20140627

【FAQ and Reply】

サイクリングに重要な 意味の深い質問を戴きましたので 僕の返信を紹介します


【スピード練習のプログラム】
---------------------------
①「2.8」でのLSD 
②ペースライン 先頭交代でのペダリング
③ギアを掛けて 回転させスピード上げる
④ギアを掛けて 回転させスピード上げ 維持 ATへつなげる
⑤ギアを掛けて 自力で加速して 回転させスピード上げ 負荷を掛ける
※⑥ギアを掛けて 回転をあげる(ローラー) 目安:アウタートップで150回転
---------------------------
ザックリ項目なこんな感じです
スピード練習の 基礎の練習方法です

現在 既に③④までは 身に着いていると思います
①~④までが しっかりと 自覚し身に着いていることが前提で ⑤に入ることにより ①~④が活きます

言い換えますと ⑤と 同様の練習は どんなチームでも 似たような練習をしていますが 実際は ①~④を生かすことなく 使うことができず ただ「もがく」練習になってしまっていて 酸化系筋繊維と 解糖系の筋繊維を ON OFFの練習になり ただ乳酸の生成をした練習になってしまいます
Typ1とType2aの筋繊維は使われず Type2bだけの練習になってしまうケースが (ほとんど)多いです

①~④が身に着いていることで しっかりとできていて Typ1とType2aの筋繊維を使いつつ Type2bを使って 自力で加速 負荷を掛けて加速する練習ができます

これから⑤に入ってください
トラックの練習に近いのですが 本格的な 古典的な(欧州でも)スピード練習です 僕たちは 子供のころに済ませた練習方法ですが 「基礎練習」ですので 選手は 繰り返し練習します

簡単に説明しますと 「丁寧に加速する」「丁寧にダッシュ」 でも「短時間で加速」できるよう しかも 解糖系から産出された酸は 4Mm以下で ピルビン酸のまま 乳酸に変化(代謝)させず 酸化系の経路で 酸を燃焼させつつ 短時間で加速することと 短時間でトップスピードに上げる練習です

国内のレース程度では これまでの練習ができていれば 「登れます」


charipro SeijiSaito
Official website:http://www.charipro.com/