富士のレース(エンデューロ)に向けて 軽く足慣らし・・・ チームUPFで調整練習って感じで実施した メンバーの一人が 今回が 初レース 初ビンディング 初ロードレーサー しかも女性・・・ なのでその為のレッスンを実施してきました
ビンディングってのはビンディングペダルの事で ようはスキーのビンディングと同じ 自転車の場合はシューズとペダルを固定できる機構のことである 何が良いかって 脚がペダルに固定されている事によって 一番効率が良い場所でペダリングが出来る事です
しかしながら このビンディングペダルは初心者にとって恐怖の逸材でもある! 自転車に乗っている時は非常に楽で効率良く自然に楽しめても でも一旦自転車から降り様とするには 思う通りにペダルから脚を外す事ができず・・・ ペダルから脚を外す事ができないと 路面に脚を着地ができない そうなるとこけてしまう。。。 まあこれも自転車スポーツの醍醐味なんだけど 今日のトレーニングが Welcome to the cycling。。。ってことだ
僕が自転車レースを始めた頃 駒沢公園のサイクリングコースで毎晩レースをしていました(現在では有り得ませんが・・・) 毎晩いい大人が20~30人位が集まり 夜毎真剣勝負のレースをやっていました 本当に! 当時まだ中学生だった僕は市民レースで活躍する人達混じり 必至にくっついて走っていた事を思い出します これが知る人ぞ知る「駒沢ホタルレーシングクラブ」である
そんな時期に ヨーロッパ 'カブレ'の僕は みんなが真剣勝負をしている中で 負荷の軽いギァ比でくるくる脚を回転させて ちぎれそうになりながら走ってました 15歳の時です まわりからは「軽いギァばかりでは強くなれないよ・・・」など色々と指導を受けていましたが あくまでも自分の思う通りに練習メニューをたて実行していた
最近に自転車を始めた方からこんな話を聞きました「とのかく軽いギァで走る事を勧められて 100kmくらいの練習に行き 集団について行く事がせいいっぱいで もう肩が辛くて 本当にきつかった・・・」なんて事を言っていました 僕は 『それでは 楽しくなかったですね』と 思わず声をかけてしまいました
いやいや 間違いなく間違った練習ですね 何が間違っているかって 楽しくない事がまず間違った練習ですね(大きな問題!) 大人になってから始める自転車スポーツでは ジュニアの時に行う回転練習をそのままやってもダメですね 体が違いますから。。。 まだ骨格が未完成で筋力も少ない時期にだからこそ重要で有効な基礎トレーニングであって 人体として完成された成人の肉体では まず筋肉や関節の使い方を見直して ゆっくりでも良いので綺麗に脚が回る様に走る事が重要なんです 具体的に言うならば 1分間/60~90回転が目安 100km走る為に一番疲れないライディングを見つける事が大切です 左右のペダルとサドルへの荷重バランスが均一に取れる様に脚を回す事が基本です
自転車って上手に乗れる様になるには 本当に時間がかかるスポーツなんだよね 言い方を変えれば 多くの時間を掛けて上手になって行くスポーツって事かな その時間をかける過程を楽しむスポーツなんです だから 楽しくない事をしてはいけないのです わかりますか? みなさん ゆっくり楽しんで下さいね
駒沢オリンピック公園サイクリングコース:http://www.tef.or.jp/kpark/guide/cycling.html
神宮外苑サイクリングコース:http://www.cycle-info.bpaj.or.jp/japanese/cycling/ps2.html