20200618

自転車は職業


断捨離(ダンシャリ)古い雑誌や書籍 オレの背の高さまで積み上がった(笑) 惜しむことなくザックリ ヒモを掛けて アパートのごみ置き場へリリース 多少振り返ったところで いまも昔も結局は「ヤルことは一緒」そんなことは解っていて 過去も現在でも重要なことは決まっていて 身のまわりの選手に こんな古い記事に載るインタビュー「通じることがある」ではなく 一緒なんだ そもそもの選手はみな その理解が必要で「伝承」といった育成なのかと オレは考える

『ロレックスしてポルシェに乗る』実業団選手時代の年俸の10倍近く 初年度の契約 オレ自身の話しを 選手のモチベーションにつながればと つい先日も若い選手へ告げてきた 「プロ=稼ぐ」先週のレキップ誌で公開された 欧州のプロ自転車選手の契約金(上位者) まあ世界のプロスポーツ選手の額からすると「安い」でも モナコに居住する超高額所得者だ 

「選手で飯を喰う」日本国内では(ある意味)就職先に変化しつつ 決して悪い現実ではないんだけど 大学の自転車部を経て「チームへ雇用」そして国内ツアーを盛り上げる経路 一方で(U23)欧州のプロを目指す経路と 大きく2つの路線が明確になってきて(欧州のプロ選手の)育成に携わる側としては この国内事情(2つの仕組み)に苦慮してはいたんだけど昨年 国内ツアーのトップ2選手(ベネゼエラ籍と日本人)今季より欧州のプロチームと2年契約の締結 結局 強ければ どこからだって 欧州のプロチームと契約することができる仕組みは この日本でも現実に存在する証しが生まれた

まあ当時(日本では)カテゴリー区分がまだできていなかったので 高校生に上がった段階で プロを目指す組は(ホビーレースや年齢別のレースヘは選ばず)いきなりエリートのレースを選択(はなから同級生と勝負する気はない) 現在の国内のレースと全く比較にならない 当時のレースは「えげつない」 怒号まで飛び交い「なんでもあり」ズルやウソ 弱い者いじめは茶飯事(15歳ながら)「レースはこう言うもの」大の大人とガチのケンカ マジで「性格」極悪にならないと勝負にならない 実際に国内のエリートに近づく過程で 各選手の性格 その走りの厳しさを増していった まあでも現在(実際)欧州で勝ち上がってきている奴らは えげつないレースを散々走ってきているはずなので メンタルと脚 意地悪な走りを 厳しいレースで身に着けてきている 現状(日本で)綺麗なレースしか走っていないと 欧州へ行っても撃沈 そんな選手 後を絶たなかったりもしている訳だ(カラダの準備の話しでもある)

オレ達は趣味で自転車レースをしている訳ではない なので「楽しむ」楽しみ方の意味も明確に趣味の楽しみとは異なる 厳しい練習を楽しみ 強くなって行く過程がおもしろい 良い走りができたレースを醍醐味とし 勝つためのプロセスに全てを注ぎ込む こんな生き方が楽しいと純粋に思うことから 選手で飯を喰う プロで稼ぐ 延長線に至るってことになる

『職業』そう答える選手の育成 妥協なくまいります




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