厄介な関節です。。。!
第5腰椎の下に繋がって 背骨の一番下にある 上半身を全て支えている骨が 仙骨という事になる
下肢を支えるのは股関節になるんだけど 実際には 腸骨(骨盤)と 仙骨が繋がる部分 仙腸関節で 下半身を支えている事になる
この 「仙腸関節」 って 不動関節とも言われていて 幼少時期から成長期までは関節として可動しているんだけど 成人になると ほとんど動かない関節となる・・・
ほとんど可動しないって言っても 少しは動く構造になっていて これがホント!厄介です。。。 成人男性では 1mm~2mm程度 成人女性で 3mm~5mm程度 動く仕組みになっている
骨と骨とは 靭帯ってやつで繋がっているんだけど この仙腸関節は 大量の細かい靭帯で ガンジガラメになっている しかし 少しは動く! どっちの方向に動くんだよ・・・? ようは 自立している時は 重力によって上半身の体重が真下に掛かって また 正反対に 下半身を支えるチカラが 真上に突き上げる部分が 仙骨と腸骨が繋がっている 「仙腸関節」 って事になる
サイクリングで言えば シッティング ダンシング共に 全ての方向から負荷が掛っている事になるので この仙腸関節は あらゆる方向に動く事になる
また ペダリングの時に腸腰筋を使えば使うほど この仙腸関節に負荷が掛かる事になる・・・ 腸骨(骨盤)の上から大腿骨に繋がる腸骨筋と 腰椎(背骨の下から5個の骨)から大腿骨に繋がる大腰筋(この2つの筋肉を合わせて腸腰筋と言う)を 同時に使う事で 仙腸関節を反した動きとなる 言い方を変えれば 上半身を支える場所と 下半身を支える場所から 同時に脚を使う事ができる仕組みとなる。。。 実に効率の良い構造になっている!
不動関節って言っておきながら 多少は動くって 本当に面倒な関節です・・・ 動くって事は 負荷が掛れば消耗するって事で 使い方と チカラノ方向が間違えば ケガの原因にもなる その代りに上手に使えば パホーマンスに活きる!
僕も最近 この仙腸関節にやられていました・・・ 左右のバランスが不均等になっていて 左側の仙腸関節が開きっぱなしになっていた。。。 原因はもう解かっていて 左側の引き脚を重視したせいで半膜様筋が悲鳴をあげて 半腱様筋も疲労し 大腿二頭筋の柔軟不良があって(全て 坐骨から脛骨に繋がる二関節筋) 坐骨の神経に触るようなった為 痛みとなった!
原因が解れば 潰して行くだけ・・・ 半膜様筋 半腱様筋 大腿二頭筋の起始部である 坐骨周辺のストレッチングを徹底して行って 骨盤の開きを修正する。。。 あとは乗り方も修正して・・・ 今月中には治したいと思っています!
【2012/09/23 追記】
仙腸関節は 通常は可動しない関節です しかし パフォーマンスを追及する極点に 仙腸関節の稼動と それにともなう 仕組みと 使い方ってのを書いています
【2016/11/30 追記】
原因についての補足 「引き脚を重視」 引き脚の可動域を上方向へ広げることにより より上方より踏み込み始めることは可能になると 踏むために使う筋肉の部位である 半腱様筋 半膜様筋 大腿二頭筋(薄筋も含む) この筋肉の起始部に負荷 負担が多くなり この筋肉群の起始部は全て坐骨に集中しているため この坐骨廻りのケアーが必要
ご質問 問い合わせなどは ココ
charipro seijisaito
Official website:http://www.charipro.com/
【2012/09/23 追記】
仙腸関節は 通常は可動しない関節です しかし パフォーマンスを追及する極点に 仙腸関節の稼動と それにともなう 仕組みと 使い方ってのを書いています
【2016/11/30 追記】
原因についての補足 「引き脚を重視」 引き脚の可動域を上方向へ広げることにより より上方より踏み込み始めることは可能になると 踏むために使う筋肉の部位である 半腱様筋 半膜様筋 大腿二頭筋(薄筋も含む) この筋肉の起始部に負荷 負担が多くなり この筋肉群の起始部は全て坐骨に集中しているため この坐骨廻りのケアーが必要
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