20190208

後記|メディカルサポート(Performance)


今季より活動することになった「Yamanakako Cyclisme Formation」僕の担当する仕事として ①パフォーマンス(メディカルサポート)②選手の全般(スポーツディレクター)③国内でのコネクションの調整(業界関係者) 工業会や連盟とのつながりや もろもろの関係性なんかを 持っている?知っている?解っている? まあそのために雇われた訳なので 結構めんどい仕事なんだけど かなり重要だよね 「ベタベタと足跡を着ける」「土足でなんちゃら」「知らず知らずと」まあどこの業界だって重鎮がいて(アプローチの問題) ボタンを掛け違ってしまっては(入り口を間違えてしまっては)『手遅れ』否めない訳だ まあそのためのオレ 運営には携わらないにせよ このあたりの調整くらいは手伝わないと (知らないうちに)鼻つまみモノ扱いに(結構そんな姿をみてきているので)されてしまっては 先に進めないからね(③の仕事)

トレーニングキャンプ 初日のメニュー 朝練習終了後の(チームでは初回)「パフォーマンス(①の仕事)」5名の選手を限られた時間で診るため「広く浅く」ではなく『アプローチを絞り追及する』今日は まだメディカルチェックを済ませていない選手(3選手は既チェック済)のカラダを 教材を兼ねた座学と理論 仕組みの解説を同時進行させながら「診る」 そうそうカメラの前「NHK」さんも絡んだセッション まあボク的にはいつもの感じで極々と滑らかに舌をまわし 選手の可能性を探す作業 才能を極める仕事を淡々と なによりこのスペース全て(建物ごと)選手のトレーニングルームとして完備されている パフォーマンス陣からすると とっても良い環境だ

「強くなるために 遠慮はするな」殺し文句は「(欧州で)プロになるんだろ」この2つに尽きる僕らの仕事 ボク(トレーナー陣)の方から「教えさせてください」と 選手へ問い掛けることはない 選手は自分の意思から「トレーナーを使う」ことで プロの仕事が履行される仕組み なのでプロ(プロを目指す)チームのトレーナーは「選手からの依頼を待つ」とは言っても WT(ワールドプロツアーチーム)のトレーナーは 間違いなくフル稼働している訳で トップチームのパフォーマンス陣の人員 5~8名(それ以上)の在籍がその証 この場で選手へは「自分から来なければ 僕からは何もしない」と告げる

特にアンダーの選手を診るってことは 時間と共に変化する身体 成長する過程 その僅かな変化を見逃すことなく診ていかなければ「才能」を伸ばすことができないんだ 定期的なメディカルチェックを施すことで 選手自身が自分のカラダの変化を自覚することから ポジションであったり 目的の練習や根本的な走り方であったり 走り込むことから 乗り込むことからでなきゃ生まれてこない事実を 選手自身が創っていく仕組みに 僕らトレーナーがいる訳だ 些細なことを指導するのではなく 選手自身が気が付くことが才能てことなんだ まあだからと言って 細かいことばかり考えているようでもダメで(このあたりのバランスは必要かな)また「期限」カラダが成人になるまでの 成長が完成するまでの期間が U23(19.20.20.22歳)までの4年間 特に「筋繊維の本数の形成」と「Vo2Max(最大酸素摂取量)の仕組みの形成(ザックリ言うと ヘモグロビンが取り入れる最大量域)」その他「骨格筋形成」と このあたりは成人からのトレーニングでは いくら高度な科学的なトレーニングを行っても この時期以降は伸びていかない事実があって 待ったなしの期間がこの4年間なんだ 育成選手は このあたりの自覚を 焦ることはないんだけど モタモタしてたら伸びない事実「1秒たりとも無駄に使うな」 でも じっくり時間を掛けてやらなくてはならないこともあるので「間違わないよう」オレ達パフォーマンス陣(トレーナーとかフィジカルセラピストなどと言った位置づけ)がいるってことだ

また「ケガ」選手の不具合に対しても 僅かな些細な「気になる」 ココへの対処にも「フィジカルコントロール イコール メンタルコントロール」につながる訳で 僕たちの仕事は無限での責務があって 動き(メディカルチェック)やデータの管理と分析 練習時間 練習コース 練習内容の他 しっかり休養と休息の管理までは診ていきたい 特にアンダーの選手は「(他人の)言うこと聴かない?(まあ選手はこれくらいじゃなきゃ(笑))」全部を報告してくれるわけではないので そのあたりの塩梅(加減)は こっち側で図っていかないとならない 可能な限り隙間なくってのを目指したい限りだよね(トータル的に②の仕事)

昨年から再参戦してきたJBCF (昨年)初戦の監督会議での驚くべき珍事を想いだす 特定のチームへの批判 しかも名指し さらにしかも多くのチームの代表者から「そこまで言うか?」と 海外派遣まで行っている育成チームを それぞれ思うことはあったとしても よってたかってそこまで悪く言う必要があるのかと 若干耳を疑うサマは この国内事情の現実なのかとも(記事 at last stage3|やっと!)きっとヤッカミも加味することなんだと理解はするけど また言われるチームにもその要因 知ることもある まあこうした諸々も 無視することはできず 面と向かって臨む次第なんだけど 選手の振る舞い以上に 僕らスタッフの振る舞いは「評判」なんかも慎重に受け止める重要性 唯々選手のためにとか 強くなるためにだけでは へつらう必要なないにせよ このあたりのバランスの調整 図っていく仕事も僕の担当になるのかな ん~ やることいっぱいじゃん(汗)

コンチネンタルへ挑戦するアンダーの選手(ジュニア以下も)チームを問わずメディカルサポートしています
C Professional Conditioning Room
https://cprofessionalcr.blogspot.com/
(「強くなるために 遠慮はするな」「自分から来なければ 僕からは何もしない」)


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