20090125

Analysis of riding

≪チャリプロセミナーVol.2≫
●4つの要素
①スプリント: レースでは 常に誰かがダッシュしている 集団内は流動している
②山: 酸素が重要 常に筋肉に負荷が掛っている 無酸素運動もしている 回復力が重要
③スピード: 平地と登り共にスピードが必要 最高巡航の仕組み ダッシュし維持する
④センス: ブレーキング コーナリング ペダリング レースセンスなど
スプリントは平地で加速 登りでは勾配の変化で加速 自転車とは回復しながら走る
スプリントも登りも 無酸素で加速し 有酸素で回復し スピードを維持する

●エネルギー供給の仕組み 骨格筋を動かすATP(アデノシン3リン酸)糖質と脂質が原料
ATP-PCr系 ATPのみを燃焼した場合1秒間 瞬発力
解糖系 備蓄したグリコーゲンで運動 ピルピル酸が産出(乳酸と変化)
酸化系 血中の酸素を使い糖質と脂質で運動 ピルピル酸も使う CO2と水が排出
・有酸素の仕組み 外呼吸と内呼吸の事を心肺機能と呼ぶ
・無酸素の運動の仕組み グリコーゲンの備蓄(肝臓と筋肉)
・回復能力の仕組み AT(LT OBLA)4mMが乳酸地点 ピルピル酸の処理の仕組み
・ATとは 酸素供給が足りなくなる地点(無酸素運動もしているピルピル酸を完全除去)
酸素供給の重要性 ピルピル酸を完全に除去(燃焼)していれば 永久に走れる理論
最大酸素摂取量よりも 乳酸を除去する仕組みの方が重要である(※案内できませんでした)
【結論】 
自転車は 充電し回復しながら有酸素と無酸素の筋肉を使い分けて走る
回復力を向上させるには 有酸素で使える筋肉を多くする(内呼吸を増強する)

●心臓に負荷をかけたトレーニング 随意筋と不随意筋 心臓に筋トレをさせる
心臓の仕組み MHR(数に限界がある) 自身のHR まずは心臓に酸素
1)有酸素の運動ベースで 負荷(スピード)掛ける 使えていない筋肉を使う(引き出す)
2)インターバル(乳酸トレーニング)無酸素で乳酸を生み出し有酸素で除去 回復力向上
LSDの説明 全身の筋肉を使い最低スピードで走る 筋肉また 体の動きの見直し
ギァ比の説明 2.6~2.8(目安)時速30km/h前後 前半は30%→中間から上げる
【結論】
有酸素で使える筋肉を増やす → 酸素供給が多く必要 → 心臓が筋トレする
タレない練習が重要 登りも後半から踏む 自身のATを確認する(心拍数の認識)

●その他
コンコーニテスト(HLT/Heart Rate Threshold) ジムでの練習 つってしまう現象 ペダリングはエキセントリックな運動
使える筋肉が多ければ ポジションを変えて 筋肉を使い分ける事ができる → 疲れない

【総論】
有酸素で使える筋肉を増やすには → 可動域を広げる → 筋肉と関節の柔軟 ⇒ 回復力向上
酸化系の筋肉をフルに使い いかに多く解糖系の筋肉で走る事ができるか 強くなるポイント