20160316

練習後記|収穫と負債

僕がやっている 「練習クラブ(サイクリストの養成所)」の練習 先週 初めて高低差のあるコースでの練習を開始した・・・

高低差と言っても 最大で 6%(500m)程度 最長でも1㎞ - 4%  その他3回 そんなくらいのアップダウンと フラットの組み合わせたコースなので 超高速コース

僕も いよいよ? のんびり走ってはいられないので そろそろ 
ファイティングポジション?"へ!

シートポジション 5㎜ 前方へ移動

20歳の時期から シートアングル 「73度30分」 そんなポジションで闘ってきていて・・・ 転戦することから離れ シーズン毎に消耗していく自転車も 2シーズン また 3シーズン乗ることも・・・ その度に移しかえるポジションも 闘う走りからの離れたポジションへ だんだん? サドルを後方へ引いた ぬるいポジションへと変化してきていて・・・ 昨年後半より乗り始めた 「ミュール(MUUR)に乗りかえて このフレームの設計は 「74”00’」 なので (ぬるい)ポジションをスワップすると ベースいっぱいまで(後方へ)引いて ちょうど・・・ 

「5㎜」 基に戻す・・・!(基元のポジション) いまさら?

成長していく選手 そんなサイクリストに添っているうちに そんな環境が・・・ なぜか自然と 気が付くと 部屋のソファーの前に自転車を持ってきて ピラーのビス緩めていた・・・ 高速コースでの練習の前日のことで 速く走るため カラダが勝手に動いてた? ぬるい走り しているなって・・・

高速コースでの練習 「速く走る」 「速く登る」 そのための練習 そのための負荷 倍数を掛けて脚をまわす・・・! そのための練習コース 登り勾配が緩いってことは 下りも緩い・・・ 1㎞の緩斜面の登りの反対には とうぜん 緩斜面の下りがある (反対側下りは 若干勾配が緩くなって距離が延びる) このコース 直線的に続く設定なので 緩い下りは ガッツリ倍数掛けて加速して走る練習ができる 倍数掛けて(脚をまわし)スピードを上げて走らなければ 練習の意味がない! そんな目論見 目的で そのつもりでの練習設定だ 

実際に 今回の練習で 倍数掛けて登り切ってから 下り始めると 「脚がクルクル回ってる・・・」 『ん? なにやってるんだ?』 マジでビックリ・・・! 今回の課題 問題の露見の1つだ・・・ 

即効 僕が前に移動 もちろんアウタートップ(53-11) みんなを抜きざまに 『遅い(激)』 『まわしてんな! ギア掛けろ!』 激った・・・! そうそう 次の周回もまた繰り返す・・・ 『ん? なにやってんだ・・・?』 そう もしかして全力で走っていて遅いのか・・・? (その度 僕が先頭に出て 60㎞phまでは出ていないけど そんなもんで走りを視せる・・・!)

こんな走りじゃ レースでは使えない! 実際のフラットで 高速での展開でペースが動いたら 脚を使って 秒殺 秒読みだ・・・

練習後のMTGで しっかり教えた・・・ 結局 倍数掛ける(ギア比を掛ける)と 脚がまわってない証だぜ! 脚に負荷を掛けるって まわす方向(クランク軸に対して回転する方向に)負荷を掛けることが重要で この練習クラブに来ている奴らは まわす練習は 既にあきるほど繰り返してきて 身に着けているので 『「負荷を掛ける」 べた踏みではなく 倍数を(これまでに身に着けてきた)「まわす」につなげろ!』って指導・・・!

きっと 下り(緩斜面)で加速して走るなんて練習 やったことがなかったんだと想う・・・ 下りを踏むなんて・・・ まさか 脚を止めて プロさながらの下りのフォームで・・・ 練習の意味が その理解が 誰も教える他人(ヒト)がいなかったんだろう・・・ きっとそれが正解なのか!? そう 今季よりコーチとして帯同している 谷中(努)も 「(コーナーとかではなく) 下りが遅いって どうやって教えればいいんですか・・・」 ホント 素朴な想いからの疑問だろう・・・

こんな練習での収穫 へんてこな練習の負債 間違いなく僕らが ちゃんと伝承できていないことが原因だ・・・ その責務を果たす仕事 しっかり解き説き 遂行してまいります


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