20140428

チームも選手も・・・!

見ぃ~つけた! 28.6mm

昨年 今年と 国内の レースを転戦するための「チーム」が 続々立ち上がって これまでになく とっても良い方向に向かっている・・・?

しっかりと運営形態をたて(持って) プロチームを目指して もしくは プロチームとして創られたチームの設立には サポートの方々の尽力があってのこと とてもよくわかる スポンサー サプライヤーの獲得 資金の調達も 本当に大変なことだと思う ボク自身 これまでも多く経験 通ってきた道なので その苦労は 本当によく解っています

チームが創られ 立ち上がったら 「運営」ってのに チームマネージャーは 多くの責務を常に背負い 細かい気配りから始まり 多くの調整 交渉 段取り そして人事・・・ そう 1人じゃ チームは成り立たないからね マネージャー 監督 コーチ この辺は兼任? メカニック マッサー こっちはスポット? そう そして選手!だよね

そうそう選手! 選手にとって 「より待遇(環境)の良いチームで走る」ことが 自分の仕事をするうえで最も重要なことだ プロとしては 職場ってことになるからね! まあでも 国内の「Jプロツアー」と呼ばれているカテゴリーで走っている選手の多くは レースを職業としていない選手で 自転車(レース)を職業にしている選手は「わずか」(数えるほど?)ってのが現状・・・ ってことは プロチームって言っているチームでも 実際には サプライヤー供給と経費のサポート程度の待遇がやっとだろう 実質 選手に報酬を支払うことのできるチームは少ない(悲)

でもそんな環境でも チームを設立して運営をするって 本当にすごいことだって マジ思う!

箱(チーム)があれば 選手は選ぶことがきでる ホントいい時代になった・・・ しかも 欧州で転戦していた外国人選手も 「日本で走る」 そんな選択をする選手も現れてきているくらいだ もはや「Jプロツアー」は そんな位置に存在しているのかもしれない これまでに 憧れていたヨーロッパのツアーレースが その一部分が もはや国内にいても転戦できる環境ってことなんだろう 職を投げ打って「海を渡る」 そんなことをすることなく ツアーレースに転戦できるなんて 日本も ここまで来たのかってさぁ

そうなると 気になることも多い 「海外へ渡りプロになる」そう考えるサイクリストが減る? 目指すサイクリストが減るのでは? それと 更にもっと懸念になることがあって チームが設立されても そんなに「選手がいるの?」ってと・・・

綺麗に カッコよく発信される Webサイトやブログは 欧州のプロチームさながらで すごく上手に多くの様々な環境へアピールされて ヨーロッパの情報と引けを取らない 当然ながら チーム運営には 欠かせない重要な仕事の一つであることは言うまでもなく でも さらに最も必要なことに レースの成績 レースの内容・結果ってのがあって 実際に成績いかんで チーム運営を左右する結果に直結するからね

プロチーム もしくはプロチームを目指すチームの運営には 最も重要なマネージメント要が「成績」だ! チームは 即戦力になる選手の獲得は 当たり前のこと 契約の諸条件はあるにせよ 走れる選手は どこのチームだって「欲しがる」 獲得したいと思っている そこで気になる「選手がいるの?」ってことなんだけど・・・ 

昨今の国内事情では 自転車人口 サイクリング人口は増えたものの レースをするサイクリストは 決して増えていないことは まぎれもない事実だ ヒルクライムやエンデューロにエントリーするサイクリストも 全盛に比べこのところ 若干 横ばい(人気薄?) ホビーレーサーも そろそろ「飽きてきた」? やっぱ (いつも言っていることなんだけど)ソフトの提供が足りてないことは 隠しようがない事実? そんななかで 地域とか 一部の方々によって開催されている小規模のレースは 新しい形態となり もっと広がってほしいと切に願う(他人ごとではなくね!)

チームもソフトの一つだと 僕は思うんだけどさぁ~ サポートから成り立つ実業団チームともなると 選手には当然「結果」が求められる でもさぁ そうそう「走れる選手」は 多くいないよねぇ~ ホビーレースの成績からハンティングされた選手が プロチーム もしくはプロチームを目指すチームにいきなり入ったら ハンティングされた素人サイクリストだって 成績を出そうと 良いレースをしようと頑張る・・・ コレ 問題です!

素人サイクリストが ホビーレースで成績を出す走りができても しょせん素人(失礼) でも 結果を出そうと 速くなろうと「頑張って練習する」 練習の仕方も方法も 見知った練習を「頑張る」 この「頑張る」練習に『基礎の練習』なんて 絶対に含まれてないよねぇ~(笑) そりゃそうだ 「プロチーム もしくはプロチームを目指すチーム」にハンティングされて入って『基礎の練習』なんか するわけねぇよな すぐに結果を出そうと 俗に言う「負荷を掛ける」練習を頑張るって構図・・・

チーム側だって「走ってくれる」と思って 将来性も買ってのことでハンティングしているとは思うけど 「運営」のことを考えると 結果を優先させ「じっくり育てる」「強く育つまで待つ」そんな仕事までは難しい?ことも事実・・・ 国内の有名チームでも 1年ごとに 半分以上のメンバーが総入れ替えしているような有様!(諸事情は解りますが省いています)まあ これじゃあ こんなことを繰り返しているようじゃ サイクリングの環境を「潰す」方向だよね

サイクリングもプロスポーツ でも実際には国内の環境は「稚拙」そのもの 他のプロスポーツと比べると 恥ずかしい限りだ チーム側も選手も 安易なハンティングになってはいけないんですよ・・・

若い選手 有望な選手を引っ張ってきても 未成熟の選手に「教育・育成(練習と生活)」の時間 それと サプライヤーとかスポンサードを受ける選手である「意識・認識(プロ意識)」も しっかりと身に着ける 教えてあげることができないと(多くのチームでは行われていると信じていますが)  『サイクリングの環境を「潰す」』結果につながるおそれがあると 僕はそう思う

若い選手 有望な選手が 1年とか2年で チームを去って(解約 解雇) (自信を失い いやになり)レースの世界から去って行った選手も少なくなく 才能が育つことなく去って行ったサイクリストが サイクリングを辞めてしまう 続けない そういった選手を生み出しては 絶対にいけないんだ 僕たちの時代 僕の目の前で 『ダイヤモンドの原石が 磨かれる前に「潰され」る』 実際に見てきたからね まあ そんなことを繰り返さなない環境の構築も 僕がやっていかないといけない仕事ってことだよね


charipro SeijiSaito
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