20130111

都内の練習環境

ここは 駒沢公園・・・ 1周2.1km コース幅は 2mちょっと 僕のスタートした場所です

中学1年生の時に 「練習」なる練習を始めたんだけど・・・ この時までに 小学校に入る前から 柔道と競泳をやってきて 「練習」ってのは 何かって 多分 なんとなく知っていて そんな流れで 「ロードレースの練習」みたいなのをやりはじめた

自宅のすぐそばに 自由が丘から 緑が丘につながる直線でダッシュの繰り返し・・・ 大岡山へ向かう「うぐいす坂」(勾配10% 60mくらい)で 反復練習(たいした練習ではなかったよね)

そして 修善寺で行われていたレースに 勝つ気マンマンで出場したものの 同い年のクラス(中学生の部)で 46位・・・ 惨敗!

当時の 雑誌や書籍を教材に 自分なりの練習をして 『高校生の部だって 表彰台だぜ』 などと自信過剰で望んだレース・・・ 上には上がいることと 自転車レースってのを思い知った瞬間だった

レースが終わって 帰りの電車の中で 「あれだけ練習しても 自分と 同い年の奴らに 着いて行くことすらできない・・・」 なにか 根本的に ちがう・・・? そんなことを考えていた!

たまたまその頃 サイクルスポーツで 夜な夜な集まって練習している 社会人チームが数ページに紹介されていて・・・ チームの主体は 40歳代のメンバーが中心で 実業団の選手も在籍しているとのこと メンバーの主力選手は ホビーレース(当時は素人レース)の勝者の常連・・・

『夜になったら ちょっと 見に行って来よう・・・』

平日の夜9時 駒沢公園 コースの ところどころに電燈はあるけど 昼間の明るさでは 間違いなくない し~んとしている・・・ こんなところで練習できるのかなぁ~ ちょっと タラタラ走っていると 後方からフリーの音が 振り返ってみると ライトが1列になって迫ってくる・・・ 『こんなとこにいたら大変・・・』 ちょっと コースを外れてかわそうと・・・ そしたらなんと 10人以上はいたか? 走る姿はプロ選手に見えるくらいカッコ良い! みんな真剣に全力で走っている・・・ マジ! 衝撃的だった(マジ 鳥肌がたった)

チームへの 子供(中学生)の加入には 多々問題も・・・ でも 気がつくと 42×19T(※)で みんなの後ろにくっついてって すきあれば ダッシュして先頭へ出たり・・・ そうそう 翌年の修善寺では ちゃんと表彰台へ上がってたことを思いだす

しかぁ~し こんな狭いコースを 全力で走っていたと思うと 今更ながら 「マジ!」って感じ・・・ (もう ずいぶん昔のことで 今は 駒沢公園のサイクリングコースで 早いスピードで走ることはできません)

こんなところで 14歳の時から 全快でコーナーへ入って たちあがったらダンシングして・・・ 先頭交代して ちぎり合いして・・・ そうそう こんな狭くて技術も必要なコース 信号もないところで 子供の頃から練習してたら そりゃ~ 自転車!乗るの上手になるよぉ~

「ロードレーサー」なんて あんまり言わなくなって 「ロードバイク」って言う時代に 都内のサイクリストの 練習環境・・・ 難しい ねぇ~

(※)
当時から ジュニアの選手は ギア比の制限があって まだ発育途中のサイクリストは 筋肉や関節の成長のことを考え 重たいギア(負荷)を掛けてはいけないってことを理解していたので・・・ 当時の 自転車の専門誌とかから ヨーロッパの記事なんかで学んで実行してました しかし アウター踏んでいる奴らと 42×19T! ギアを上げないで ガマンの練習?って感じ・・・

ちなみに 成人から始めるサイクリストは こんな練習ではダメです ギア比は 2.8からです! 大人の回転練習とでも言いますかぁ~