20120511

思いだせ

先週 チーム練習で行った時の 富士山です

イタリアでのレースも始まって こころのなかが ざわざわしてきて・・・ なんとなく そんな気持ちになってきてはいる でも もし こころのざわつきとかが なくなってしまったら 僕が 僕ではなくなってしまうときかもしれない 

そんなこととは まったく別なことで モチベーションが維持できない・・・ ん~ こまった

そうそう こんな僕のために ジャージをつくってもらったり サポートして下さる方とか 応援してくれるみなさんとか 新しいチームのメンバーのみんなとかもいるのに・・・

いまは とにかく環境整備をしっかりして 集中して走れる環境をつくる・・・ これが 僕のイチバン重要な仕事! それと つくってもらった 新しいジャージに慣れること そして とにかく 乗る! くりかえし・・・

このときの 23km の登り・・・ まだ 思った通りに登れる 集中もできている 登っているときには 「心臓の動き 脚に伝わる負荷 ギア比 距離 路面の情報 呼吸 筋肉の状態・・・」 脳の中では そんなことだけ! でも 速く登れるかは わからない・・・ (だから 練習するんじゃん)

そう このときも チームのメンバーと走ったんだけど ちょっとだけ ウォームアップして すぐに登り始めたので 序盤は 呼吸と筋肉の同調を意識して 僕が先行・・・ 山を速く走る練習方法も 星の数ほど存在するけど 「全力で集中してめいっぱい走る」ってのも 効率的な練習なんだけど それだけで速く走れるようになるんなら 頑張れば(頑張れれば) もれなくみんな強くなる! シンプルだぁ~ フフフ!

脚質や走り方が違って 脚に差があっても 「一緒に走る」ってことで それぞれの練習効果につながってくるんだけど・・・ 個々に課題をもって 集団で走ることで 「同じスピードでも 楽に走れる」「同じ速度 登りでも 軽め(重め)のギア比で走ってみる」・・・ 自分のスピードより遅いと思っていても 他の選手のスピードに合わせているうちに 認識のないうちに 自分の意識では使えていない部位を使っていたりして いつのまにか 限界地点でペダリングをしていたりして・・・ コレが チーム練習の効果ってことだ

僕の後ろに ぴったりと 1人だけついてきてくれた・・・ 僕は 酸化系の筋肉しか使わずに 負荷(ギア比)を落として 終始一定の負荷で走ることに徹して先行する でも 酸化系で動く筋肉だけで 20kmも走り続けていると いくらなんでも 筋肉が悲鳴を上げだす!(踏み込んでいる方が まだ 楽に速く走れる) でも チームメイトと一緒に走っていると 集中力も持続でき いつのまにか 限界点での練習になっていて・・・ こんな練習 何年ぶりだろう~ チギリ合いとかなんか 一切しないで ダッシュとか 駆け引きなんかもしないのに こんなに追い込んだ練習ができるなんて チームメートに感謝です! 本当におもしろかった

ん~ もっと シンプルに考えよう・・・ 楽しめなくなったら それこそ 僕ではなくなってしまう! そしたら みんなに なんにも返せなくなってしまう・・・ 「『雨でも乗る』って決めてれば 曇りでも 迷うことなく練習に出られる!」 そんな言葉を純粋に思い出した そうして 『こんなおもしろい仕事 やめられない・・・』 って いっつも言っていなけりゃ。。。 この日 チームメートに 教えてもらった気がします