ヒザの痛み」 や 「腰の痛み」 に悩んでいる方も少なくないと思います もしかしたら 使う筋肉の方向か 使わなければいけない筋肉が動いていないとか また 同じ筋肉だけに負荷が掛かっているなど 大きく懸念されます 関節は 動く方向 または角度が ほんの僅かに違っただけで 「靭帯」 に負担が掛かり 「痛み」 として自覚する事になります

筋肉のチカラを 効率良く また正確に 「骨」 へ伝え 関節を動かす事によって 速く 長く 回復しながら走る事が可能となります 一生懸命に負荷を掛けただけでは強くなりません 速くもはりれません 丁寧に自身の肉体を使う事 カラダの見直しなど プロのアスリート達は常に修正作業を行っています こんな練習! やってますか。。。!