20120107

リハビリテーション

90分間 みっちりと ストレッチングと リハビリです

肩関節は上腕骨と肩甲骨 鎖骨の3つより構成されていて 
上腕骨と肩甲骨を繋ぐ 臼蓋上腕関節(いわゆる肩関節)と 肩甲骨と鎖骨を繋ぐ 肩鎖関節で構成されている

体幹とは胸鎖関節として繋がっているだけで 筋肉につられるように支えられている・・・ 腕は ぶらさがっているだけってことになる

通常の関節って 骨と骨を靭帯を使って繋がれていて 動いてはいけない方向には 動かないように守られたりもしているんだけど 腕(上肢)自体は 胴体(体幹)とは 靭帯では繋がれていなくって 実際に骨を動かす筋肉のみで 繋がっているだけってことだ

わかりにくいかな?

実際に動かす時には 三角筋 大円筋 僧帽筋 大胸筋 上腕二等筋腱などのアウターマッスルと 肩回旋筋腱板に代表される 肩甲下筋腱 棘上筋腱 棘下筋腱 小円筋腱のインナーマッスル この2重構造になっている(この筋肉や 腱板で 腕は支えられている)

さらに もう少し簡単に おおざっぱに言うなら 僧帽筋と言う筋肉で 腕(上肢)は 吊られているってことだ・・・
僧帽筋は 頚椎のさらに上(外後頭隆起)から 背骨をくだって胸椎の12個までに繋がっていて(背骨のほとんどの部位) そこに着いているところから支えて 鎖骨と肩甲骨 それと腕(上肢)自体を 吊って支えていることになる

ようは 5個の腰椎(骨盤から数えて 下から5個の背骨)以外の背骨を 全部使って 腕は支えられて 動かしている事になる って事は 腕って 背骨を使って動く事になるわけだ・・・

このことを サイクリストの肉体として解剖し解説すると またクドイ話になってしまうので 次回 詳しく書きます・・・ でも これだけ! 腰椎から下肢を効率よく動かすためには 上肢を動かすための背骨の動きが重要ってことだ・・・ 背骨で支えて動く 上肢(腕)の動き 動かし方次第で 背骨(体幹)の動き方や 使い方 動かし方に大き違いが生じてくるってことだ(このことは すべてのスポーツ競技者に通じます)

今回 僕は 肩まわり腱板 インナーマッスル(コアマッスル)のリハビリをしています
この周辺の部位の動きの不調や 腱の損傷から 背骨を伝わって全身の動きの不調につながっているので 手の指先から 体幹 腰部 脚のつま先に至るまで 丁寧に ストレッチを念入りに行い 実際の腱板周部のリペアーを実施しています

ん~ かなり地道な作業ですけど・・・ コレも 仕事ってことで! 頑張りまぁ~す