20090521

コンディション

いまどきスポーク車輪! うちにある大量の手組のホイール・・・ 

先日スポークが飛び フリー側のスポーツを交換して触れを取っています 自分で組んで張ったホールなのでまあ信頼性はあるけど なんせ組んでからずいぶん年数が経つので飛び始める時期に来たのかも まあ まめに調整するのも楽しみの一つ 

しかしオンボロの触れ取り台・・・ ようが足りているので問題はない! 腕次第だよね!
このところ結構調子は上がってきていて この「調子」ってのが 難しい。。。 スポークを交換して触れを取るって事と同じなんだけど でも体は生身です・・・

体調の管理には人それぞれ・・・ 最も良い方法ってのを見つけるまでが大変で 長年選手をやっていても 晩年になった頃にやっと何となく方法が見えてくる。。。
調子って フィジカル面だけじゃなくメンタル面までのケアも必要で どちらともそこそこうまく行っていても 調和が取れていないとどうにもならないんだよね 体内の調和が乱れると本当にクセが悪い!
人体の約20%がタンパク質(筋肉)でできている その筋肉には「随意筋」と「不随意筋」とに分けられる 簡単に言うならば 随意筋とは自身の意識で動かす事ができる筋肉で 関節を動かす為の筋肉です また一方不随意筋とは 自身の意識とは別の自律した神経で動く筋肉の事で 内臓や脳なんかの事を言う
この不随意筋を支配している自律神経ってやつをコントロールする事が まさに至難! 胃や腸などの消化器官をコントロールする事だって難しいのに 栄養やエネルギーの供給や血流 ホルモンの分泌による生理的なバランスをコントロールするには この自律神経ってやつとの調和が必要になってくる

不随意筋を仕切っている自律神経ってやつは いわゆる「メンタル」ってのが大きく関わっていて 目や耳からの情報の他 自分の頭の中にある僅かな隙間で考えている事などで いとも簡単に調子を持って行かれてしまうんだよね・・・
目に見えないプレッシャーであったり 日常の細かい事であったり 僅かなストレスによって あっという間に好調が失われてしまう事も少なくない

随意筋って呼ばれている筋肉は 関節周囲まで細かい部位にわたりストレッチングすることで フィジカル面でのストレスの緩和に大きく効果がある この事によりメンタル面で動きが悪くなる自律神経系の動きに問題があった場合にも 動きの緩和に結びついてくる
この事は いわゆる「疲れのメカニズム」とも関わってくる ※「疲れのメカニズム」については改めて話します
みなさん じょうずに調和がとれていますか?

近年では市民レーサーであっても著名な選手ともなると プレッシャーを背負いレースに挑んでいる  本当に素晴らしい事です!
応援してくれる仲間がいて みんなが目指す選手にもなっていて・・・ こういった選手が 今の日本の自転車界を支えているんだよね。。。 まぎれもない事実である!
アマチュアとかプロとかではなく 夢を与えてくれるよねぇ。。。 

そんな選手を見ていると 多くの事を考えてしまいます
「純粋に楽しんでいるのかな~」「伸び悩んではいないのかな~」「ケガを抱えてはいないだろうか」「方向を迷ってはいないだろうか」 様々なプレッシャーとか  
伝承する事もプロの仕事です どういう形で伝えて行けば良いのだろうか でもまあコツコツやってまいります