20100603

Warm up

いつも言いている事です エネルギー供給の仕組みを 簡単な図にした経路・・・

呼吸によって酸素交換をする「外呼吸」 酸素を使って筋収縮する事で 二酸化炭素が排出される仕組みを「内呼吸」 この 2つの仕組みを合わせて 心肺機能となる!

セミナーなんかでは 毎回説明している事なんだけど この仕組みを理解する事と この仕組みを使いこなせる事が サイクリングでは最も重要で 理解し 使いこなせなければ 楽しむ事も 速く走る事 強くなる事・・・ できません!

レースの当日には この仕組みを スタート直後から フルに使える様に・・・ 外呼吸の仕組みと 外呼吸の仕組みの調和を合わせる事を ’Warm up ’ と言う

体内の温度! そう 筋温が上昇するとエネルギー代謝が促進され 酸素の取り込み能力が上がる・・・ 温まった筋を通過する血液の温度も上昇し ヘモグロビンが酸素を捉えやすくなる 酸素の利用能力が向上する事によって 酸化系の筋肉がより収縮する事ができ 解糖系の筋収縮から排出さてた酸を 多く燃焼させる事にも繋がる

外呼吸と 内呼吸とは ほぼ正比例する この事は 心拍と筋肉の動きは比例する事を言う しかしヒトのカラダは 野生の動物と違って 文化的な生活をしている為 常に全力で生活する(生きる)必要がない! なので この仕組みもフルに使う事も少ない・・・

スポーツでは ようは競技レベルでカラダを使おうとする為には この仕組みをフルに使える事が必要で その為にウオーミングアップを行って 外呼吸と内呼吸が同調して動く様にコントロールをする
また もう 1つ 筋温の上昇によって 自律神経系も含む 神経伝達速度の向上にも多く関与してくる その為 細部に渡る筋繊維に至るまで ウオームアップができている事も重要となる
ん~。。。 書ききれない・・・ 具体的に簡単に言うと 呼吸とハートレートと 筋肉の動きを合わせる事! 筋肉の動きが悪いのに 呼吸や心拍が上がる・・・ 呼吸は上がるが心拍が上がらない・・・ また それぞれその反対・・・ 丁寧に調和を図りながら・・・ できれば スタートする寸前まで そしてスタートしたら全快で走れる様に。。。

先に書いた スタートまでの イメージトレーニングと合わせて行う事も忘れずに・・・ 最高の走り 最高の自分をイメージしろ! このイメージする事も 重要なウオームアップである