20191009

仕組みは確実に機能している


2009年より WT(ワールドプロツアーチーム)PCT(プロコンチネンタルチーム)CT(コンチネンタルチーム / アマチュアカテゴリー)この仕組みが確立され ちょうどこの時期(仕組みに載って)勝ち上がりプロ入りした日本人選手以来 自力で来季プロデビューする選手が誕生した 

UCI(国際連盟)仕組み
http://www.charipro.com/charipro/UCI_Organization_2019.pdf

10年前の当時とは状況と環境は湾曲と変革の時代を経て ジュニア以下「2年毎」U23「4年毎」選手たちも幾回転し そのころとの(国内の)社会経済の事情は良くも悪くもサマ変わりし 連盟に登録する日本人の競技者人口(JCF登録者)では(各国連盟)フランス, ベルギー, スペイン, に(日本が)次いでいるんだけど 決して底辺が広がっている訳ではない事情 豊かで流行りから拡張しオーバーフローしている業界の問題は 各所で「メシを喰う」切実な事態より サイクリングを別なスポーツ(競技)と変えて売る事情と 業界で運営されている連盟の仕組みでは 世界の仕組み(UCI)とは全くリンクしていない独自の仕組みと化し 勝ち上がる仕組みから逸脱されていることから そもそものチーム そもそものレースってのが 欧州の自転車レースとは異なったスポーツと化してしまっていることは これまで幾度となく告げ続けてきている訳で 「欧州のプロを目指したい」と明確に切望する選手からは「Jプロツアーのプロ選手ではなく」とキッパリ言い切る

ボタンの掛け違い
https://charipro.blogspot.com/2019/05/blog-post_27.html

そんな仕組みは 僕らが始めた当時からで そう簡単に変えることはできない訳で まあ事情の仕組みとしてモンク言いながら語っているだけで 2009年に世界の仕組みが統一される以前に 日本国内では実業団連盟(JBCF)の仕組みとして 2006年より「JPT(Jプロツアー)」国内の独自リーグが始まった 日本国内では「選手では喰えない」過渡期に終止符が打たれるカタチで「プロ化」チームを「株式会社」として独自採算し選手を雇用する仕組みが始まり 国内でコンチネンタルチーム(国際連盟登録チーム)登録し 給料を支給され選手生活ができる仕組みが定着され各地で立ち上がった 選手で飯が喰えない氷河期から脱出した国内事情となった訳だ でもそこには着々と弊害が忍び(元々の構想とは芯がブレたのか?)(ザックリ書くと)①選手の確保のために勝ち上がることなく所属ることが可能(箱モノに比べ選手が少ない事情)②チームでレースを展開するためアンダーの選手は勝ち方を学べない(レベルが伴わない欧州のプロチームのマネ)③日本ではプロを公言でき到達点となる(実際には世界のアマチュアカテゴリーでも日本ではプロ選手と呼ばれる) まあでも実際独立リーグような開催は 各国でも地域リーグの展開で開催されていることは多くあって 社会人選手やプロへは行けなかった選手たちが趣味として クラブチームに所属する選手のレースが地域を盛り上げたりもしている そもそもコンチネンタルチームの役割として ④(欧州の)プロ選手から降りてきた選手の次の環境としての場 ⑤もしくはアンダー(U23)選手がプロを目指すためにチームより供給(サポート)を受けて勝ち上がる場所として担う場 そう(日本のコンチネンタルチーム)プロから降りてきた選手の次の場としては果たしてはいるものの (欧州のプロを目指す)育成の場としては アンダーの選手への役割と(ジュニア以下の選手が見る場としても)選手が目指し魅る環境を惑わす懸念は否めない

まあでも今季国内初 国内のCTに所属するベネズエラ籍のアンダー(U23)来季スペインのプロコンチでプロレビューが決まっていることは 勝ち上がる仕組み載っている証で (Jプロツアーのプロ選手ではなく)「欧州のプロを目指したい」そう切望するなら 日本には(プロへ挑戦するも敵わず)欧州から戻ってきた日本人選手が何人もいて また欧州でプロ選手だった外国人選手だって何人も降りてきていいる訳で 欧州のプロになるのだったら 勝ち上がって行ったこのベネズエラの選手のように(日本国内では圧勝)日本国内のレースで 全員がアマチュア選手なんだから みんなやっつける走りができなきゃ その先へは行けないってことだ(でなきゃ欧州へ行っても走れない) 欧州へ臨むのならば その程度(日本国内全員やっつける)の走りって最低限の脚(カラダ)実力 それができているのかってのが 身体の準備の話しになるんだ 至って単純な事実

身体の準備
https://charipro.blogspot.com/2019/05/blog-post_15.html

2001年よりトレーナーの修行と実務へ入って こんな過渡期に(自転車レースの環境)業界から離れアスレティックの業界へ身を浸し 2012年頃にようやく戻ってきて まあ最初のころはコソコソと でもそこは基々のオレの場所へ戻るだけのことで 昨日今日の話しじゃない訳で アップデートを開始してみるとサクサクと 若干出遅れてはいるものの 育成に必要な条件を身体に身に着けることの代償として 決して大きく作用することはなく 経緯も詳細にトレースできていて これまでの環境を創てきている連中は よく知る奴らなので連携に揺るぎなく とってもスマートに機能は回復を果たす

そして今季 診ている選手を通じて 新規のチームに携わることになりシーズンに入った 選手全員が欧州のプロを目指し魅るチーム 僕はレース時の監督を兼ねトレーナー(メディカル)として選手と直接携わる立ち位置 チームの母体(拠点)も東京から離れていることもあって 運営等には関わることはせず「選手1人ひとりを診る」インタビューからメディカルチェック レーススケジュールより本来の関わり方に徹する 今季も終盤を迎え チームサポーターも整い ボクの役目も終了でいいのかと判断 チームへのサポートは 今季限りで満了することをチーム役員へ報告を済ませた まあ選手個人とは「選手を診る」ことがオレの仕事なので 以降は選手各自より直接依頼が来る関わりになる まあこれまでの通りってこと

メディカルサポート
https://charipro.blogspot.com/2018/10/u23.html

コンチネンタルへ臨む仕組みで 10年を経て プロのスタートラインへ着く日本人選手が誕生しました(欧州から日本籍選手 また日本からも海外籍選手のプロが誕生)この実例で立証された揺るぎない事実から これまでの経緯も確証になり多くの証拠を 育成に携わる皆が得たことになった その路程は やっぱ決まった通りで やるべきことも決まっているってことだ 

さて 無駄や厄介 関わっている時間は 1秒だってない


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