20151224

RASPBERRY DREAM

魅ているところが違う

ずいぶん前に TVCMの仕事をした時 フランスの方田舎で撮影されたムービーと 多くのショットも撮って そのカットが 渋谷の駅じゅう 僕のポスターで一面 埋め尽くされ・・・

そんな時期に 一緒に仕事をした 音楽プロデューサーが こんなことを言っていた 「ヒザの抜けたジーンズのポケットに 無造作に折って 2千万の小切手をしまってた」 って ボーカルの女の子

20年前に みなも聴いていた歌声を 久しぶりに 「再結成」 などと とてもじゃないけど 古くさい言葉で表現することができない 実際に その歌を その声を 演奏を 懐かしいなどと そう そんなことは わずかも感じさせない響きは プロの仕事を 彼らは 彼女は 当たり前に続けてきているだけのことで きっと いや間違いなく 普通の生活を 普通に続けてきた そんなんなんだろうと 僕は想った(REBECCA

やっぱ プロと仕事したいね ぬるい方々の近所にいると そう そんな奴らといると どんどん酸化して「錆びて」いく・・・ マジでヤバいよ

以前に しん食を共にしていた ファールシー(Fārsī فارسی‌ , پارسی‌ ペルシア)を話すペルシャ人と一緒に生活をしていた時期があって 未完成なイングリッシュでコミュニケートし でも 解りあっていた・・・ 僕のために涙を流してくれた はじめての外国人だった

ながく 自転車に乗っていて 森幸春の霊が背中に張り付いて(僕に宿命 仕事) 森さんに粉砕された奴らの生霊(想い)も背負い(これも 僕の宿命 フフ) 例えば 雨の日でもちゅうちょすることなく走り出すことが当たり前で でも 特別に頑張っているいるわけではない・・・ 僕にとっては いつもの 「普通」 この言葉が イチバン僕に近い そんな生活 そう やっぱ 速さにはこだわりたいよね 絶対に! もし こんな想いが わずかでも薄れてしまったりしたら ボクが僕でなくなってしまう

僕のまわりには 揺るぎない想いを持った奴らが いっぱいいる 当時からのヤツ 子供の頃からの奴 魅てもらってもらっているみんな 最近だけど想いをよせてくれる そんな すべての・・・ だから 中途半端なことで錆びるわけにはいかない それどころか もっと研ぎ磨いていかなきゃ そんなみんなに とてもじゃないけど 魅せることなんかできない だから・・・

僕たちの仕事は コンサート会場で魅せることはできないけど ボク自身が 魅ているところが わずかでも濁らない限り 想いの そのすべて伝えることはできる 心を熱くする その想いがある限り

まあ ふつうにね


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