20181020

Performance(専門家としての仕事)|U23 トライアスリート

「海を渡る」島国を痛感する・・・

そろそろ みんながみんな ちゃんと先を考えないと「日本独自」は 世界基準がないのなら解るけど その基準に届かないことを棚上げして 自らのルールを生みだす構図は「負け犬の理論」に聴こえてくるのは 僕だけなのか

そんなこととは逆行し 先を魅る若者は生まれてくる 少しまえからコンタクトがあり ボクのところに辿り着いてくれた 水球選手からトライアスロンに転向する「U23」の選手『速くなりたい』と

まだ初めて数か月 既にレースにも出場し 上位での成績はリザルトに残してはいるものの 僕のところに来るってことは それなりの覚悟(想い)があってのことだとボクも感じとりセッションに至った 遠方からなので 頻繁に来させるわけにもいかず 中途半端にならないよう 充分に時間をもらうことができ カウンセリングから 3時間のセッション 概ね4時間 ヒアリングから開始し Fixローラーでペダリングとフォームを診て フィッティング ポジションの修正 クリートも診治し ペダリングのコーチングをVTRを視て確認しながら反復し 筋肉の部位の確認も繰り返す 少し安定したところから マットでカラダの診治しを開始する(メディカルチェック)筋肉と関節の状態 柔軟と可動域 パートナーストレッチング MMT(徒手筋力検査法 / Manual Muscle Testing)PNF(固有受容性神経筋促通法 / Proprioceptive Neuromuscular Facilitation)を用い 左右差を含め確認作業 「触診」からのアプローチでも確認し選手へ伝える 更に乗ってもらい 命令系統からの修正も施す

座学からのアプローチも同時進行しながら 解剖学 運動生理学(内分泌) 仕組みと理論 いつものクドイ話から あっと言う間の2時間が経過 次は実走にてコーチング 一緒にロードへ出る つくづく自転車は「機材スポーツ」であることを感じる と言うのも いかに身体機能が優れていても「(自転車の)取り扱い」とっても難しい! って言うことは そもそもの身体能力が(そもそものカラダってこと) いかに大事(大切)なのかと 幼少時から学生まで水球競技で身体を(練習と試合で)使ってきた選手 この短い時間での変化 そもそもの「練習」の理解が身に染みている常識から 刻々と身に着くサマを目の前に ボク自身の貴重なアップデートになり この事実は 多くのフィードバックにつなげたいと想う

施設に戻り 実走のVTRの確認を一緒に行い すべての「おさらい」 改めて理論と仕組み 現状のカラダ カラダをどう使うか 命令系統 日々のトレーニング 実際の練習 日常習慣 食事と摂取 今後の展開 これからのレース どこを魅る なにを魅るか スケジュール そもそもの全て「1から全部」教えることができた また今後については経過と共にトレースしコミュニケートする方向で セッションを終了した 今後の活躍が楽しみだ!

「トライアスロン」は世界基準のスポーツで その競技の「バイク」では 間違いなく『ロードレース』と化してきている現状 「トライアスロンを習う」では もはや不充分で全てが(3種目が)中途半端になってしまいかねないと懸念する この業界もまた この国の事情からなのか停滞が続いていることも関わる近所から聴こえてきたりと 多くは(この業界に)ボクが関わることはないにせよ「バイク」のセクションでは携わっていこうと想っている 

パフォーマンスの専門家として ルーチンの仕事 履行してきた


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