20歳と39歳が戦う「グランツール(La Vuelta ciclista a España 3291.4km)」結局 スキージャンプからの転身選手が首位を守り覇者へ 20歳でステージ3勝 最終のクイーンでの勝負の走り これから始まる新しい時代を魅るようなキレ 百戦錬磨の超ベテラン現世界チャンプへ臨む姿勢 欧州(のプロ)を目指す選手の想いに「焦り」感じない選手はいないはずだよな
1st Primož Roglič 65 kg 1.77 m(26歳)
2nd Alejandro Valverde 61 kg 1.78 m(39歳)
3rd Tadej Pogačar 66 kg 1.77 m(20歳)
このスペック 歴代の総合選手の理想的な体格(骨格筋)比重 自転車レースは体格別(体格のハンディ)ってのがなく 身体がデカくても小さくても 同じレースで勝負するスポーツ 身体のハンディは「得意な走りに転換」勝負の仕方でレースを走りことが自転車レースの醍醐味って訳だ(走りの詳細は省く) スペックから比較しても 日本人が劣っている体格ではないことは言うまでもなく数値が示していて 僕らの時代からも同様で でもまあ当時はオレ(身長)は大きい方だった(62 kg 1.77 m)先輩選手は皆 体重が僕より(背が低い分)4~5kg 重い骨格筋だったかな 体重からの脂肪比率は「5%前後」だとすると 相対的な筋肉量(パワーウエイトレシオ / specific power or power to mass ratio)から 身長と体重が算出され こうした大きさが「総合の選手の基準」的なスペックってこと
僕はトレーナーだけど いわゆる「筋トレ(単にウエイトトレーニングを指す)」を全面的に推奨はしていない 特に自転車レースの練習では「基本的には乗って(ロード練習で)全てのトレーニングができる」カラダ全身の自転車レースに必要な練習は ロード練習の中で(乗ってて2本の脚と2本の腕を使い)アプローチし負荷を掛け練習することができるので「筋トレの必要はない」)(命令系統と生理学的な動きも含め)そう言っている このことも「身体の準備」ってことで レベルの高いレース, 高速で展開, 登りで何度もアタックを掛ける, 強い選手との逃げ, カラダ全身がしっかり使えていれば ギリギリの厳しいレースの後なんかは「腕が上がらない」夕食のときに「手を持ち上げられなくって メシを喰うのがヒト苦労」マジ大変 こんなレース経験 ガキの時から繰り返してきている訳で まあ自転車の練習とは別に 筋トレの必要なないってことを言っている
※自転車乗ってて全身に負荷を掛けることができないようなら 専門的(相対的)なウエイトトレーニングは必要で 厳しいレースを走ってて強くなれないようでも同様なんだ
そうそう カラダの準備が整ってないと「脚だけで走る」海を渡る若者(欧州へ臨んでいる選手)たっぱ(背)は足りてても どんどん太もも(大腿部の前面)が肥えて(太く)なっている? 身体(骨格筋全体)が増えるのではなく「脚が太くなっていく?」でも上半身は「きゃしゃ(細っそり)」そんな選手の事情も有りアリでマジ心配 カラダ(全身)が使えてないと厳しいレースでは「踏み踏み」になってしまうので(トップスピードの課題)偏った体系に変形してしまう傾向 人種の違いではなく そもそもの問題なのかと思っている
自転車ロードレースは カラダの大きさと才能とはリンクしないとされている でも厳密に言うなら「そもそもの身体」って 身長とか体重の中身の問題 国際レベルのスキーのジャンパーが成人から始めた自転車レース 結局は自転車レースでも国際レベルに到達して「成人に至るまでのカラダ創り」ようはアンダーでの練習(レースを含め)の重要性 この国の根深い課題 粛々と解いてまいります
筋力 柔軟 可動域 命令系統と内分泌 人体は精密だ
カラダの準備
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トップスピード
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