20120223

doup/ ドウプ

このての書籍 4年も経てば 「昔の話」 過去の文献になってしまう・・・ 毎年 何冊かウチに届くので 読むのが一苦労です!

先週 知人のベルギー人から 昨年から審議されていたスペインのサイクリストの話になって 「結局 疑惑は真実って ベルギーの新聞に大きく載ってた・・・」 なんて聞かされた 彼はサイクリストではないんだけど とても怒っていた

サイクリングの場合 特にロードレースでは 筋肉をつくる仕組みではなくって 筋肉を動かす仕組みに対して 人工的にカラダへ何かを施すってこと! まあ 代表的なのが EPO(erythropoietin)ってやつを どうにか(?)しているんだよね~

ドープの説明をしても しょうがないんだけど サイクリングでは それだけ 体内の仕組(筋肉を動かす仕組)しだいで 走り方が大きく変化するってこと・・・ なので ちょっとだけ!

そう 酸化系の経路で動く筋肉(Slow Twitch Muscle Fibers)を いかに効率よく しかも継続的に運動させ 自身が持つ最高のパホーマンスを継続して運動させ続ける そのために・・・

EPOは ほとんどが腎臓で産生される 赤血球の産生を促進するホルモン・・・  赤血球を作るよう骨髄に働きかけているってこと! もともと体内に存在する物質なので 人工的に外から体内へ取り入れても 検査が難しいため 「疑惑」ってのから始まる・・・

じゃあ 赤血球が多いと 「何が良いんだ?」ってことなんだけど・・・ 呼吸により肺で取り入れられた酸素を (赤血球の中にいる)ヘモグロビンによって筋肉へ運びこまれる・・・ 酸化系の経路で動く筋肉は 酸素が多ければ多いほど効率よく しかも 回復しながら動く仕組み(詳細は省略) なので 高地トレーニングなんかで(その他のメソッドは省略)ヘモグロビンを増やすトレーニングってのやるんだ・・・ でも ヘモグロビンをコツコツ増やす練習をしたって ガッツリ増えるわけではない だったら 赤血球ごと増やせば ごっそりヘモグロビンだって増えるって・・・?

骨髄では毎日何千億もの赤血球が作られるんだけど 赤血球の寿命は約120日で分解される(なくなる) 人為的に増えた赤血球があっても 時間が経てば なくなるってこと・・・?

そうそう 「酸化系の経路で動く筋肉の仕組み」 ただこれだけ! この仕組みを上手に 効率よく動かすために・・・ ん~ ながくなりそうなので このへんに・・・ まあ いつものことなんだけど
LSDとか 丁寧に筋肉を動かすこと ストレッチングで可動域を広げること 筋肉の隅々まで使えるようにする

ベルギー人の彼と話をしていて 「あなたは使ってない?」って 笑顔で問いかけられた時 ちょっと目がマジだった もちろん 『No!』 って答えたけど